日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

インドは次元の違う国

2017年02月12日 16時15分02秒 | 思うがままに
仙台に向かっています。快晴です。
そしてとても暖かい…。

ただ、油断して新幹線のチケットをとっていなかったので、3人がけの真ん中しか空いていませんでした。

後ろの真ん中の席には田原豊道先生が座っておいでですが、大きな先生には何とも窮屈そう。

さて、遠藤周作氏が、こんなことをおっしゃっていました。

【善悪とか美醜とか、何でも価値を二分割して対立させるような西洋風の考え方は、うまく機能しなくなっている。
ひとつのものには、ふたつの異なった価値が併存しているということを、率直に認めるところからスタートしたほうが良い。
そういう意味でインドというところは、まったくわけのわからん世界。矛盾するのもの同士がごちゃまぜになっている】

私が何十回とインドに行きたくなるのは、まさにそれかもしれません。

私たちは矛盾を取り除こうと…躍起になりますが、案外、激しく矛盾することで、うまくバランスが取れているのではないか…と思えてくるのです。

インドは生と死が 一緒になっています。死から目を背けようとしません。

私たちの日々の営みとは、また違う次元から包み込んでくれる存在。

だから、日本でアタフタしている自分をリセットするために、私はインドに行きます。
どうにもならないことを、どうにかしようなんて所詮無理です。だからそれを包容してくれる存在が欲しいんです。それが、私にとってのインド。

ガンジス河と言えば、私はいつも田原豊道先生を思います。
そうなんです。
田原先生はガンジス河のような先生。

人の一面だけを見るのではなく
どのように生きて来た人も、それはそれは深い愛で、包み込んでくださる。

そんな先生だから、日本ヨーガ学会の会員に限らず、ご家族やご友人までインドツアーにご参加され、ひとつの大きな家族ができます。

今年のインドツアーも続々とお申込みが入っているようです。

バスは一台ときめていますので、定員になったら締め切らせていただきます。悪しからずご了承ください。(荻山貴美子)














コメント (1)
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