昨日、時代劇チャンネルでやっていた『風林火山』が最終回。
いや~、最初から最後まで面白かった。(フィクションの部分が多々だと思うが。)
放送当時、見ときゃ良かった。
内野聖陽さんは良い役者だと思う。
戦国時代というのはドラマ性が高いというか、描き易い時代ではあると思うが、
夢をみたまま、現在進行形のまま死んでく武将というは男冥利に尽きると思います。
当時の生死観や、人間関係、人の良し悪しの判断、
どれだけ資料を積み上げてみたところで、現代のそれとは全く異なるものと推察されるが、
自分のすべてを賭けられるお館さま(上司)に出会えるということは、
死に甲斐(生き甲斐)の極みでしょう。
ん?甲斐 ⇒ 武田!
(いまどきは、心から信頼しあえる主従関係なんて少ないのだろうな。)
山本勘助が武田晴信(信玄)に仕えたのは40代半ばとも50代前半とも言われ、
そこから第4次川中島までの短い間を、この人は濃く濃く生きることになる。
惹かれるな、山本勘助。今年は、勘助の墓参りだな。
『天地人』の時は、米沢まで直江兼続の墓参りに行っており、
嫁さんは、”この人は、旅行といえば、侍の墓参りばっかり!”とあきれている。