本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

今週の言葉 11/1~11/7 『 勇気をもって 自分の信じた道を …

2010-10-31 22:08:01 | 今週の言葉
      『 勇気をもって
       
            自分の信じた道を

                   歩いて行く 』

    
                      三浦俊良





 先生がお書きになった 『 東寺の謎 』 という本を読み返しておりました。


( この 『 東寺の謎 』 は 「 巨大伽藍に秘められた空海の意図 」

  という副題がついていて、平成13年に 『 祥伝社 』 から出版され

  現在も書店で平積みされているほど人気の本です。)


一番最後の 「 わたしの歩いてきた道 」 という章は、何回でも読み返し、

また、原点に戻り、頑張ろうという勇気を頂く場所でもあります。


 今週の言葉はその中から頂きました。

そこのくだりをご紹介します。


   「 よその真似はしなくてもいいとおもいます。

    勇気をもって自分の信じた道を歩いていく。

    人がなにをいおうと迷わずにいくことです。

    人間が迷うのは、ほかに迷わせるものがあって迷うのではなく、

    自分が自分に迷っているのだとおもいます。

    だから、ほんとうに真面目に道を求めてやっていく。

    こういうことが人間の生き甲斐だとおもいます。」


        …   中略   …


 (  息子が歌手になりたい ! といいだしたとき、

   止めてくれるものと思って、三浦先生に相談にいったのです。

   息子の目を見て 、

   「 あなたなら出来る、しっかりおやりなさい ! 」

   といわれました。

   その時は自分のことで一杯でしたので、 なぜ ?? 

   と、先生の心が理解できませんでした。

   が、ほんとうは、どの道でもいい、一生懸命にすれば

   それがその人の生き甲斐であり、人生なのです。

   『 坊主にしよう 』 というのが親の欲なのです。 )



   「 いろいろなことがありました。

    そのなかでわかったことは、人間はいつも崖っぷちにたっているんだ。

    崖っぷちにたって明日もわからない、

    一寸先もわからないところにたっているのが人間なんだということです。

    明日もあさってもあるとおもうのが問題なんです。

    ちゃんと生きているということは、

    目標に向かって命をかけ、そして願いを込めてやりとおすこと。

    『 信に死して願に生きる 』 ということです。

    人間は損した儲かった、好きだ嫌いだ、という世界を

    いっぺん (  ) カッコにいれて、

    生まれかわった身にならないといけないとおもいます。

    生きているんですから迷いもすれば悟りもするでしょう。

    あのときこうすればよかったとか、という後悔の念や、

    あれが欲しいという欲の念、

    あの人は嫌いやという好き嫌い、

    怠けたい、いやになった、そして誹謗や邪魔といったことは

    生きているあいだは消すことができません。

    だから (   ) カッコにいれて、大願をたてて、

    わたしはこの道をいくんだと決めたら進んでいくことだとおもいます。 」



 不思議なもので、何回読んでも、新鮮に受け取れるのです。

そして、その時の先生の顔が浮かんできます。

顔というより、先生の声の響きです。

 声の響きには、私には叱咤激励のように聞こえてきます。

また、自分が恥ずかしくなってくるものです。

『 真剣に生きてるか ! 』

と、問われているのです。






       
 

  
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慧亮部長の車がやってきました !

2010-10-31 16:13:04 | 住職の活動日記
 昨日、発注していた 『 慧亮部長 』 の車がやってきました。





         




 朝一番で 『 御祓い 』 です。


ご覧のように、今一番人気でしょうか  『 プリウス 』  です。

 車が好きだった 『 慧亮部長 』 これが最後の車かもしれません。

乗り継いできて、最後の究極の車です。

 もともとは 『 四駆 』 とか 『 ワンボックス 』 が好きで、

むか~し  むか~し 、

 『 ジープ 』 に乗ってました。

それも、兵隊さんが乗るようなもので、

四台のジープの部品を集めて作り上げたという、とてもレアーものだったのです。

 ちょっと前までは、三菱のワンボックスの四駆に乗っていました。


 最近は、燃費と省エネということで、『 軽 』 だったのですが、

やはり、遠乗りには無理があるようで、

 ( いろいろドラマがあって      )

『 プリウス君 』 に決まったようです。




 
     




 この後ろのラインはとてもいいですね !!


