日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

太陽神の中でもっとも具体的な神、それはスーリヤ

2017年02月16日 21時59分26秒 | 思うがままに
音は2つ以上のモノがたたきあって大気に振動を放つときに生じます。このバイブレーションは脳に伝わり、過去の記憶を呼び起こします。音は継続的に心に影響を与えます。

マントラは心に特別な効果を及ぼします。
マントラはダイナミックに、あるいは囁くように、あるいは心の中で唱えます。

マントラの詠唱は気づきと集中を伴いますので、心はその音の形を取り、一体となり、マントラのもつエネルギーが私たちの心に現れます。

マントラは聖者たちによって深い瞑想状態の中から生まれました。

スーリヤ・ナマスカーラ(太陽の礼拝)は、はじめにマントラありきでした。私たちは美しい朝陽を見て、思わず讃える言葉を発します。
「わあ、なんて美しい!」
「なんて神秘!」

こうして太陽とともに一日の活動が始まります。

思わず合掌せずにはいられません。
これがポーズです。
心は聖なる祝福を受けて、光の源に向かいます。

そのときの表情はきっと柔らかく穏やかに違いありません。

新しいキールタンのCDには、スーリヤ・ナマスカーラが収録されています。
静かに瞑想するときに適しています。
もちろんアーサナを伴ってもいいと思いますが、アーサナを入れるときはいつもの唱えかたでも良いと思います。

マントラの唱え方はいろいろです。今度からこの唱え方に変えた…というわけではありません。

それからスーリヤ・ナマスカーラの最後に唱えているのは

オーム シュリー サヴィトレー スーリヤーヤ ナーラーヤナーヤ ナマハ

私たちを鼓舞するお方
天空の王者
太陽神なるあなたに礼拝します

と締めくくります。

たくさん、たくさんほめ称えますと神様もきっとお喜びになります。
横浜からの帰りです。(荻山貴美子)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする