プロレスラーが亡くなったというニュースを耳にすると、それが何方であっても一抹の寂しさを感じるのだけど、この方の場合、パッとしなかった感しかない。”大相撲もプロレスも興行なのだから、ガチの奴は報われない”なんて意見をよく目にするが、そういうことじゃないんだよな~。ビガロとのデビュー戦をTVでみたけど、観ているコッチが恥ずかしくなるセンスの無さだったよ。G・馬場VSラジャ・ライオン以下のそれだった・・・、まあ、誰も知らんと思うけど(笑)。(今の時代なら、ズンドコ路線で需要があったかも知れないけど。)”元横綱⇒ガチで強”的なイメージ戦略だったんだろうけど、哀しいかな体型もルックスもそういう空気とは程遠いというか、いわゆる色気が全く無かった。後年の袖を切った道着姿も残念な姿でしかなかった。サッカー選手にユニホーム、武道家に道着、サラリーマンにスーツ、その姿がパッとしない時点で、その世界には向いていないということでしょう。取り巻き、ブレーンのセンスが無かったのか、ご本人に聞く耳が無かったのか・・・、唯々センスが無かったという思い出しかないな~。
ご冥福を祈ります。
そこそこ体格の良い外人であれば、その辺のガソリンスタンドのおやじを強豪レスラーとして連れてきていたという都市伝説すらあります。