 運転席に座ると、もう、一昔前の車とは雲泥の差です。

宇宙船の船内のような ??

「 ギアーのレバー 」 もちょこっと動かすだけで、

チェンジが出来るようです。




    




 私のスマート君の 『 ギアーのレバー 』 は、昔ながらの機械式、

スコン、スコンとスピードに合わせて入れていきます。

 信号手前ではギアーを落として、エンジンブレーキで

スピードを落としていきます。

 ( 私的には、車を操っているようで、この方が好きなのですが  … )


 最近の車はある種の電化製品のような感じにも見受けられます。






       




 左側がエンジンで右側がモーターでしょうか ?

綺麗に収まっています。

 こういう技術は日本は世界一でしょう !!


 車の流れも、『 石油 』 から 『 電気 』 へと確実の移りつつあります。

「 スマート君 」 も 『 スマートED 』 という電気自動車が

発表されたようです。

 あと5年は、このスマート君に乗せていただいて、

そのあとは     やっぱり  スマート君でしょう。

『 スマートED 』 ( スマートえ~で~ ! ) で

静かに走っていることでしょう。


 『 慧亮部長 ! 安全運転でよろしくお願いします  






   
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ゆで卵から猫 ??

2010-10-30 14:20:56 | 住職の活動日記
 お昼に 『 ゆで卵 』 を頂きました。

( たまごが新鮮だと、ちょっとむきにくい )

少しずつむいていくうちに、  おや~




     




 なんか、『 アヤちゃん 』 の後ろ姿のような、

   ( 私にはそう見えたのですが ?? )


 むきすすめるうちに、  あら~ !!




    




 『 般若の顔 』 になりました。



   ( 遊んでないで さっさっと  たべなさい !! )


という声が、飛んできそうです。




   おそまつ     チャンチャン !  
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『 奮起を促す ! 』

2010-10-29 22:04:38 | 住職の活動日記
 今日はこれを書きたかったのです。

  ( が、雑用雑事をやっているうちに、チョット安心が出まして  

    さらに、自分にも 「 奮起 」 を起こす意味で

    書き始めました。)


『 奮起を促す ! 』


 「 ハーバード大学 」 の学長先生の言葉です。

 ネットの記事で知ったのですが、

  ( 書くためにもう一回読もうと思っていましたら、

    すでに消えていました。)

学長先生は 『 ファウスト 』 という方で、初めての女性の学長先生です。

日本を訪れるときのコメントで、

 
 『 ハーバードの力は優秀な学生同士が刺激し合うところにある。 』


と述べておられ、

 これは、日本の学生諸氏の 『 ハーバード 』 へのエントリーが半分になったそうです。

 これに対して、中国・韓国の学生は倍に伸びているということです。

そのことに危惧を抱き、このコメントを出されたのでしょう。


どうか、もっともっと日本の学生も 『 ハーバード 』 へチャレンジして欲しい

いつでも門戸を開いて待っていますという、ことでした。

 最近の学生さんは 『 草食系男子 』 ( グラスイーティング )

