西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

悪くはないのだが

2011-02-12 19:19:22 | 映画

昨日、TVで『沈まぬ太陽』をやっていたのでHDにおとし、

今日、じっくりと観ました。

日本映画にしては珍しく3時間22分の長時間作品です。

全く退屈することなく最後まで鑑賞することができました。

渡辺謙さんは好きな男優の一人ですし、

上映時、サラリーマンの評価が良かったというのも何となくわかります。

 

ただ、悪くはないのですが・・・・・・。

惹きつけられっぱなしの3時間22分でしたが、

終わってみれば、

悪い事をしまくって出世街道まっしぐらの行天(三浦友和)の人生も、

自分も家族も犠牲にして矜持を曲げずに生きる恩地(渡辺謙)も、

また、彼らを取り巻く人達も、

なんだか空しいな~って感想のみ。

良い作品ではあると思いますが、全く共感できるものがありませんでした。

丁度、御巣鷹山の頃までが、

日本国中、会社組織とか多量生産&消費に純粋に価値を求めれる時代であったとは思いますが。



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