日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

アメリカ VS 中国 第2ラウンド 『日本で報道されない「大統領令」の驚くべき中身 ロイター』

2010-02-13 21:45:00 | 政治・社会
 <記事転載>
------------------------------

 日本で報道されない「大統領令」の驚くべき中身

          堀田佳男の「オバマの通信簿」【28】

1月11日、オバマ大統領はある「大統領令」に署名した。内容は「知事評議会の設立(EO13528)」というもので、タイトルだけを見ると地味である。

文=堀田佳男
キーワード: アメリカ バラク・オバマ Size: ブックマーク毎日さまざまなニュースが各方面から発信されるが、大手メディアが拾わないものがある。ニュースの重要度が低いというわけではない。大手メディアが喫緊のニュースに時間とエネルギーをとられることで、抜け落ちるのだ。

1月11日、オバマ大統領はある「大統領令(Executive Order)」に署名した。私が日本の主要メディアを見聞きする限り、この大統領令を扱った報道機関はない。

ちなみに、大統領令というのは大統領の一存で国内外のコト・モノを動かせる特権的な行政権のことだ。民主主義の国であっても議会の立法過程や承認を経ずに、文字通り鶴の一声で決められる。

大統領令の内容によっては議会や市民団体からの反発を招くこともある。だが多くの場合、大統領令はそのまま施行される。日本では天皇の勅令に相当するが、首相に同様の権限は与えられていない。

たとえば、アメリカ政府は60年代のキューバ危機やベトナム戦争の最中に外国要人の暗殺を事実上認めていたが、フォード大統領は76年2月に大統領令を出して一切の暗殺禁止を命じた。こうした行政命令が大統領の判断だけで決められていく。

前置きが長くなった。

オバマ大統領が1月に署名した大統領令はオバマ政権発足以来39本目だった。内容は「知事評議会の設立(EO13528)」というもので、タイトルだけを見ると地味である。日本のメディアが拾わないわけである。けれども、知事評議会という名前からは想像もつかない内容が盛り込まれており、関係者に大きなインパクトを与えた。

実はこれまで戦争や紛争などに出動していた米軍を、大統領の監視下で国内でも自由に配置・出動できる決定をくだしたのだ。アメリカは連邦政府と州政府の境界がはっきりしており、多くの知事や市民は軍隊が州内の諸事に関与することに反対している。

日本でも、戦時下でない時に制服を着た自衛隊がそこかしこにいたら、威圧感を感じることだろう。昨夏の州知事会でもこの議案は却下されている。

これまで米軍は、対外的な脅威に対して出動する軍隊という見方が一般的だった。国内の治安については州兵や警察が対応するという不文律があった。南北戦争後にできた民警団法という法律は、まさしくその不文律を規定しており、陸軍や空軍を国内で使用することを違法とした。

それが今世紀に入ってから災害の復興支援やテロ対策といった分野で、国内における軍隊の出動が求められるようになってきた。しかし、アメリカ国内ではこれまで何年も議論されてきた内容で、大統領の一存で簡単に決められる問題ではない。

この分野に詳しい弁護士のマシュー・ハマンド氏は、

「軍隊と警察は明らかに違う役割を担っています。国内で軍隊が配備されると、警察との境界があいまいになって軍隊のシビリアンコントロールを崩壊させかねません。そうなると米軍の機能にもダメージを与えかねないし、軍隊そのものの任務に支障をきたしかねません」

と、今回の大統領令に異をとなえる。

実際に発令された「知事評議会の設立(EO13528)」を入手して読んでみた。

A4で3ページの長さで、5節に分かれている。冒頭には合衆国憲法のもとで保障された大統領の特権として発令する、とある。そして連邦政府と州政府の連携を深めるための大統領令であると冒頭に記されている。

連携を深めるという目的で、オバマ大統領はまず知事評議会という組織をつくった。自らが全米50州の中から10州の知事を選択し、国防長官や国土安全保障長官といった連邦政府高官も組織に含める。

つまり、知事評議会という組織を通して連邦政府と州政府による国防の一体化を図るつもりなのだ。二者を「シンクロ」させることが真意と受けとれる。その中の目玉が「米軍の国内配備」なのである。

大手メディアもほとんど報道していないが、アメリカの一般市民からは反対意見がブログやツイッターなどで数多くだされている。

その一つにはこうある。

「アメリカ大統領は米軍の最高司令官である。今回の大統領令はこれまでの大統領の権限の枠を超えることになりかねない。権力の乱用という点に市民はつねに気をつかわなくてはいけない」

