日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

 「基地拒絶が国民総意なら海外移設が正当③」 植草一秀氏

2010-04-27 07:58:12 | 政治・社会
 <植草一秀氏ブログより転載>
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 「基地拒絶が国民総意なら海外移設が正当③」

                   植草一秀

4月25日、沖縄で基地反対の県民大会が開かれ、9万人が参集したと報じられている。


沖縄県では、かつて名護市が基地移設受け入れを容認するスタンスを示した時期があったが、本年1月の市長選では基地受け入れ反対を唱える候補者が当選し、名護市も基地受け入れ反対に転じた。


自民党政権は米国と協議して名護市辺野古地区の海岸を破壊するV字形滑走路を建設することで米国と合意を成立させてしまったが、海岸を破壊する工事に着工するには沖縄県知事の許可が必要だった。ところが、知事が工事着工を許可すれば県議会が知事不信任案を可決する可能性が高かったため、工事着工には黄信号あるいは赤信号が灯っていた。


自民党政権が米国と合意を成立させてしまったことが最大の問題だが、とはいえ、外交には継続性の大原則がある。政権交代が実現しても過去の日米合意を消滅させることができるわけではない。


ここにこの問題の根本的な困難さが存在するが、鳩山総理はこの情勢のなかで、辺野古の海岸を破壊する形で普天間基地の代替施設を設けることを回避するための方策を検討し続けてきた。そして、その政府案決定の期限を本年5月末に定めたのである。


辺野古の美しい海岸を破壊しないための方法として、


①辺野古内陸部のキャンプシュワブ内にヘリ離着陸用の施設を建設し、軍用機離着陸の演習等は他都道府県の施設を活用する。


②普天間飛行場の代替施設を県外に設置する。


③普天間飛行場の代替施設を海外に建設する。


の三つが検討されてきた。


こうしたなかで、沖縄県の住民は、辺野古の海岸破壊施設建設に反対するだけでなく、キャンプシュワブ内にヘリ離着陸施設を建設することに対しても反対の意向を強めている。


また、県外の代替施設設置については、日本全国の各候補地とマスメディアが一体となって完全拒絶の姿勢を強めている。


他方、米国はかねてより、基地については「地元の同意が前提」とのスタンスを明示してきている。


こうした事情を踏まえれば、代替施設は国外に求めるしかなくなる。






日本のマスメディアは、日本の安全を守るための「抑止力」の視点から言えば基地が必要だと言うが、代替施設の国内建設に反対する各地元の強烈な反対運動を全面支援しながら、国内に施設が必要だと主張するのは完全な自己矛盾である。


今回の問題が拡大したことによって、日本国民が総意として「米軍基地はいらない」との考えを有していることが確認されつつある。さらに、マスメディアが「米軍基地はいらない」との各地元の意向を全面支援することが明らかになった。


こうした情勢を踏まえれば、鳩山政権は米国に対して堂々と「普天間の代替施設を国外に求める」と表明して良いことになる。


鳩山総理は自信を持って「基地移設先を海外に求める」との見解を表明すれば良い。


同時に、日本の安全保障を日本の力で確保するための基本方策を検討し始めるべきだ。


日本の米軍基地は日本のために存在するのでなく、米国のために存在する面が圧倒的に大きくなっている。


戦争終結後65年、安保改定後50年の時間が経過したいま、日本の安全保障体制を根本から見直し、日米同盟の必要性について、抜本的な再検証を行う必要がある。


日本は対米隷属から脱却し、米国に対しても「言うべきことを言う」国にならねばならない。これが「真の独立」である。


マスメディアは基地移設反対を唱える日本国内の移設候補地の意向を全面支援するなかで、気付かぬうちに鳩山政権の「代替施設は海外へ」の主張を支える援護射撃役を担うことになった。


鳩山総理が自信をもって県外移設を表明するタイミングが迫っている。


 <転載終わり>
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 25日の日曜日に、沖縄で米軍基地反対の県民大会に9万人もの人たちが集まったと報道されていました。今の日本で9万人も集まる反対集会などは、ないのではないでしょうか。私はこれほど集まるとは予想していませんでしたので、とても驚きました。 

 沖縄には日本の米軍基地の75%も存在しているそうですので、基地はほとんど沖縄に任せきりです。今は沖縄の方々には大変ご苦労をおかけしています。

 私は学生時代から反共で旧民社党の支持者でした。その後も最近まで、新しい歴史教科書を作る会で10年間も活動してましたので、基本は日米安保維持、憲法改正推進、反共産主義、反日教組でした。米軍基地に対しては、日米同盟の見地から、現地の人たちには迷惑な話しでも、仕方ないと思っていました。1998年からは小沢党首の下、自由党に入党し選挙をやったりもしました。
 雑誌は文春に新潮、サピオなどをよく読んでおり、いわゆる保守や右と云われる思想の持ち主でした。
 
