<ぶらりBlogより転載>
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「金ETF」
最近、ゴールドに関した動きが多い。
前から言っているように、私は時代の争いはゴールド獲得戦争に移っていると思う。というか、すでに勝者はいるので、ゴールド対通貨の争いと言っていいだろう。
そして通貨勢力が瀬戸際まで来ている気がする。
先日、ジョージソロスが金のバブル説を唱えたらしいが、いわく、金は究極のバブルだと、、。
しかしこれはおかしい。白金にしろ、パラジウムにしろ、石油にしろ、金よりも数段のレベルで上昇したことがある。
金はどちらかというと、上昇規模が遅れていた方だ。また、かつての史上最高値を抜けているとはいえ、インフレ率を加味したらまだまだ低い水準にあると言えるわけで、究極のバブルであろうはずもなく、ソロスが言っていたことには違和感がある。
何か考えているな、、、と思ったら、やはり凄いことを言いだした。
コメックスという貴金属の市場において、現物の受け渡し決済方法にETFも加えるという。
これは実は凄いことで、私自身は本当に金ETFが実物の金とイコールだとは思っていない。
おそらくまやかしが作れる可能性がある。
積み上がった金ETFと同量のゴールドが本当にあるのかどうか、、、本当のところはわからない面があると思う。
そのETFで決済可能ということは、ふたつの意味がある。
金の売り方である銀行やFRBにもう実物のゴールドがないか、少なくなっている。
もしくは絶対に現物を渡したくない、、、かのどれか、ということになろう。渡したくないならまだわかるが、もしもない、、、ということになると大変。
先日、中国に運んだ金を、中国がすべて返した、、、という話しもあった。理由はインチキゴールドだったという前代未聞の事件。
続報がないのでよくわからないが、完全に情報ストップをかけられているのだと思う。
フォートノックスの金庫に長年しまわれていたゴールド、それも通しナンバーが打たれているものが、タングステンに金メッキしたものだったという中国の言い分。凄すぎる話しだが、もしこれが本当だとしたら、アメリカにはもうゴールドがないことになってしまう。
こういう推理を話すと、よく、FRBは自由にお金を刷れるのだkら、金を買えばいいわけだから、アメリカに金がないわけがない、、、的なことを言う人がいる。
しかしそれは違う。大量に金を買えば、すぐに価格は上昇してしまう。
むしろアメリカはわざと金価格を抑えてきたことが知られている。通貨を守るためである。
通貨を守るために、金価格をあげることはできないので、コメックス市場において、先物に巨大な売りを仕掛ける。
目的は金価格上昇を抑え、それによって、マネー経済の破たんを隠し、それをできる限り続けるためだ。
月に一度か二か月に一度かしらないが、決済の時に、金価格が下がっていれば利益が上がるので問題はない。
ゴールドローンという何年分にもあたる金鉱会社の未採掘分の金を売って金価格を永続的に下げていた時は、金の売り勢力は、主に銀行だが莫大な利益を上げることができた。
しかし、マネーに不安を抱く人が多くなるにつれ、金の需要が急拡大。
売りレバレッジをかけていた銀行はどうにもならなくなりつつあった。
ほとんどが1000ドル以下の売値だったと思うので、1000ドルを超えていくと銀行はレバレッジをかけているわけで、反対売買をして決済すると価格は急騰してしまう。
銀行とFRBは一体なので、FRBは銀行に決済用のゴールドを渡し、それによって、渡し決済をする。そうしなくては金価格を抑えることができなくなるためである。
これまでうまく金価格を抑え込むことができたということは、それだけ実物のゴールドを渡してきた、、、ということなのだ。だから私は以前からすでにアメリカにはもう金がないのでは、、、と語り、アメリカの金はどこかに渡ってしまい、次の王者の元にあるのだと思う。
しかし黙って負けるわけにはいかないマネー勢力は、あの手この手でとにかく金価格を抑え込むしかない。
そこで考え出したのが、コメックス市場の受け渡しに金ETFを使える、、、という手品である。
本当に金ETFの積立分を保証する金が実在しているなら問題はないのだが、疑問があり、しかも追い込まれたFRBがきんETF決済を言いだすあたり、金ETFと実物ゴールドには違いがあることがこれでばれてしまう。
ペーパーゴールドで決済という悪夢となるのだろう。となると、これは無制限に売り玉を建てられるので、金価格を抑え込んだり、暴落を誘うことができることになる。
しかし、こんなことは一素人の私にも理解できるインチキなので、わかる人には当然わかるので、このことが、FRBの切羽詰まった状態と認知する勢力もあり、面白い、、、売ってみろ、、、とすべて現物受けし、金ETF証券で現物請求する、、、ということにいずれなっていくだろう。
しかし、これでFRBはいくらでもゴールドを売れるわけで、しばらくの価格決定権を持つかもしれない。
なので、いたずらに相場は張らないことだ。
しかしこれで金の争いも終盤に近づきつつあることが分かると思う。
経済に関心がない人には何のことかよくわからないかもしれないが、いつかというより、数年以内に
金の時代がやってくるということであり、その最終戦争がマネー勢力との間で行われている、、、ということになる。
この後に及んでETFを持ち出す勢力は負けるが、目先は勝利する可能性もある。
しかし、マネーの世界は究極の争いのゴールに近づいたことであり、目に見える形での変化も近づきつつあると言えるだろう。
<転載終わり>
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この記事は、朝倉慶氏や副島隆彦氏とほぼ同じことを言われています。ただ、金ETFには大きな仕掛けがなされているようですので、今後注視する必要があると思いました。
いよいよ お金 VS 金(きん) の最終対決の時が来たようです。
先週の金曜日に、以前勤めていた会社の営業本部長と新宿の天狗パレット店で飲みましたが、先月金(きん)を5kg買ったと言われてました。5kgだと約1600万円くらいの価格ですので、大きく勝負に出たなと思いました(笑)
相変わらず冷静に経済や政治については分析されていると、改めて尊敬しました。1600万円の勝負に出るとは、胆力もなかなかです。早ければ9月くらいには金は暴騰するようですので、本部長に美味しいものをおごってもらえると期待してます。
●ぶらりBlog
http://mademoiselleai.nifty.com/madeailog/2010/02/post-6ea6.html
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「金ETF」
最近、ゴールドに関した動きが多い。
前から言っているように、私は時代の争いはゴールド獲得戦争に移っていると思う。というか、すでに勝者はいるので、ゴールド対通貨の争いと言っていいだろう。
そして通貨勢力が瀬戸際まで来ている気がする。
先日、ジョージソロスが金のバブル説を唱えたらしいが、いわく、金は究極のバブルだと、、。
しかしこれはおかしい。白金にしろ、パラジウムにしろ、石油にしろ、金よりも数段のレベルで上昇したことがある。
金はどちらかというと、上昇規模が遅れていた方だ。また、かつての史上最高値を抜けているとはいえ、インフレ率を加味したらまだまだ低い水準にあると言えるわけで、究極のバブルであろうはずもなく、ソロスが言っていたことには違和感がある。
何か考えているな、、、と思ったら、やはり凄いことを言いだした。
コメックスという貴金属の市場において、現物の受け渡し決済方法にETFも加えるという。
これは実は凄いことで、私自身は本当に金ETFが実物の金とイコールだとは思っていない。
おそらくまやかしが作れる可能性がある。
積み上がった金ETFと同量のゴールドが本当にあるのかどうか、、、本当のところはわからない面があると思う。
そのETFで決済可能ということは、ふたつの意味がある。
金の売り方である銀行やFRBにもう実物のゴールドがないか、少なくなっている。
もしくは絶対に現物を渡したくない、、、かのどれか、ということになろう。渡したくないならまだわかるが、もしもない、、、ということになると大変。
先日、中国に運んだ金を、中国がすべて返した、、、という話しもあった。理由はインチキゴールドだったという前代未聞の事件。
続報がないのでよくわからないが、完全に情報ストップをかけられているのだと思う。
フォートノックスの金庫に長年しまわれていたゴールド、それも通しナンバーが打たれているものが、タングステンに金メッキしたものだったという中国の言い分。凄すぎる話しだが、もしこれが本当だとしたら、アメリカにはもうゴールドがないことになってしまう。
こういう推理を話すと、よく、FRBは自由にお金を刷れるのだkら、金を買えばいいわけだから、アメリカに金がないわけがない、、、的なことを言う人がいる。
しかしそれは違う。大量に金を買えば、すぐに価格は上昇してしまう。
むしろアメリカはわざと金価格を抑えてきたことが知られている。通貨を守るためである。
通貨を守るために、金価格をあげることはできないので、コメックス市場において、先物に巨大な売りを仕掛ける。
目的は金価格上昇を抑え、それによって、マネー経済の破たんを隠し、それをできる限り続けるためだ。
月に一度か二か月に一度かしらないが、決済の時に、金価格が下がっていれば利益が上がるので問題はない。
ゴールドローンという何年分にもあたる金鉱会社の未採掘分の金を売って金価格を永続的に下げていた時は、金の売り勢力は、主に銀行だが莫大な利益を上げることができた。
しかし、マネーに不安を抱く人が多くなるにつれ、金の需要が急拡大。
売りレバレッジをかけていた銀行はどうにもならなくなりつつあった。
ほとんどが1000ドル以下の売値だったと思うので、1000ドルを超えていくと銀行はレバレッジをかけているわけで、反対売買をして決済すると価格は急騰してしまう。
銀行とFRBは一体なので、FRBは銀行に決済用のゴールドを渡し、それによって、渡し決済をする。そうしなくては金価格を抑えることができなくなるためである。
これまでうまく金価格を抑え込むことができたということは、それだけ実物のゴールドを渡してきた、、、ということなのだ。だから私は以前からすでにアメリカにはもう金がないのでは、、、と語り、アメリカの金はどこかに渡ってしまい、次の王者の元にあるのだと思う。
しかし黙って負けるわけにはいかないマネー勢力は、あの手この手でとにかく金価格を抑え込むしかない。
そこで考え出したのが、コメックス市場の受け渡しに金ETFを使える、、、という手品である。
本当に金ETFの積立分を保証する金が実在しているなら問題はないのだが、疑問があり、しかも追い込まれたFRBがきんETF決済を言いだすあたり、金ETFと実物ゴールドには違いがあることがこれでばれてしまう。
ペーパーゴールドで決済という悪夢となるのだろう。となると、これは無制限に売り玉を建てられるので、金価格を抑え込んだり、暴落を誘うことができることになる。
しかし、こんなことは一素人の私にも理解できるインチキなので、わかる人には当然わかるので、このことが、FRBの切羽詰まった状態と認知する勢力もあり、面白い、、、売ってみろ、、、とすべて現物受けし、金ETF証券で現物請求する、、、ということにいずれなっていくだろう。
しかし、これでFRBはいくらでもゴールドを売れるわけで、しばらくの価格決定権を持つかもしれない。
なので、いたずらに相場は張らないことだ。
しかしこれで金の争いも終盤に近づきつつあることが分かると思う。
経済に関心がない人には何のことかよくわからないかもしれないが、いつかというより、数年以内に
金の時代がやってくるということであり、その最終戦争がマネー勢力との間で行われている、、、ということになる。
この後に及んでETFを持ち出す勢力は負けるが、目先は勝利する可能性もある。
しかし、マネーの世界は究極の争いのゴールに近づいたことであり、目に見える形での変化も近づきつつあると言えるだろう。
<転載終わり>
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この記事は、朝倉慶氏や副島隆彦氏とほぼ同じことを言われています。ただ、金ETFには大きな仕掛けがなされているようですので、今後注視する必要があると思いました。
いよいよ お金 VS 金(きん) の最終対決の時が来たようです。
先週の金曜日に、以前勤めていた会社の営業本部長と新宿の天狗パレット店で飲みましたが、先月金(きん)を5kg買ったと言われてました。5kgだと約1600万円くらいの価格ですので、大きく勝負に出たなと思いました(笑)
相変わらず冷静に経済や政治については分析されていると、改めて尊敬しました。1600万円の勝負に出るとは、胆力もなかなかです。早ければ9月くらいには金は暴騰するようですので、本部長に美味しいものをおごってもらえると期待してます。
●ぶらりBlog
http://mademoiselleai.nifty.com/madeailog/2010/02/post-6ea6.html