西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

2015-09-06 11:33:27 | 日記

刻と書いて”とき”と読みます。数日前にコンビニで雑誌類を物色していると懐かしい文字が。「修羅の刻」の連載が、数年ぶりに(いや、最後の”雷電編”から10年?)再開したようですな。今度は、”昭和編”だとか。

家に帰って、「修羅の刻」をネットで検索しているうちにアニメ動画を発見。”宮本武蔵編”、”寛永御前試合編”、”幕末編”と全て観た。原作自体は、”武蔵編”ぐらいしか読んだことが無かったので、アニメはどれも新鮮に感じたし、心があつ~うなってしまったわ。

”おそい、おそいぜ、龍さんは、刀が抜けなかったんじゃない・・・、抜かなかったんだ!”

”佐助はオレが背負う、佐助はオレの養父(ちち)じゃもの。”

もう、おっちゃん、泣き泣きですわ。歳とったら、涙もろくなってしまって。

まあ、それで原作が読みたくなり、アニメを見終わると、即、全15巻をネットで注文。先程、読み終わりました。え~わ、「修羅の刻」。グッド・ジョブですよ。”源義経編”なんて、涙なくしては読めませんぞ。

今更ながら格闘技好きの歴ヲタな自分、嵌って当たり前というか、何故に連載当時にこのマンガに興味が無かったのか?

ネット社会になる以前は、坂本龍馬はグラバーの傀儡だっとか、メイソンだったとか、或いは義経は偽者だったとか(ジンキス・ハン説は大昔からありましたが)、佐々木小次郎は巌流島当時50歳を越えていたとか、そういう陰な情報ってあまり入ってこなくて、ヒーローはあくまでもヒーローだった。「修羅の刻」が不定期に連載され出した頃は、歴史の陰な情報が真実であれ嘘であれ、丁度、入って来出した時分だったのかもしれない。僕は、そういう裏歴史みたいなものに興味深々の時期で、「修羅の刻」なんかは、”こんな造り話・・・”みたな気分で乗れなかったのかも。ただ、最近は、そういう裏歴史から陰謀説まで一通り知った上で、”英雄は英雄のままでいいじゃん”って思ってます。パラレルワールドじゃないけど、全ては真実だったかもしれないし。そんな気分で、この歳になって「修羅の刻」を見ると、ただただ、ワクワク、うるうるですよ。

それにしても、”昭和編”かあ~。あんまり、興味わかんなー(笑)。ホントは知らなければいけないとは思うけど、この時代って、天智天皇、天武天皇の時代よりもワクワク感が持てないもの。それこそ、陰謀論じゃないけど、学校教育って昭和初期の歴史に対しては、興味持たない様に、持てない様に誘導していない?戦前戦中の日本人にだって立派な人は沢山いただろうに、ヒーローがいない感を刷り込まれているような・・・。



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