大みそか 庭で色々かたづけをした ひさびさ落ち葉の堆肥をのぞいてみたらしっかり好気性菌がま
わっって白くなっていた。
これでこの春には良い堆肥になっているだろう。
この状態までになるにはけっこう大変だったが ベトナムで堆肥を1年がかりで作った経験が生きた。
落ち葉やおがくずをただ積み重ねて置いても簡単に堆肥にはなってくれない。
水分調整は堆肥をうまく作る一つの重要な要素で おおよそ40%になる位い落ち葉やおがくずに補給し
てやることが大切だ それで醗酵が促進しされ有能な堆肥となる。
これがコツだ。。。
水分40%を具体的に説明すると 堆肥を手でしぼって水が滴り落ちるくらい 。
それがおおよそ40パーセントの目安だ。
写真くらいの堆肥量があれば春に使う分は十分だろう。
全く臭わないので 土壌改良用に庭にすき込むには理想的だ。 この醗酵状態は安定期に入っている
ので堆肥の温度はほんの少し温かいだけだ。
今回の堆肥はもみ殻が主材料なのでケイ素分が多い 植物の葉っぱや茎に一番効くだろう。
皆さん勘違いされている方が多い様だが落ち葉堆肥はあくまで土壌改良が主で 植物を育てる3要
素の Pリン Kカリ はあまり多く含んでいない。ただし Nチッソ分は多い。
鶏糞(リン) 草木灰(カリ)等を混ぜると優秀な肥料として使えますよ。
気をつけなければならない事は 堆肥だけを沢山土壌に投入するとチッソ過多になる事だ。。
長くなるので詳しくは次の機会に説明しよう。