日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

 忍び寄る食糧危機とアメリカの「内乱」  中矢伸一

2010-06-08 07:00:32 | 日月神示の実践
 <日本弥栄の会より記事転載>
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 忍び寄る食糧危機とアメリカの「内乱」

                    中矢伸一

4月20日にメキシコ湾の石油掘削基地ディープウォーター・ホライズンで発生した原油流出
事故は、「アメリカ史上最悪の環境破壊」と言われますが、アメリカ史上どころではなく、
「人類史上最悪の環境破壊」となる可能性が出てきました。

アメリカ地質調査所(USGS)は、一日あたり190万~300万リットルの原油が油田から
流出しているとの推計値を発表。この推計にもとづけば、4月20日以降に流出した原油の
総量は7000万~1億1千万リットルにも達することになります(5月28日)。

これまでの米史上最悪の原油流出事故と言われているのが、1989年にアラスカのプリンス・
ウィリアム湾で発生したエクソン・バルディーズ号の座礁事故です。
この時の流出量は4200万リットルでした。
今回の流出事故は、すでにこれを大きく上回っているものの、流出発生から一ヶ月半以上が
経過した6月7日現在もいまだ終息する兆しがありません。

ロシア天然資源環境省は、「BP(British Petroleum)社の原油流出は、北米大陸の東半分の
すべてを『完全な破壊』に導くだろう」と発表しました。
『大起元日本』によると、ロシアの科学者たちは、メキシコ湾での原油の流出の現状を隠すため
にBP社が「コレキシト9500(Corexit9500)」と呼ばれる化学分散薬品を何百万ガロンも
注入していると訴えています。
一日あたりの薬品量は290万ガロン以上になるそうです。
コレキシト9500は石油より4倍も強い毒性を持つ溶剤で、これが2.61ppmの濃度でメキシコ
湾の暖水と混ざると、その分子が「相転移」する──つまり、「液体から気体に変化する」と
科学者たちは指摘しています。ガスとなって大気中に放出され、雲に吸収されるわけです。
そこから地上に「毒性を持つ雨」が降り、あらゆる生物たちの生態系を滅ぼす「想像もつかない
ような環境破壊」につながる恐れがある、と警告しています(6月3日付『大起元日本』)。

さらに恐ろしいことがあります。
最近配信されたWebBot最新予測を目下翻訳中の高島康司さんから教えて頂いたのですが、
今回の流出事故の起きたメキシコ湾は、ハリケーンの多発地帯でもあるということです。

これからハリケーン・シーズンを迎えますが、次にこの海域でハリケーンが発生すれば、それは
否応なく、原油に汚染された海水を巻き上げ、アメリカ南東部付近の陸地に「毒性を持つ雨」を
降らせることになるでしょう。
そうなると、アメリカ国内の農業は大打撃を受け、作物は食べられなくなり、一気に大食糧危機
へ突入するように思われます。
「食べるものがない」というのは生死にかかわる問題です。
このことは、米国民の怒りに火をつけ、経済や社会保障などのアメリカの内政問題と絡んで内乱
状態となり、「革命」へと結びつく可能性もあります。

日本も対岸の火事ではありません。
大気中に巻き上げられた毒性物質は、ジェット気流に乗って地球全体をまわるでしょう。
原油に汚染された海水は海流に乗って大西洋を汚染し始めています。
欧州もこの被害を受けることは避けられないですし、多くの海産物を輸入に頼っている日本にも
大きな影響が出るでしょう。

「一粒のコメに泣く時が来る」──。

この神示を私たちは今こそ深刻に受け止め、準備を急がねばならないと思います。

 <転載終わり>
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 PB社の原油流失は未だに止まっていませんので、こうしている間にも毎日大量の原油が流れ出しています。海底1500mという深海での流失事故ということで、流失を止めるにも技術的にたいへん難しいとのことです。
 潜水艦でも500mくらいしか潜れませんので、海底1500mでの作業というのは特殊な船でなとできません。確か水深10mで水圧が1気圧かかると中学時代に習った記憶がありますが、1500mという深海では、150気圧がかかる計算になります。これでは普通の船ではぺしゃんこになってしまいます。
 4月20日の事故発生以来、既に50日が経っていますが、全く流失を止める手立てはないようです。このまま流れ続け、枯渇するまで流失し続けるのでしょうか。

 この流失事故が完全に復旧するには、300年かかるとも言われています。確かにこのまま原油が流れ続ければ、メキシコ湾だけでなく他の海域も汚染されていくのかと思います。また、中矢氏が言われるようにハリケーンが原油を巻き上げて、全米に撒き散らすということもあり得ることだと思います。
 そして、気流に乗って全世界の大気が汚染されるということもあるかも知れません。日本ではあまりこの事故については、報道されませんが、地球の大気や海はつながっているわけですので、日本にもこの影響が来ると考えるほうが、普通だと思います。
 そもそも、この流失を止めることは可能なのかどうか。約2ヶ月経っても全く止まらず、現在も流れ続けています。この結末は一体どうなるのでしょうか。全く予想がつきません。
  



 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/

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