日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

虫や動物や植物と共存すること nicoの会より

2010-02-16 21:42:07 | 日月神示の実践
 中矢伸一氏が主宰する日本弥栄の会の月刊誌である「たまゆらPremium]及び、「ザ・フナイ」の記事に、「日月神示は農本主義である」と中矢氏が書かれていました。確かに日月神示には「お土拝(おろが)めよ」という内容が何度も出てきます。
 そして、「草木も虫けらも四つ足も共に手を取り唄う世の中」とあるように、人間だけでなく植物も虫も動物も、みな地球に住む住人なのだから、一緒に楽しく暮らしていこうと云っています。中矢氏は、その日月神示の思想を「全栄主義」と言われています。私はこの言葉がとても好きです。

 その日月神示を実証するような実話がありました。昨年の8月に入会したnicoの会という無農薬・無肥料自然農法の会のメーリングリストにあった話しです。
 ある会員さんがいのししに作物を荒らされていて、困っているのでいのししの被害を無くす、よいアイディアはないでしょうか、との質問に対して、下記のような回答がありました。

 <nicoの会の会員のメーリングリストのやり取りから>
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いのしし除けの件で。

これはある方からの受け売りで、
効果があったと聞き、印象に残っておりました。
イタリアでオリーブを栽培してますが
収穫時期に畑に詰めているときは色々な虫や小動物に
出会います。

その話を聞いたときにあの沢山の虫たちのことを思い出しました。

畑といっても結局はだれものでもない、
自然はみんなのもの。
動物、昆虫、微生物、植物、全て共存する中に
人間の私たちも存在しています。
ここです、

畑を荒らす動物たちも決して悪者ではないということ。
私たち人間が‘畑‘としてある意味共有するべきものの一部の領域をお借りして
作物を作っていると。

それにまず敬意を表して

畑、いのししさんが来る所に向かって

‘動物(いのしし他)の皆さん、お陰さまで畑でジャガイモを作らせてもらってます。ちょっとこの土地をお借りしています~ありがとうございます~‘

と。

こう思う、言うことによってほとんどいのししが来なくなったそうです。
どこの地区だったかは忘れましたが、実話です。

どうぞ駄目元でお試し下さい。
オリーブ畑の虫たち、また思い出しました。
ちょっとお借りしておいしいオリーブオイルができる、
なんとありがたいことなのでしょう。

 <転載終わり>
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 日月神示など知らない方の言葉ですが、まさに日月神示の内容と同じです。びっくりしました。農薬や石油から作られている化学肥料の農業ではなく、虫にも動物にも優しい無農薬・無化学肥料の農業をやられておられる方は、日月神示と同じことを自然と理解されていることが分かりました。

 「虫に優しい農業」というと、一般的な欧米農薬農業をやっている普通の農家から、「何ワケの分からんことを云ってんだ!?」と怒られそうですが、無農薬・無肥料自然栽培では、無農薬でも虫は寄ってきません。ただ、無農薬・化学肥料農業では、虫に喰われます。虫は化学肥料の中にある窒素が好物なのです。だから、石油から作られる化学肥料を野菜に与えると、その肥料の中にある窒素目当てに、虫がバンバンやってくるという極めてシンプルな理論です。

 虫は化学肥料の中に入ってる窒素が好物なので、化学肥料を与えている普通の農業では、虫さん達がバンバン寄ってきます。だから仕方ないので、農家は農薬をバンバン噴射するわけです。つまり、化学肥料と農薬はセットなのです。農協は60年間、化学肥料と農薬をセット販売してきたわけです。
 本当は化学肥料を野菜に与えなければ、虫は寄って来ないので農薬は噴霧する必要はなのですが、戦後60年間に亘って、農協さんに化学肥料をやらなければ、ナスもトマトもきゅうりもできないよ、と言われて、素直な農家は60年間化学肥料を与え続けてきたのでした。これも巧妙な洗脳です。

 戦後60年間アメリカさんのマインドコントロールのワナにはまってきたことは、

 ・化学肥料を与えないと、野菜は育たない

 ・人間は豚や牛などの肉も少しは食べないと身体によくない
   (その他、まだまだいくらでもありますが)

 あと何年かすれば、上記の洗脳は笑い話になるのですが、今は真実を言うと、変人か頭のおかしい人と言われてしまいます。家内にも母にも義母にも、肉を一切食べない私は、変な人だと思われています。「たまには肉も食べた方が身体にいいよ」と事ある毎に言われてます。
 2月に受けた健康診断で、オールAだった私に対して、せめて玉子や乳製品くらいは食べたほうがいいよと言ってきます。悪気は全くなく、私の健康を本当に心配して言ってくれているのは、当然解ってます。真面目に真剣に言ってくれる分だけ、この洗脳の威力に感心してしまいます。

 そういうわけで、化学肥料さえ与えなければ、虫は寄ってきません。また、人間には同じ哺乳類の肉は不必要です。日月神示には、人間の食べるものは、五穀・野菜と言われています。また、「四つ足を喰ってはいけない」とも言われています。

 つまり、日月神示は草木も虫も動物も共に唄う世の中を目指す、全栄主義ということです。虫や動物を殺す農薬はいらないと言ってます。また、人間は動物を食うな、仲間だろと言ってます。それらが、日月神示の基本中の基本となります。それを、日々実践することにより、ミロクの世を構築していけると言っているわけです。 


 ●nicoの会
  http://nico.wonderful.to/

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