 2008年に日月神示を知って、中矢伸一氏の著書を20冊以上読むようになり、船井幸雄氏推薦の副島隆彦氏やベンジャミン・フルフォード氏の著書を読むようになってからは、右寄りから中道になってきました。日月神示には、「この道 中行く道ぞ」とあるように右だ左だと批判ばかりするのではなく、両方の良い点、悪い点を冷静に把握することが大事だと考えるようになりました。

 今までは、親米、親ヨーロッパで、中国やロシア、北朝鮮、韓国などはずるくて危険な国だと考えていました。ところが、副島隆彦氏やフルフォード氏、朝倉慶氏、などの著書を読むことにより、アメリカやイギリスが日本にしてきたことを知り、愕然としました。

 何より、中矢伸一氏の著書「日月神示 完全ガイド&ナビゲーション」で解かれているイシヤやイルミナティ、フリーメーソンのしてきたことを知り、自分の無知を知ることになりました。イシヤの正体を知り、今後はどうしていけばいいのかが解ってからは、親米ではなくなりました。アメリカこそはイシヤが作った国家であるということを知り、坂本龍馬やグラバーの歩んだ歴史の真実を見たように思いました。(福山雅治氏の龍馬伝はドラマとしては、とてもいいですね。ただ、歴史の真実からはかなりの乖離があると思いますが。福山雅治は好感の持てる役者だと思いました 笑)

 また、出口王仁三郎聖士や植芝盛平翁先生が歩んだ歴史の裏を知ることができました。更に、第2次世界大戦に入っていくはめになり、大きな犠牲を出して、敗戦。その後アメリカの占領政策で日本人の大和魂が根こそぎ奪われてしまったことなども知ることができ、私の考え方は180度の大激変をしました。そうして、今は「中行く道」をなるべく歩むように心がけています。

 米軍基地に対しては、右寄り時代は日米安保があるので、在日米軍基地の存在も仕方ない、と考えていましたが、今は国防と国防意識を国民に正しく持たせつつ、米軍基地は日本から撤退すべきだと考えるように変わりました。日本は日本自身で守るという気概が大事だと思います。

 少なくとも、韓国が違法に竹島を占拠していたり、中国が尖閣諸島を不法に占拠している現在、在日米軍は戦闘するどころか、何の反応もしません。全く知らん顔です。竹島は江戸時代かられっきとした島根県の領土ですし、尖閣諸島も昔から日本の領土です。それを、韓国や中国が不法に占拠しているのですから、日米安保条約に則り、何らかの行動をアメリカは起こすべきだと思いますが、全くだんまりです。

 これで「日本をどこかの国が侵犯したり、攻撃したら、アメリカが守ってくれる」という約束は、既に妄想の域に入ってしまったことが分かります。イラク戦争のように、アメリカが勝手に言いがかりをつけて始めた戦争に、日本はホイホイ借り出されていましたが、日本が韓国・中国から侵犯されてもアメリカは知らん顔です。属国だから仕方ないのでしょうが。日本はアメリカの属国を止めて、自立すべき時がいよいよ来たと思います。民主党政権の今ならそれは可能だと思います。今こそ、逆明治維新が必要だと思います。官僚支配からの脱却、アメリカの属国からの脱却が必要ではないでしょうか。

 ただ、悲しいことに、今の日本人にはそこまでの気概はないように思えます。今年の7月からはリーマンショックの100倍の破壊力のあるCDSが爆発し、郵貯、4大メガバンク、生保損保、大企業が壊滅的な打撃を受けることになると思います。もちろんそのあおりで中小も被弾することになります。そうなれば今の税収37兆円どころか、10兆円くらいしか税収がなくなり、特別会計も今の1/5、1/10になると思います。

 そうして、国家は破綻する。破綻すれば国に税収などの金が無くなりますので、官僚が支配する手立てが無くなります。官僚の支配の方法というのは、要するに金で治めるということです。国に金が無くなれば、支配する道具がなくなるので、自然と官僚支配から解き放たれます。そもそも官僚も給料が出ないので、いなくなってしまいます。

 日月神示の「金で治めて、金でつぶす」ということが、これから実際に起こって来ると思います。まさに日月神示通りに進んでいて、恐ろしさも少し感じています。
 そうなれば金の無い日本など、アメリカは全く興味も関心もなくなることでしょう。というか、そのころには、アメリカはもっとひどい状態になってますので、日本の支配どころではなくなるでしょう。

 そもそもCDSの爆裂は国際金融資本が仕込んだものですが、その大きなワナで自分が破壊されることになるとは、国際金融資本=イシヤも思ってもなかったことだと思います。まさに自爆です。己の驕りで、己が亡ぶことになるとは。(自分も常に反省して、謙虚に生きていきたいと思います)

 こうして、明治維新から140年間続くアメリカと官僚による日本の支配が終焉を迎えることになると思います。無血革命というか、自爆ですね。





 ●知られざる真実
  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-0fb7.html

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