が多く、外に出るより、内の中でゆっくり過ごす方がいい、

ということを好まれるということのようです。


 ある中国の教育者の方とお話をしたとき、

「 100年先を見据えた教育を目指している 」

ということをお聞きしました。

 
 やはり国を支えていくのは教育です。

1200年の昔、空海 「 弘法大師 」 は


  『 物の興廃は必ず人に由る

      人の昇沈は定めて道にあり 』


という理念のもと、日本最初の私立学校を建立されました。


 また、比叡山を開かれた 最澄 『 伝教大師 』 は

  
   『 国宝とは何物ぞ

      宝とは道心なり

     道心ある人を 名づけて 国宝となす

      …

     一隅を照らす

     此れ則ち国宝なり 』


 ということを宣言されています。


教育ということも 「 学力 」 ということもさることながら

その 「 どういう人間をつくるのか 」 という

「 人間像 」 を、今こそ、明らかにしなければいけないのではないかと思います。


 今日のテレビでも 『 金プラ !! 』 という

「 さんま&所 世の中を動かしているのは誰だ会議 」 の番組でも

ヨーロッパの国々では教育のその根底に 『 哲学 』 という

ことが流れている、ということです。

 
 学力の根底になる、『 哲学 』 フィロソフィー ということが

一番欠けているのかもしれません。


 日本の先人たちもそのことで一番悩んでこられたことです。

今一度、先駆者の声に耳を傾けるときかもしれません。 


 『 教育 』 ということを考えながら、

何かわかりませんが、

今、大切なものが失われていくような気がしてならないのです。






  
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『 雑事は仏事 』

2010-10-29 21:38:56 | 住職の活動日記
 「 雑用雑事は仏さまの仕事 」

いつも師匠の三浦先生から教えられていたことです。

しかし、この 「 雑用雑事 」 わかっていても、

ついつい後回しになっていきます。

気がつくと、一週間も経っていて、いろいろと言い訳ばかりしなければいけません。


 三浦先生の言葉で


  「 手紙の返事は、その時に片付けること、拙速を可とした方がいい。

    人間は億劫がる心を刻々と切り捨てて、年を取るほど、

    それが凄まじくなること。

    日常の雑用雑事はいかに巧にさばいていくか、

    そこに、人間の生き方の隠れた呼吸がある。 」


ということを書き残していてくださいました。


 先生のお姿を見ていると、本当にそのように実践されておられました。

手紙もすぐに返事を頂き、また電話でもお返事をすぐに頂きました。


        …


 ということを肝に銘じ、

今日は時間もありましたので、取り組みました。

『 衣 』 の整理をしたり、庭木に水をたっぷりと遣ったりと、

さて難関だったのが、 「 お礼状 」 です。




     



 万年筆と丸善の便箋を取り出して、書き出しました。

いざ書き出すと、普段のパソコンばかりということが、身にしみます、

本当に字を忘れているのに驚かされます。

 「 広辞苑 」 ( これも電子辞書なのですが )  を片手に  

書き慣れてないせいか、指の力が落ちているように思います。

なかなか思うように筆が進みません。


 でも、でも、  一応 お礼の手紙を書き終えました。

こういうお礼の返事も書き慣れていないと、すらすら出てこないものです。


 しかし、雑用雑事が片付くと、とても心が軽くなるものです。

簡単には 、

 「 お世話になりました。 ありがとうございます。 」

それだけでいいのでしょうが、

そう思いつつも、つい一日延ばしてしまうことが、

延ばしのばしにしているうちに大変なことになってしまいます。


 本当に、人生の 「 隠れた呼吸 」 があるということを

しみじみと思い知らされました。





     
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ほんぞういんはたのしいな !!

2010-10-29 15:05:21 | 住職の活動日記
 昨日、ちょうどお不動さまの片付けをしているとき、

本荘小学校の先生がお見えになりました。


 「 遅くなってすいません。

   お礼の手紙、子どもたちはすぐ書き上げて、

   私のところへ持ってきたのですが、

   肝心の校長と私のお礼状の方が遅くなってしまいました。 」


と、子どもさん方の手紙を持ってこられました。





     




 生徒さんたちにも、とてもインパクトがあったようです。

鐘を叩いたり、法螺貝に挑戦したり、妙鉢の音色にびっくりしたり、

手紙の中で、そのことが伝わってきます。


 私がパソコンを使うのも、

「 お坊さんが    」 という感じだったようです。

そして、映画を見たり、

「 どんな映画を見るのでしょう ? 」

なんでも、物珍しく、あの後、学校に帰ってからも

「 ほんぞういん 」 の話題で盛り上がったそうです。


 「 いま、ほんぞういん新聞を作っています。

   『 大すき ! 本荘の町 』 という学習活動の

   の発表がありますので、みな楽しそうにやっています。」


との、先生からのお言付けもありました。



 お寺という場所に、何かの興味を持っていただけることが

それだけで、とても嬉しい気持ちです。

 子どもたちが興味を持ってくれる、そして訪ねてきてくれる、

そして、いろいろな疑問もわいてくる、

それが、お寺という存在が社会と関係を持っていると思います。


 「 ほんぞういん新聞 」

たのしみにしています。     がんばってくださいね !
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荒神さまの御祓い

2010-10-28 22:55:42 | 住職の活動日記
 10月28日は毎年、ここのお宅の 『 荒神さま 』 の御祓いです。

1時からお不動さまの護摩ですので、午前中にお参りします。




     




 近年、お社は新築されて綺麗になりました。

祖父の代から続いております。

よく見ると、立派な 『 鯛 』 もお供えしておられます。

ここでも、神仏混淆の名残でしょうか。

当院では、こういう神仏が一緒にお参りするということが

面々と残っています。

 2月の 『 初午 』 にもお参りにまいります。


 当院のいろいろな顔を持つ一面でしょうか。





     




 歴史を物語るような 『 石積みの塀 』 です。

もう、100年以上経っているということです。

「 つた 」 でしょうか ? 、 これもまた見事に

根をはって 『 塀 』 を持ちこたえる役目をしているのでしょうか。





    




 『 塀 』 の壁面は上手に散髪してあり、屋根の部分に乗っかるように

生えている姿がとても清々しく思えました。

 よく見ると、この蔦の実でしょうか、




     



こんな実が一個、見つけることが出来ました。

だから、たぶん 『 つた 』 ではないのです。

でも、この 『 塀 』 の姿にはとても風情があります。


 ここの 「 お社 」 がご家族に代々守られて、

ここのお宅をお守りしているのです。

 信仰の原風景を見るようです。


 『 何事がおわしますかわ、わからねども  … 』


です。家族を守って頂く、そして手を合わせて、 『 拝む 』

そのことが一番大切なのではないでしょうか。


 こういうことが、だんだんと忘れ去られている

日本人が一番大切な心を、少しずつ削るように無くしていっているのでしょう。


 道ばたのお地蔵さまにも、何のお願いもなく、

ただ手を合わせる、そのことが一番大事なような気がします。






      ナ~ム !
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『 夕焼け小焼けで 日が暮れて  … 』

2010-10-28 18:27:16 | 住職の活動日記
 所用で帰ってくると、

西の空はとても綺麗な夕焼けがみられました。

ただ今、5時40分、日が落ちるのもずいぶんと早くなりました。





    




 自然と 「 夕焼け小焼けで日が暮れて、 … 」

の歌が口ずさんでしまいます。

 と、歌いながら、近くの横断歩道へ





    





 夕暮れに沈む 『 本蔵院 』 の姿です。



しかし、天気予報を見ていますと、

『 台風 』 がやってきています。   この時期に ??

沖縄県の那覇市から中継されています。

 強い雨風が吹いています。今夜にかけて一番接近するそうです。

奄美大島の方には本当にお気の毒です。

また、大きな災害が起こらないように祈るばかりです。

 月末には九州にも上陸する気配です。


 一体天気はどうなっているのでしょうか ?

この急激な寒さ、それなのに 『 台風 』 も接近している。


 自然の力には人間は無力です。

ただただ、無事息災を祈るばかりです。  






    
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1160  ?

2010-10-27 22:07:45 | 住職の活動日記
 何かがあると、お見えになる方がいらっしゃいます。

「 いつもはご無沙汰で、すいませ~ん ! 」

 しかし、『 何か 』 というとき、

それはただ事ではないのです。

 今日も話しても話しても尽きないほど、お互いに話が出てきます。

年格好も同じくらい、

お互いにその苦労がわかり合えるからかもしれません。

 気がつくと、数時間が過ぎていました。


 7年前も、

「 温泉を掘っているのですが、どうも出そうにありません。

  どの場所がいいでしょうか ??

  御祓いをお願いします。」

ということで、その場所まで出かけて御祓いをしました。

 やはり皆さん方の念じる力は凄いもので、

「 一念岩をも通す ! 」

ということでしょう。

なんと、温泉が出たのです。   


 しかし、その途中のご苦労、ご心痛は並々ならぬものがあったと思います。

一回目の失敗で数千万が  あっ あ~ あっ  

と消えていったそうです。

 ( 比べるわけでもありませんが、このときは神社だったとか ?

    といいつつも 『 比べてるやないか ! 』

     といわれそうですが )


 新たに 『 御祓い 』 した場所も

700メーターまで、行ったところで  …

どうするか   とても、 悩んで   悩んで  …


 
 話は、変わりますが、  …

今読んでいる 『 十地経講義 』 ですが、

初地は 『 初歓喜地 』 ( しょかんぎじ ) といって

「 歓喜 」 という喜びが、人間を仏道に駆り立てるのです。

歓喜のないところには 「 物事 」 は成り立ちません。

 ところが、だんだん修行を重ねていくと、煩悩の構造もわかり、

煩悩対治というところまでこぎ着け、悟りも見えてくる、

 ( 鬼退治のときは退治と書きますが、煩悩は 「 対治 」 と

   区別します。)

すると、これで 「 もういいか 」  と、

「 空 」 というところに腰掛けてしまうのです。

それが、第7番目の 『 七地沈空 』 ( しちじちんくう ) というところです。

ここがやはり、大きな難関なのです。



 ( 温泉を掘るということも 「 7 」 というところが

   難関なのでしょうか ?  700メーター  )

ぬるくて、少々濁ってはいるけど温泉は出る、

軍資金の問題もある し ???

やはり、一番の難関なのでしょう

「 ま~ 温泉には違いないが、これでいいか~ 」

それとも、更に進めるか   



 『 十地経 』 では、 これが 『 第七地 』 を越えると

第八番目が 『 第八不動地 』 という、ところになってくるのです。

そこに 、 「 諸仏の激励 」 ということがあります、

やはり一人では越えられない、 

「 諸仏が腰を据えるな ! 」 と、激励をする

そこで、更にまた 「 自分も覚悟をする 」 のです。


 そして、もう心がフラフラせんという 「 不動心 」 が芽生えてくる

温泉を掘るということも、ここの覚悟の一点が一番の難関なのでしょう。


 十地経の 『 第十番目 』 が 『 法雲地 』 です。

腹が据わり、 「 1160 」  という数字になったとき

とても柔らかい清らかな温泉にたどり着いたそうです。


        ばんざい  バンザイ 


 人間の心の底に眠っている 『 仏心 』 は、それほど深い深い

ところに眠っているのでしょう。

 そこを掘り当てるということは生半可な心では掘り当てることは出来ないのです。


 今日は別のご相談だったのですが、

今更ながらそのご苦労と覚悟と決心、そのお心に触れながら

とても有り難い時間を過ごすことが出来ました。


 『 十地経 』 と 『 温泉掘り 』

私にはとても別物とは思えないように感じました。

 人によっては不謹慎な !  と叱られるかもしれません  



 ちょっと コマーシャルですが

ここの温泉のご紹介です。

 『 野の湯 』 というお店です。

 泗水町富納161-1  というところにあります。

本蔵院のお不動さまの 『 念 』 が入った温泉です。   









 
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『 スマート君 』 の季節

2010-10-27 21:46:03 | 住職の活動日記
 今朝は冷えました。

全国的に一気に冬です。    のところもあります。

私たちもそうですが、一番戸惑っているのが庭の草花のようです。

『 彼岸花 』 も数本出ましたが、花も出ずに葉だけが出てきた

『 彼岸花 』 もあります。

 途中まで出かかったのですが、あまりの寒さにそのまま立ち枯れになってしまった花もあります。   

  



      




 『 スマート君 』 ご覧のように、天井は半透明で出来ています。

今日は思いっきり、サンシェードを開けて、

お天道さまの光    を燦々と受けて走りました。





    




 天井越しに見る 『 熊本城 』 の一角、

ちょうど、熊本市役所の前です。



 着いたお宅では、今日がご主人の10年目ということで、

「 はりこんできました ! 」




     


 


八百屋さんではなく、町の花屋さんで一番の 『 バラ 』 を

買ってきました、ということでした。


 お参りに見えられた、お友だちも

「 庭に咲いていたのですよ ! 」  と、




    



 「 ほととぎす 」 という花をお供えしておられました。



草花もそうですが、私たちも体調には注意して過ごさなければいけません。


 
 明日は 『 お不動さま 』 です。

1時から 『 お護摩 』 を焚きます。



 くれぐれも、ご法体大切にお過ごしくださいませ  
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