別のブロガーも批判している。

「これほど重要な案件を大統領の一存だけで決めてしまうことは民主主義の冒とくです。大統領令は発令後すぐに効力を持たせられる点で貴重である一方、独善的な政治力を発揮することになりかねません。議会で法案として提出し、十分に議論を重ねてから決めるべきでしょう」

1月に発令された「知事評議会」の設立は、名前からは想像もつかない内容が含まれていた。市民が反対意見を出しても、この大統領令はそのまま生かされるだろう。

民主主義の世界であっても大統領令という特権によって、上からモノが決まってしまう現実を見せつけられた思いだ。

 <ロイター転載終わり>
------------------------------
 <毎日新聞転載>

.中国:米大統領とダライ・ラマの会談に猛反発 批判を警戒
 【北京・浦松丈二】オバマ米大統領とチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の会談が今月後半にも実現する見通しになったことに中国政府が猛反発している。米国による台湾への武器売却問題や米ネット検索最大手グーグルを巡る対立も重なる。中国政府は3月5日開幕の全国人民代表大会(全人代=国会)を前に、米国に対し異例の強い態度を示すことで、反米世論の矛先が政府の「弱腰」批判に転じないよう強く警戒している模様だ。

 中国外務省によると、楊潔※(よう・けつち)外相が訪問先の独ミュンヘンで「ダライ・ラマは単なる宗教家ではなく、祖国(中国)分裂活動を続けてきた政治亡命者だ」と決めつけた上で「チベット問題の高度の敏感さを認識し、ダライ(ラマ)と接触しないよう米国に強く要求する」と強調した。中国外相が第三国で対米批判を展開するのは異例だ。

 中国政府は連日、会談方針への「断固反対」を表明しているほか、会談実現なら報復措置を取ると予告し、歴代の米大統領が過去にダライ・ラマと会談した時とは比較にならない強い調子で警告を発している。

 中国国内には08年3月のチベット自治区ラサで発生した暴動以降、民族暴動が相次いでおり、政府内にはダライ・ラマと外国指導者の会談は外交だけでなく、国内の安定に直結するとの危機感が高まっている。

 中国政府は国内経済の持続的な回復のためにも対米関係の悪化を望んでいないが、1月12日にはグーグルが中国発のサーバー攻撃や中国政府の検閲廃止を求めて中国市場からの撤退を示唆。米国防総省が同29日に台湾への武器売却方針を発表し、中国が軍首脳の相互訪問停止など対抗措置を打ち出した。

 中国政府にとって、民間企業であるグーグルの撤退やブッシュ前政権が決めた台湾への武器売却は止められなくても、ダライ・ラマとの会談は来月への延期や写真を公表させないなどの形で譲歩を米側から引き出せると判断している模様だ。

 北京の外交関係者によると、昨年11月に訪中したオバマ大統領は中国指導部にダライ・ラマとの会談方針を通告。中国側は特に全人代前の会談は避けるよう強く求めたという。

 中国外務省の馬朝旭報道局長は「オバマ大統領が訪中した際、中国指導者が(ダライ・ラマと大統領の会談について反対の)立場を詳しく説明した」と明言し、米側が譲歩しない場合は両国首脳の信頼関係を損なうと示唆している。

 <毎日新聞転載終わり>
---------------------------------



<朝倉 慶氏の記事>
 「そろそろ喧嘩を始める時、これから大混乱になって中国が弱ったときにアメリカは中国に対して牙を剥くでしょう。その時の役者はオバマかヒラリーかはわかりません。「肉を切らして骨を絶つ」、アメリカは自らの犠牲が伴うのはわかりきっています。戦うということは自らも傷つくのです。アメリカは覚悟を決めたのです。そして準備を始めました。勇ましいグーグルの姿はアメリカ国家そのものです。ついに、米中、生き残りをかけた覇権争いの幕は開いたのです。」

 <転載終わり>
----------------------------

 またもやアメリカは中国に喧嘩を売りました。中国があれほどダライ・ラマ氏とアメリカの会談に反対しているにもかかわらず、アメリカは全く無視です。
 グーグルから始まり、台湾へのアメリカからの武器輸出、そして今度はダライ・ラマ氏との会談と、3連発で喧嘩を売ってます。朝倉慶氏の予測通りに進んでいます。いずれ、アメリカと中国は雌雄を決するときが来ることでしょう。




 ●ロイター
  http://president.jp.reuters.com/article/2010/02/05/59FBF0DC-1221-11DF-8D2E-14193F99CD51.php

 ●毎日新聞
  http://mainichi.jp/select/world/news/20100207k0000m030035000c.html


 ●朝倉 慶氏記事
  http://blog.goo.ne.jp/hitsuku/e/8335b1a3cabe1772c72cea3dc50694d6

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『やはり「時間」の余裕はある方がいい』 中矢伸一氏

2010-02-13 17:32:20 | 日月神示の実践
 <記事転載>
------------------------------

 『やはり「時間」の余裕はある方がいい』

                  中矢伸一

今年に入ってからの私は、仕事をほどほどに控えているせいか、比較的穏やかです。
まあ、気分的に穏やかなのは、BSTを受けたせいもあるかもしれませんが・・・。

本や記事の執筆のような創作活動を継続するには、たまに“まったり(ここでは「時を
忘れてのんびりする」の意)”とする時間も必要です。
読書をしたり、音楽を聴いたり、あるいは、何もせずボーッとしたり。
私は「趣味」と呼べるものがないので、下手をすると仕事が趣味みたいになってしまうん
ですよね。
だから、仕事とは全然関係ないことをしたり、何も考えずに過ごして脳をカラッポにする
こと(実際に「何も考えない」のは難しいのです)は、私にとっては大切な時間です。

でも、たまにはそうする方が、結果的には効率がいいように思います。
暇をもてあましているように見えても、案外こういう時にいろいろな構想やひらめきが
浮かんでくるものなんですよね。

読書といっても、私はアセンションとか精神世界とか、ああいう類の本は基本的に読ま
ないです。
仕事上、読むことはありますが、買ってまで読むことは、まずないですね。

私が好きな本のジャンルは、小説です。とくに海外のミステリーものでしょうか。
ダン・ブラウンの作品は全部読みましたし、ジェフリー・ディーヴァーも『ボーン・コレ
クター』から全部読んで、最新作『ソウル・コレクター』もつい最近読み終えたところです。
しばらく小説を読む暇もないほど忙しかったのですが、今年に入ってからはそういう時間も
少し作れるようになり、嬉しく思っています。

でも、WebBotやコルマン・インデックスでは2010年の7月からとくに変動が激化するようだと
予測されていますので、今はもしかすると「嵐の前の静けさ」なのかもしれません。


 <転載終わり>
----------------------------

 中矢氏のように本や記事の執筆のような創作活動をするには、読書をしたり、ボーっとしたりすることは大事なことかも知れません。本の執筆のような創作活動は、ある意味、「無から有を生むような生産・創造活動」ですので、脳が活動しやすいような環境を造ることが必要なのだと思います。

 最近の「たまゆらPremium」に掲載されていましたが、心が落ち着いている状態の時には、自然と良い選択をしているそうです。その結果、自分の周りの環境が、大変良い状況に変化してくるとのことでした。運も良くなってくるそうです。

 特に中矢氏の場合は、一般的な小説やノンフィクションではなく、神と人間や草木・動物などの地球環境との関連について書かれておられますので、創作・創造の域が3次元を超えています。神界、霊界、現界と、それらの関連を書く作業は、単に脳に負荷がかかるだけでなく、霊的にも負担がかかるものなのかもしれません。
 ご本人は霊的なことには敏感ではないそうですが、本来は負荷がかかっているのかも知れません。そういう意味では、中矢氏が精神世界やアセンションなどについての本は読まないということは、良い結果をもたらしていると思います。
 
 また、ジェフリー・ディーヴァーの『ボーン・コレクター』は、映画化されて反響を呼びました。中矢氏の脳を休める良いひと時を作り出す材料なのだそうですが、残念ながら私はまだ読んでいません。
 私はそういえば、最近は日月神示や、神道、政治、経済の本ばかり読んでいて、ジャンルの違う小説などは読んでいませんでした。日月神示の予言が、実際に今日本で、世界で、自分の周りで展開されていることを見るに付けて、あまりに面白くてドンドンそちらの関係の本に引きずりこまれてしまっているようです(笑)。
 以前は、西村京太郎や内田康夫の「浅見光彦シリーズ」、アガサクリスティなどが好きで、100冊以上は読みましたが、最近ご無沙汰です。

 今は、特に「たまゆらPremium」が私にとっては一番面白く読んでいる記事です。中矢氏を筆頭に、山口敏太郎氏、高島康司氏、飛鳥昭雄氏などの記事には興味が尽きません。早くも3月号が楽しみです。


 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/


 ●ジェフリー・ディーバー
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする