日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

これでいいのか日本の「お上」…日本がつぶれる

2010-04-24 11:01:01 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 これでいいのか日本の「お上」…日本がつぶれる
 
                 船井幸雄

 私はプラス発想人間です。マイナス発想はしたくないし、いわんや人さまには言いたくありません。
 しかし本業は経営者であり、長年経営コンサルタントをやっていました。超ベテランの経営プロで実務家です。真実はよく分ります。きょうと次の4月26日分だけそれなりの真実を書きます。
 私はいろんな人が私を評するようなオカルト人間では全くないし、スピリチュアルな人間でもありません。
 この私が、本当のことを発表し、語りあおうということでつくったのが「船井塾」です。今月の「船井塾」は先週行なわれました。そこで私が主として話したことをきょうは述べます。はじめて私の本音をきいた何人かはびっくりしました。しかしこれが、いまの真実なのです。来週の月曜日(4月26日)もふつうは言わない真実を述べようと思っています。

 歳入が40兆円弱、それなのに歳出は90兆円を超える予算を議会で通し、国債を出し、借金をどんどんふやしているのが日本の「お上」(役人と政治家)のここ10年来の実態です。
 日本の借金は2010年末に973兆円に達する見込みで、GDPの2年分以上に当ります。どう、がんばっても返せないでしょう。
 しかもまだお上は、これからもふやそうとしているのです。
 これはここ10年来の政治家と役人が役割に忠実でないということです。気になることです。
 日本の国家破綻は早ければ来年中に来る可能性があります。
 最近のジンバブエをちょっと調べてみてください。破綻した国です。2008年7月1ヵ月でインフレ率が2億3,100万%になり、100兆ジンバブエドル札がお目見えしました。
 米国の借金総額はGDPの1倍くらい。ギリシャのような半分破綻した国でもいまGDPの1.24倍、日本のように今年中に2.27倍、2014年に2.45倍になるなんて、とんでもない国は世界で日本だけです。
 その日本の国債の金利が上りはじめ、買い手が減って来ました。当然でしょう。郵貯は、その80%を国債を買って運営していますが、やむを得ず1,000万円の預け入れ限度額を2,000万円にして、また国債を買うつもりでしょう。他に郵貯というのは、生きる方法がないとも思えます。担当者は経営ということが分らない人々と思えてなりません。
 しかし郵貯預金でさらに国債買いを実行するとどうなるか。
 最近、財政危機に陥ったギリシャ、韓国、アルゼンチンをはじめ、第一次世界大戦後のドイツなどをちょっと調べてみてください。「大変だ」ということが、だれにでも分ります。
 日本も敗戦後、猛インフレでした。預金封鎖も行なわれました。中高生だった私はこれらの経験者です。なぜ立ち直れたか考えてみてください。
 私は大学の卒論に第一次世界大戦に負けたドイツを書こうとして教授にとめられ、やむを得ず「経済外強制と封建性」に変えたので、ドイツでなぜナチが出現し、ヒットラーが出て来たかをよく知っています。
 多分、若い年代で、よく考え実行力のある人がいるなら「ヒットラーのようになっていまのお上を一掃してやりたい」と思いかねないでしょう。
 最近は民主党政治のいいかげんさに私もうんざりしています。大事なことが決められません。
 私はここ数年間、民主党に選挙のたびに投票して、すっかり裏切られた感じです。

 第一次世界大戦に負けたドイツは、年間歳出(国の歳入の大半)と同額の賠償金を払いつづけることを約束させられたのです。
 仕方がないから公債を大量に発行して中央銀行に買い取らせました。中央銀行は毎日10京マルクをはるかに超える紙幣を印刷しても足らなかったのです。
 戦前や戦中、1マルクで変えたものが1930年には1兆5,000万マルクぐらいになったのです。特に食品は朝1,000マルクだったパンが夜には10万マルクというような値上がりだったのです。いま日本が下手すれば近々にこのようになろうとしています。
 ところが「お上」は、一向に気づかないようです。
 もちろん日本だけでなく米国、イギリスなどもピンチです。
 ギリシャ、スペイン、ポルトガル、アイルランドなどはいつつぶれてもおかしくありません。中国も四苦八苦です。ユーロは超あぶない通貨です。
 一見、円安気味で株価が日経平均11,000円をこえました。といってそんなことで喜んでいる場合でないのです。マクロでは世界経済はどんどん悪くなっています。
 ともかくデリバティブでここ1-2年に世界中で損をした4-5京円がこれからわれわれ人類の上におおいかぶさってくるのです。
 「隠した不良債権は絶対に消えない」という資本主義の鉄則をぜひ日本人に思い出してほしいのです。
 ともかく「お上」と「金融機関人」の意識をいますぐ変えないと、日本は救われない可能性が非常に高いでしょう。これは大変なことです。
 それらがムリだとしたら、われわれは自分で自分を守る方法を考えざるをえないことになります。これが危惧で終ればよいのですが、そうはいかない可能性が高すぎるようです。
 以上がマクロにみた控えめに言った、いまの日本経済の真実です。
 読者の皆さんも充分これらのことに気をつけて、日々正しく生きてください。
 ともかく、政府や役人、銀行にたよりきるのはやめた方がよいようです。いまのところ、そんなにたよりになりません。
                                             =以上=

 <転載終わり>
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 新聞やテレビでは、日本も世界もようやくリーマンショックから立ち直りつつあると宣伝していますが、私たち庶民の生活は立ち直るどころが、かえって悪くなってきているように感じます。スーパーが13年連続で売り上げが前年割れしているというのも、景気が悪くなってきている証左だと思います。アルバイトの自給も900円台に落ちてきているそうです。
 昨日のイーグルヒットは下記のように伝えています。


【恐慌街角情報】専修大学北海道短大閉校へ!
2010年4月23日 20:39※日本全国から収集された街角の景気状況をお伝えします。



◆来年度から専修大北海道短大(美唄市)の学生募集を停止することになった。99年度から定員割れが続いており、08年度から定員370人を200人に削減したが、7割程度の学生しか集まらず、累積赤字は約33億円に達していた。今年の新入生144人が卒業する12年3月に閉校する予定。



◆人事院は中央省庁の幹部候補となる国家公務員1種試験の10年度の申し込み状況を発表した。申込者数は前年度比21.2%増の2万6888人で2年連続の増加。増加率は過去最高となった。特に女性の申込者数が19.0%増と全体の30.5%を占め、3年連続3割を超えた。また、法科大学院生が29.1%増と目立っている。人事院では「民間企業の採用抑制が影響したのではないか」としている。
フォームの始まり


◆札幌市の水産物卸「カセイフーズ」が16日に民事再生法適用申請し、倒産したことがわかった。タラコを中心とした水産物のほか、食品添加物や健康食品の卸売を主力に事業を展開していたが、タラコ相場の下落により、売上高が急減。資金繰りが悪化した。(負債額約65億7200万円)


 専修大学の北海道短大は、学生が集まらなくて閉鎖するとのことですが、今は定員割れする大学も多くあるそうです。
 とても景気が回復しているとは思えない状況です。

 『米国の借金総額はGDPの1倍くらい。ギリシャのような半分破綻した国でもいまGDPの1.24倍、日本のように今年中に2.27倍、2014年に2.45倍になるなんて、とんでもない国は世界で日本だけです。
 その日本の国債の金利が上りはじめ、買い手が減って来ました。』


 ・アメリカ: GDPの1倍の借金

 ・ギリシャ: GDPの1.24倍の借金

 ・日本(今年年末): GDPの2.27倍

 日本の借金の割合がギリシャよりずっと多いということは、単純に考えても返済は無理だと思います。船井氏は来年には日本は破綻する可能性が高いと言われていますが、多分破綻するのだと思います。
 現状のままでは船井氏の言われる通り、官僚や政治家は国が潰れるまで国債を発行しますので、来年あたりは本当にやばいのだと思います。副島隆彦氏の予測では、今年2010年末にはアメリカは恐慌に突入し、そのあおりで日本も恐慌になると言われています。朝倉慶氏の予測も同じです。そして、WebBotやコルマン・インデックス、LEAP/20Eなどもほぼ同じような予測をしていますし、その予測通りに進んでいます。

