本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

もう、チャクチャクと お正月の準備が!

2007-10-30 23:32:32 | 住職の活動日記
 今日お参りに行ったお宅は園芸店です。

ご覧のような、葉牡丹の小さな苗がたくさん育っていました。

もう、お正月の準備か!

熊本は昼間はまだ夏のようです。

でも、明後日からは11月、霜月です。

そうこうしてるうちに、師走、なんと一年の早いこと。

     

でも、一日一日丁寧に を心がけて 
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常香盤 ( じょうこうばん )

2007-10-30 23:19:23 | 住職の活動日記
 常香盤は仏具の一つですが、本堂において、常にお香の香りを漂わせておく

道具です。当院のものは簡単でとてもシンプルな形です。

 本山とかにあるものは、蒔絵がほどこされたものや、形も重厚なものが多いようです。

 
 お香といえば香りというイメージですが、昔は別な利用方法もありました。

      お線香で時間を測るのです。

 座禅を組む時など、お線香一本が燃える時間を一つの単位としました。

 突然、下の話ですが、 ( 申し訳ありません )

 むかし、遊女の揚げ代を 「 線香代 」 といったのです。 

 遊女が遊ぶ時、今のように時計がない、ではどうやって時間を測ったかというと、

 線香を一本立てて、遊ぶ時間を計ったということです。

 そういう話をしてましたら、演劇関係の人から、

 そういえば、舞台でも 「 香盤表 」 というものを使いますよ。

 見たことはありませんが、

 俳優さんの名前や配役の名前、各場面の登場人物などを

 書いたものを 「 香盤表 」 というそうです。

お香、ということからいろいろ意味やら使い方があるのは面白いですね。


 写真のように、本堂では常にお香を焚いています。

 小さな常香盤ですが、私の技で8時間燃えつづけることができるのですよ。

小僧時代に 「 香もりができれば一人前 」 といわれ、

  ( お香をしつらえる事を、香もり、といいます。 ) 

なんかそれ以来、お香をもるということに、すごくこだわってきました。

 次回、香をもる、ということを写真で披露します。
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護摩壇を磨く

2007-10-29 23:14:13 | 住職の活動日記
 昨日の護摩法要で、護摩壇がすっかり汚れてしまいました。

午後から時間が取れましたので、ワックスかけて護摩壇を磨きました。

この護摩壇は、けや木の一枚板です。

ワックスをかけると、ご覧のように綺麗な木目が出ます。

 こういう時間も至福のときです。

用事が次から次へと、重なっていくと、『 時間よ止まれ! 』 と

叫びたくなります。

 「 龍華香 」( とてもいい香りのお線香です ) を焚き

本堂を掃除して、護摩壇とかにワックスをかけて、ゆっくりしたひとときを

過ごしました。

 お香のいい香りは、やはり心が落ち着きますョ。 
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今週の言葉10/29~11/4

2007-10-29 22:43:08 | 今週の言葉
 尊敬と謙虚と  満足と知恩と

    時々 教えを聞くこと

  これが こよなき 幸せである  ( 釈尊 )


 お釈迦さまの言葉です。

 お釈迦さまの教えは実に簡単です。

 教えそのものは、簡単なのですが、教えを受け取る私たち ( 人間 )

が、難しいのではないでしょうか。

 それは、すべてのことに 『 自分にとって損か得か 』 または

『 自分にとって都合がいいか、都合が悪いか 』

そこらで、どうも判断が狂ってくるようです。

 自分が、という 『 我 』( が ) がすべての価値判断を狂わす

基になるように思います。

 すなおに、人に対して尊敬と謙虚であれ、そして満ち足りた心を持って

恩を知り、お寺参りしたり、会合でいろんないい話を聞いたりすること、

これが本当の幸せである。  ですよネ! しかし、

 なぜかしら、この反対の心ばっかりで暮らしているのですね。

以前、「 そのまま 」 と 「 このまま 」 のことを書きましたが、

人間本来、「 そのまま 」 でいいのですヨネ。ところが、「 このまま 」 と

でいいと、俺がという心が顔を出すので問題が起こってくるのかな?


 もう一度、お釈迦さまの言葉を味わって、吟味し直してみるのも

大事なことではないでしょうか。



 余談ですが、

 インドの言葉では、AとB、というとき、AとBと、という表現をとります。

それで、尊敬と謙虚と、というように 「 と 」 が二つはいっています。
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お役目ご苦労さまでした

2007-10-28 22:39:52 | 住職の活動日記
 『 肌守り 』 が帰って来ました。

「 一年間無事に守っていただき有り難うございます。 」

もう紐も黒くなって切れかかっています。

本当に、お役目ご苦労さま! という感じです。


 私が交通事故に遭って、いつも肌身につけるお守りはないかと、

考えて、直に肌に触れても、どうもないようにと、

この肌守りをつくりました。

 しかし、ここまで使い込んでいただければ何よりです。

  ありがとうございます。
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なんでだろう?

2007-10-28 22:26:13 | 住職の活動日記
 記事を書き終えて、いざ、投稿と思って、

「 投稿 」 のボタンをクリックしたら、

パスワードを確認してください、の画面になり、

せっかくの大作が? 消えてしまいました。  何でだろう?

残念 !

 ご存知の方があればご教授ください。 

大作に限り、何度も消えてしまうようです。

 この記事は縁がなかったのかもしれません。

 又思い立ったら書きます。  に心落ち着けて!
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座 ざ ZA

2007-10-27 22:44:58 | 住職の活動日記
 池上の方より、新米がとれましたので 、とご献米がありました。

「 ざ 」 がありまして、おそくなりました。

「 ざ 」 ? 『 座 』 と書きます。

なんと、まだこういう言葉が残っていることに驚きました。


 今年とれたお米やいろんなお供え物を作って、神社に集まり、今年の豊作を感謝するの

ですが、だんだん集まりも悪く、今年は自分ひとりでお供え物つくりお赤飯炊いて、

お供えしました。

      といっておられました。

『 座 』 という言葉をあたりまえに使っておられ、それを守っておられる。

10月は神無月、「 神さまも出張ですので留守をお守りしてます。 」

 こういうことが、まだ残っていることに驚きとうれしい気持ちで一杯になりました。

      続けてほしい行事です。


 お米は 「 秋音色 ( あきねいろ )」 という名前だそうです。

実に風流ないい名前ですね。農薬も2回しか使いませんでした。

「 お世話が大変でしょう 」

「 できたしこ 」 です。 ( 熊本弁で、出来ただけ )


 玄米で頂きましたので、私にとっても何よりのものです。

『 町の巨匠に感謝 ! 』   
 
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ペゴッパヨ ( おなかすいた )

2007-10-26 23:55:08 | 住職の活動日記
  

ペゴッパヨ  韓国の言葉で 『 おなかすいた 』 という意味だそうです。

 お寺の近くにある、韓国料理のお店の名前です。

       とても気に入ってます。

私にとって焼肉のない韓国料理というのが、いいのです。

お野菜もたくさんいただけます。

 若いご夫婦が頑張って切り盛りされています。


 とてもおいしいお店なので、どうぞご贔屓(ひいき)にお願いします。

     住職お勧め !! 

 ちなみに、写真は 『 プデチゲ 』 今韓国で若者に一押しの料理だそうです。


 今夜は、食べることに関することばかりになりました。
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やはりあなたは美しい

2007-10-26 23:44:44 | 住職の活動日記
 昨夜に引き続き、開花 !

「 やはり、あなたは うつくしい 」 

 みなさんには、またかと思われるかもしれませんが、

あなたの美しさを称えて、今日も載せます。

  ( 写真の咲いている花のうしろの垂れている姿が昨夜咲いた花です )
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テレビタ米のご献米

2007-10-26 23:39:45 | 住職の活動日記
 思い掛けなくも 『 テレビタ米 』 のご献米を頂きました。

早速、お不動さまご宝前へお供えいたしました。

 施主は 『 テレビタミ~ン 』 の山口兼平さまです。

今一番、仏教談義で盛り上がっています。

不思議なご縁でお見えになり、密教のことを勉強されておられ、

それから、気が合うというか ( あわせていただいているのかもしれません ? )

話が時の経つのを忘れるくらい、弾みます。

分かるとか分からないとかを超えて、話し合えるということが大事だと思います。

忙しさを忘れて、話が出来ることが今、一番の幸せです。

 今日は有り難うございました。 

 そして、お経の稽古もしています。

 来年は、還暦記念に 『 本蔵院のお経 』 を作ろうかナ~ 

それを目指して頑張りましょう。  
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