長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

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今年最後のハチミツ絞り

2022年09月21日 | 西洋ミツバチ

 

 

20日ミツバチの巣箱を再度点検したところ、

予想していた通り全ての巣礎にミツが一杯になっていた。

以前から「採ミツ作業をしよう」と声掛けをしていた、

ミツバチに興味を持っているラーメン店主の王さんに早速連絡。

10時から一緒にお土産付きミツ絞り体験を始めた。w

 

 

 

絞り終わって採れた量を確認すると凡そ15ℓであった。

15ℓだと写真の瓶で70本出来る。

 

 

 

 

 

 

家の瓶の在庫はなくなっていたので、ホームセンターまで瓶を買いに行くことに。

 

その前にミツの濾過作業。 先ず粗濾過から。

 

 

2番濾過。

 

 

濾過の終了。

この後ミツを寝かせて気泡をミツの表面に浮き上がらせる。

 

 

今回の糖度は前回よりも高い83.8度、過去最高糖度であった。

 

 

下の写真。今回の蜜のほうが若干色が薄い

色の濃い蜜の糖度は32.1度。

色の濃さは糖度に比例しないことがわかる。

 

 

 

 

 

6時間後の状態、缶の中のミツ全体にまだ気泡が混在している。

ミツを落ち着かせて、やっと気泡が浮いてきた、

この後一日ほど寝かせると表面はさらに気泡で真っ白になる。

 

泡をすくい取りミツの瓶詰作業に入る。

(泡を浮き上がらせ除去すると下のミツは透き通った琥珀色のミツになる。)

 

 

前回採取のミツと今回分のミツの色違いが判る写真を撮ろうと

1本だけ瓶詰を急いだ、そのため気泡が入っているミツを詰めたために

瓶の中のミツに気泡が浮いて白くなってしまった。

別に味・品質に問題はないのだが見た目は悪い。

左が今回気泡抜きを十分しないで瓶詰をしたハチミツ。 右は前回瓶詰したミツ。

この後は5日ほど寝かせて気泡を抜いて瓶詰めをする。

色の濃さが左(今回)右(前回)で違う事が良くわかる

 

 

 

約半分の濾過作業が終わった。

ポリタンクにはまだ未濾過のミツが5リットルくらい残っている。

蜂の巣のかけらがポリタンクに付着している。

蜜蠟やプロポリスで汚いものではない。

 

 

全て濾過が終わって約15ℓの蜜が出来上がった。

 

大変な作業だが、出来上がりをイメージするとモチベーションは上がる。

 

これで今年の採蜜は終わった。

後は無事にハチの群れを越冬させてあげることになる。

 

 

 

参考までにミツバチ飼育の経費を簡単に載せて置きます。

飼育を考えている方は参考にどうぞ。

 

ミツバチの群れ    1群       35000円

巣箱          2段1個    15000円

その他資材        一式    30000円

 

合計              約8万円

 

物凄く大雑把な初期投資費用です。実際には他にミツの絞り器など8万円位かかります。

以上は初期投資の費用です。

 

プロの方はミツ蜂に一箱当たり20リットルを生産させる。

これを有名養蜂所へ売ると6万円ほどになるのだそうです。

ネット販売をしている方に聞くと20ℓを小分けで売って15万円くらいになるようです。

私の知り合いの養蜂家は息子さんと二人で80ケース程飼育している。

80×15万円 売り上げが計算できます。

ちなみにその養蜂家は年間300万円程資材費が掛かると仰っていました。

千曲川河川敷にミツバチを置いていると大雨で増水して巣箱全て流される事も有る。

なので自然相手の養蜂はリスクも大きいようです。

しかしさすがプロは稼ぎますね。

 

 

 

私は趣味で十分満足だ。

お金は入らないけれどそれ以上のことをミツバチから教えられている。

 

数字はかなりアバウトですので御参考までにです。

 

 

 

明日は晴れになりそう明後日は雨予想。間隙をぬってタカの渡を撮りに行く予定。

タカは果たして現れてくれるかな。

 

 

それでは皆さんまた次回。

 

再見。



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