西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

何かと金が掛かるが

2013-05-18 22:10:11 | 日記

歯に穴が開いている状態なので、朝から歯科医へ行きました。

予約が6月1日まで埋まっているとのことだったのですが、

ご好意で無理に入れてもらって、即日、治療して頂きました。

とは言え、9時に病院に入って治療台に座ったのが10時30分。

院長先生は常時4人の患者を掛け持ちで治療されている状態。

”少しいじっては別の患者へ”という感じで、12時近くまで治療台に座っている(ん?寝ている)状態でした。

あんな状態で、先生、間違えないのかな~。

この歳になっても、あのドリルみたいので歯を削れらる瞬間はたまりませねえ。

自分の無力さを感じるというか、”オレ、弱えええええ!”って気分になります。

歯のレントゲンとか撮られて結構な出費になりました。

でも、この機会に数ケ月掛けても、悪い所は全部直しておこうと思っています。

夕方、息子の師匠がやっておられるスポーツ店へ。

胴と垂を購入。

先月も綿袴を新調しており、バカ息子に金が掛かっております。

彼の人生で、彼の意志で、初めてポジティブに取り組んでいること。

親として協力できることは金を出すことくらいでしょう。

来月は、能登遠征、二段の昇段審査等があり、中3の一学期も剣道でパンパン。

そろそろ、高校受験について真剣に考えなきゃいけない時期ながら・・・・・・。


修学旅行

2013-05-09 23:01:37 | 親バカ

息子は、今日から関西方面へ修学旅行。

今頃、USJ側のホテルだろう。

一組だけ一般部屋が足りなかったそうで、息子とUくんのみスウィート・ルームを当てがわれたらしい。

野郎2人でスウィート・・・。

今朝、最寄りの駅まで送っていった。

時の経つのははやいものだ。息子のことじゃなくて、オレのこと。

自分が中学の修学旅行の時、やはり父の車で駅まで送ってもらったのだけど、

後日、父が、

「お前、友達と楽しそうにしとったの~。」

と言っていたのを思い出した。

自分が父親となって、全く同じことをして、全く同じことを感じた。

息子は、友達と楽しそうに笑っていた。

当時の僕が中学生なりの悩み事を持っていたのと同じ様に、

息子も彼なりの心配事は持っているのだろう。

でも、友達と談笑する息子は、屈託無く楽しそうに見えた。

今、彼の身長は僕と同じ。今年中に抜かれるだろう。

他の事でも、とっとと抜いて行ってもらいたいものだ。


ソファー

2013-05-05 11:13:57 | 日記

新しくソファーを購入。

いままで使っていたのが10年前に買ったやつで、

息子が小さかった頃に飛び跳ねた為、スプリングが飛び出し、

犬がかじりまくってボロボロ。

カバーを掛けて何年も誤魔化してきたが、近々に中学の家庭訪問もあり、

もう限界かなと。

限定2台で、通常売価の1/3だったのですよ。

”開店と同時に”というヤツです。

家具とか大型の家電を買った時や、引っ越しの時など、

毎度々々、運搬業務をされる方々が恰好良く見える。

さわやかでテキパキとされていて。

今更ながら、体を使った仕事に憧れる。

もっとも、今となっては腰、肩、膝と調子が悪く、その種の仕事は全然できないのだが。

オレは、ソファーで寝るだけの人間・・・。


ひとりで歩く

2013-05-02 20:27:11 | 神社 古代

イチイという名の木を御存知だろうか?大昔、貴族の持つ「笏(しゃく)」を飛騨の位山(くらいやま)に生息するこの木で作り、朝廷から官位の「一位」を賜ったことから 「一位」の名前になったそうだ。昔から現代に至るまで、天皇が即位する時に献上する笏は、位山のイチイを用いる。位山は、飛騨一ノ宮・水無神社の御神体でもある。その位山に登ってきました。

まずは、水無神社へ。去年の夏に寄った時に、とても良い感じがしましたので、再訪。今日は、何かの祭礼だったのでしょうか。まっ、朝から晴天に恵まれて清々しい雰囲気。

そこから位山へ。位山と言えば、超古代文明、竹内文書、天孫降臨、日本のピラミッド、両面宿儺等々、神話と伝説に満ち満ちた山です。平安時代には和歌でもよく詠まれており、清少納言も枕草子で位山を名山の一つとしていることから、京にまで知れる何らかの理由があったのでしょう。

位山については、多数の方がブログ等に書いていらっしゃるが、登山口までの道につていはあまり触れられていない。(車での侵入はご遠慮下さい的な立て看板があるから触れたくないのか?)5kmほど、ガタガタ、うねうねの道が続き、ちょっと萎える。漸く、登山口へ付いて見上げると、一瞬、”ん?サクラ・・・。”と思ってしまった。良く見ると、山の木々に雪が積もっているではないか。五月な風景の中、変わった絵図です。

さあ、登山口を昇り始めると見えてきました、巨石群。これ目的で、来たんですよ。

人工的に手を加えられたんじゃないかとされる巨石群。岩の割れ目を覗いたり、触ってみたりしたのだが、自然的なものか人工的なものなのかはよく解りません。

俺は、どっちかと言うと有史以前の文明を信じている方なんだけど、巨石にあえて神話的な名前を付けると、逆に陳腐になってしまう様な・・・。

位山は、日本一のパワースポットとも言われている。パワースポットとか、そういうのは解らんけども、1、2時間、山の中をうろついていると、山は、岩も木も土も風も、全体で意志を持った一つの生き物だなっていうのはひしひしと感じるよねえ。それを神と言うのかもしれないけども、まあ、人間の願望に対して云々というものとも全く違うように思う。

ところで、一応1529mの山なので、ヤッパ、それなりの装備で行くべきでした。雪が積もっている所もあり、ぬかるんでいる所も多々。空は、晴天なのに、ダスト状の雪が降ったり、大粒の雪がザーっと来たり、変な天気でした。途中、完全な登山装備のカップルと出くわしたんだけど、向こうは俺を見てびっくり!そりゃ、こんな山の中を、ブレザーにスニーカー、コンビニの透明傘を持った40オヤジが一人で歩いたいたら、ぎょっとするでしょ(普通に俺の通勤時の恰好だからね)。道を譲ってあげたんだけど、”あっ、あっ、ありがとうございます。”って顔が引きつっていた。基地外と思われたんやろか?

イチイの木に細かい雪が積もって、バックは青い空。変人オヤジの一人旅。楽しかったわ。途中、とても良い立て看板があったのです。

”ひとりで歩くことを教えるのが生きた学問です”

登山者向けの励ましなんでしょうけど、今回の登山で、これが一番の収穫かな。正直なところ、今直ぐ、逃げ出したい様な悩みを幾つか抱えているのだけど、この歳で平々凡々っていうのも、生まれて来た意味が無いっつーか、男はロンリー・ファイトっしょ。