西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

2024年の上期

2024-05-06 10:42:15 | 神社 古代

一年の1、2回の頻度でブログを書きたくなります。今どうこうというのは無いのですが、過去の日記が自分的には結構貴重なので、此処をなんとなく維持しています。

さて、今年のこと。

まずは、2月に伏見稲荷大社へ詣でました。10数年ぶりですが、割と好きな神社です。お稲荷さんって ちょっと引いてしまう感もありますが、此処は宇迦之御魂神様なので決して怖い神様ではありません。よく取引きさせられるとか言われるのは荼枳尼天系のお稲荷さんとか。(もっとも、荼枳尼天についても真面目に調べればそういうことでもなさそうですが。)

伏見稲荷の神様は自分の同じ性格を感じます。→さそり座のO型。

→情念は強いけど、基本  大味、細かいことはどうでも良い。

今回は、伏見稲荷のお山を登らせて頂いたのですが、山の中に伏見神寶神社という神社がありまして、狛犬ではなく駒龍、他龍がいっぱいでした。今年は辰年なので、流行る(もう流行っている?)と思います。稲荷系の神社ではなく、十種神宝と天照大神を祀っています。つうことは物部系の神社だなと勝手に思っています。まあ、伏見稲荷大社は秦氏由来で千年以上前に出来たものですが、例えば明治、大正期にも稲荷山にいろんな団体がいろんなものを建てているので、細かいことは気にしないことにしていますよ。

此処は竹取物語とも関係あるそうで、珍しい竹の鳥居もありました。

昔は一日に何か所も回ったのですが、最近は精々2、3か所にしています。行きたい所は大概行ったので。

昼は伏見稲荷様で、夜は春日大社様へ節分万燈籠を見に行きました。

3000基の吊り燈籠に灯がともると凄く幻想的な感じでした。自分のしけたPicでは表現できません。

春日さんは、ちょっと訳あって毎年参拝しており、3月にも訪れました。その時に行った橿原市考古学博物館が凄く良かったのですが、長くなるのでやめておきます。

さあ、GWと言えば毎年 位山に登拝しており、今年も無事行ってこれたことに感謝です。

奥の上り口に行くにはホント細いグネグネ道を行くので、家人のハスラー4WDが丁度良いのですが、自分独りでのお出かけには貸してくれなのですよ。普段は、もうちょっと大きい車カッコヨスと思うこともありますが、位山他、自分が行く神社の奥宮は細い山道が多々なので今の車(シャトル)より大きなのは無理ですね。(シャトルは、車中泊できるしね。)

GW後半は、平泉寺白山神社様へ。前から行きたかった神社でしたが、”戦国期の一向一揆で沢山の人が・・・”という話が漠然と頭の隅にあって、行かず終いでした。一言で言えば、とてもとても良い地でありました。苔宮、苔寺として有名ですが、司馬遼太郎に言わせれば、此処に比べれば京都の某所なんてショボ過ぎるとのこと。

室町期には南谷3600坊、北谷2400坊、48社、36堂、6000坊の院坊を備え、僧兵8000人を抱える巨大な宗教都市だったそうですわ。源義経も寄ったらしいし。苔については知りませんが、伊勢の神宮他と同様、広大な其の地全体が聖域と感じる場所でありました。この辺りだと永平寺が有名過ぎる程に有名ですが、道元って絶対に此処の氣というか龍脈を知ってたと思うわ。白山信仰 ってスピ系が大好きなんだけど、中世からの色々な争い、白頭山絡みの半島信仰繋がり説、被差別部落民の信仰、東北地方のおしらさま信仰等、複雑と聞いています。(スピ系とパワースポットという言葉が大嫌いなので、すみません。)先人の御苦労と哀しみを背負いながら、我が国の神社、聖地は続いていますよ。

それにしても、一向一揆にしても、三国時代の五斗米道にしても、不幸な時代の民衆による残虐性ってどうなんよって思います。知識も思想もなく、狂気だけ。”喰えない”という経験をしたことが無いので、偉そうなことは言えないけど。今の日本の状況を見ても、政治家やマスコミにも責任はあるとは言え、選挙にいかない、自分の頭では考えない愚民の衆に一番罪があると思えてなりません。

勝山と言えば、昔は全くご利益のない越前大仏しかなく、あと、自分的には天龍さんの出身地ということぐらいです。(何十年も前に、天龍展を見に勝山市立図書館へ行ったのだ。)今は、恐竜博物館で、もう、何処を通っても車がいっぱい。福井県は、恐竜でここまで盛り上げたのは凄いと思います。

んで、平泉寺白山神社の帰りにアニメ:「銀魂.」で、その名が有名になった弁財天白龍王大権現様へ。もう、凄い名前です。

つうか、中世には此処までが平泉寺白山神社の敷地だったそうで、弁財天もその中の一社であったとのこと。現在の平泉寺白山神社も1/10しか発掘されておらず、今も発掘中です。

このGW、行こうと思っていたところへも行けたし、割とジムへも行けたし、良い連休でありました。