 今年の7月7日または7月17日に第2リーマンが爆発するという予測もありますので、来年といわず今年中に日本が恐慌に入る可能性も高いと思います。

 日本が恐慌になったら、ハイパーインフレになり、食料を手に入れるのも難しくなるという予測もありますが、私は政府が米を配給すれば何とか国民は食べていけると思います。
 現在はあまりに毎年米が余ってしまうので、減反政策として、米を作らなかった農家にはご褒美として、お金をくれます。ということは、政府が減反などという農民をバカにした制度を廃止すれば、米はどんどん生産されますので、国民がいくら食べても食べきれないくらい生産されると思います。

 しかも、農薬や化学肥料の購入には多くの費用がかかるので、否応なしに無農薬・無化学肥料農法になっていくと思います。3年もすれば、日本全国無農薬栽培になりますので、いいこと尽くめです(笑)。65年間の、アメリカ農法の呪縛から解かれ、循環型の江戸農法が復活するわけですね。

 更に、肉は穀物の4倍~8倍のコスト高ですので、日本が破綻すれば肉が食べたくても食べられなくなります。日本中、日月神示の「四つ足食ってはならん」を仕方なし実行せざるを得なくなります。ケンタやマックも消滅するのでしょうね。立ち食いそば屋は残りますかね。(適当な予測ですのであしからず)

 また、日本国民が大嫌いな官僚の天下りも無くなります。国家破綻するということは、税収もないし、国債を発行してもどこも買ってくれませんから、官僚が政治家を使ってお金を集めようと思っても、全くお金は集まりません。つまり、天下り先の特殊法人が消滅してしまいますので、天下る先が無くなってしまいます。

 更に民間が年収200万円、300万円、400万円という時代に、公務員は平均800万円以上ももらっているわけですが、国家破綻すれば、その日から公務員には給料は出なくなりますので、民間と同じ立場にならざるを得ません。民間の気持ちを味わえるいい機会だと思います。

 以上は極端な例ですので、実際はこれほどにはならないと思いますが、国家破綻しても3年くらいは生活も窮乏しますが、その後はまともな社会や政治を作りやすくなると思います。日本が国家破綻れば、アメリカも得るものがないので、奴隷という立場から開放してくれるかもしれません。1回ドボンすれば、シャッフルされるので、次の社会を良い方向に持っていき易くなります(悪くもなりますが)。

 そもそもお金の価値がジンバブエ状態になれば、1兆円預金があっても、パン1個も買えないかもしれません。資産家も一気に私たちと同じ立場になってしまいます。貨幣制度が破綻するわけですので、いくら預金があっても意味がありません。金(キン)は暴騰しますが、貨幣制度自体が崩壊するなら、金で米を買うのが関の山で、金(キン)で資産家になるというもの実現するかどうかは解りません。次に来る社会が、金の要らぬ世であるなら、金は金属としての価値しかなくなってしまいます。

 日月神示に「金で治めて、金でつぶす」とありますが、それは資本主義の全盛とその崩壊を云っているのだと思います。その後は金の要らぬミロクの世を実現していくことができると思います。
 中矢伸一氏監修の「完訳 日月神示」上下を週に4日くらいは読みますが、日月神示には、「心配せずに神を信じきれよ」という箇所がたくさん出てきます。ややもするとこれからの将来に対してネガティブに考えてしまいがちですが、私もなるべく心配しないように心がけています。(慣れれば、心配しないようになります。)
 米は余るほど日本にはあるし、若い人が地方で農業に従事すれば、今の倍以上の野菜も採れますので、食うには困らないはずです。雨露がしのげて、米と野菜があれば、私はそれだけで十分です。そもそも今でも、五穀・野菜しか食べていませんので、全く問題ないです(笑)。

 資本主義崩壊や、日本国家破綻は生活恐慌になると思いますが、1年と半年、半年と1年を辛抱し、その後ミロクの世をみんなで実現していきたいと考えています。いい時代になってきました(笑)。

 


 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201004007
コメント (1)
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