本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

今週の言葉

2006-07-03 23:51:24 | 住職の活動日記
6月19日~6月25日
 「人生は学校である そこでは
     幸福よりも 不幸の方が よい教師である」

  本荘小学校の子ども達が訪ねてくるのでこの言葉を選びました。
 「あまかされるより、つらくても、一生懸命頑張ったときの方が、なんか充実感があってうれしいよね。」
 「そうです ぼくもサッカーをやってたとき 汗かいて いっしょうけんめいした時の方が うれしかったです」
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いのちピカピカ探検隊

2006-07-03 23:41:23 | 住職の活動日記
6月21日本荘小学校三年生いのちピカピカ探検隊来山。
「いのち」についた地域の人たちがどのような取り組みをされてるのか、いろいろな職場などにお邪魔します。」
と校長先生からお手紙。
 私も子ども達に聞いてみたい事がありました。
一つは、いのちはリセットすると生き返ると思っているのか。
そして、子牛さんや子豚さん見てるとかわいい、でもそのお肉は美味しいね。そのことをどう考えるのか。
 子ども達は来る早々いろいろめずらしいようで、仏具の事やお花のことお経の事、質問攻め。
 そしてこちらの質問をしてみると、
 「いのちは貴重なものです。死ねば二度と生き返ることはありません。いのちは同じものは二度と作れません。だから大事にしなくてはいけません。」
 こちらが驚くような立派な答え。なんか安心もしました。
次の質問は、いのちを食べるのとかわいいということは、こちらの説明も悪いのか、もうひとつ理解してないようでした。
 ただ、食べる時「いただきます」は言ってくださいね。「これはお米や野菜、さかなお肉はすべていのちを頂くのですから。私が生きるためにあなたのいのちを少しだけいただきます。」
 はーいと言ってくれました。
 最後にそれぞれに一句詠んでくれました。

   本蔵院 にっこり笑顔で 何代目も
   本蔵院 希望モリモリ ワクリンパ
        (ワクリンパとはワクワクした気持ちがパーッと広がる感じ)
   いのちはね ひとつしかないんだよ 大切に

 よく来てくれました。また来てくださいね。
子ども達の質問が一番勉強になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする