好きな作家には安部譲二さんがいる。
エッセーの中に横浜本牧のクラブ、クリフサイドが出てくる
そこで登場するのが東久世壽々子さんだ
(銀座マキシムド・パリを立ち上げたり
戦後日本初のイタリアンレストラン「イタリアンガーデン」を横浜に開店。
大人気となり、霞町、銀座、青山、立川に次々と支店を出店大成功を収めた)
その東久世壽々子さん愛称スーズィーさんが
若い男性とクラブ、クリフサイドで飲んでいたのが
アイリッシュウィスキーのタラモア・デューだ
(スーズィーと書きましたが安部譲二さんが
エッセイの中でこだわって使っている書き方なのでをそのまま使用します)
安部さんが「あなたは何を召し上がっているの?」と敬語で声をかけると
キングスイングリッシュで『タラモアデュー』 って一言で答える
画になってかっこよすぎでしょ。
安部さんの育ちの良さも敬語に自然に出ている。
安部さんの父親は日本郵船に勤務しており安部さんは
赴任先の海外で子供のころから生活をしている。
ロンドン、ローマで乳母付きの生活を長くしていたようです。
流暢なキングスイングリッシュを話せます
終戦後一時期は日本航空の社員でパーサーであった
当時のスーパーエリートです。
そして安藤組のインテリ渡世人。
スーズィーさんの父親も日本郵船社員であったので当然顔見知り。
上海、アメリカ育ちで英語も話すし洗練されていたんでしょうね。
もと華族でした。
ちなみに私の爺さんは戦前日本郵船のコック見習いしていたそうです。
田舎の貧乏一家の長男でしたが、
帰省すると片言の英単語を説明して
周りからは尊敬されてたらしいですw
昭和初期ですから単語の発音くらいでも
周りは「オー」って反応になるんでしょうね。
余談ですが私の長女はこの12月にやっと航空管制官の研修が終わり
現場に配属される予定です
爺さんの血を継いでいるので海外には縁が有ります。
タラモアはアイルランドの地名、デューは雫とか露って意味
タラモアの露って事だそうです。
デューの複数形はデュースだから普段よく使っている日本語のジュース
はデュースのことかね。
スーズイーさんはアメリカ育ちなのだが
バーボンは飲まず
アイリッシュウィスキーのタラモア・デューを飲んでいるのだそうだ。
スカッチ(安部さんは米語でなくキングスイングリッシュですからこの発音になります)
でなくアイリッシュですよ。
そこがまたカッコいいよね。
私もタラモア・デューにあこがれて
14年物のシングルモルトを少し前に買っていた。
昨日パソコン作業をしながらタラモアデューを飲んでみた
バカラのグラスは先月断捨離し不燃物廃棄していた。
そんなわけで昨日はショットグラスで
『やっぱり美味いウヰスキーはストーレートだよな』
なんて独り言をつぶやきながら。。
そんなシチュエーション夢見てました。
当然実行しませんでしたが。
ぜってー似合わねーし。w
一人静かに余韻を味わって飲みました。
昨日のわんこ
月に2度ヘアートリミングとシャンプーに行くのだそうです
一回3000円~5000円だそうですよ。
混んでいて
『予約しなきゃしてもらえないので、しょうがないんだよ」
って家族は言っていますがね
何回も言いますが私は
月 に 1 回 1000 円 床 屋 で す よw
相変わらずカメラには視線合わせないなー。
すっかり我が家の一員。
私が帰ると出迎えで全力で走って玄関まで来る
おなかを出してしっぽを振って可愛いんです。
今回のクリフサイドとは全く別物ですが
スナックで歌う歌
クリフサイドつながりでアップ。。
思い出のクリフサイドホテル
想い出のクリフサイド・ホテル 中村雅俊 (youtube.com)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます