大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

戸川公園

2012-11-21 18:43:36 | ご近所の話題
2012年11月20日 快晴
今日も快晴で大分お天気も安定してきましたね。今日は戸川公園辺りの風景を少し紹介します。塔ノ岳の登山基地となっている戸川公園あたりはまだ里山の風情が随所に見られます。登山を終えてのんびりと散策しました。戸川公園は標高が300m位だそうですから、少し高台となり見通しが利きます。因みに、塔ノ岳は1500m位ですから1200m位の高低差を登る訳です。一般に、中級者で1500m位の高さを登って宿泊となりますから、一日で往復は良い訓練となるのも確かです(塔ノ岳の登った翌日は度を越した訓練となり、体か重くなります)。下の写真は、初冬の午後3時頃(大分、日が傾いています)に、夕日に輝く江ノ島を撮影した写真です。島の中央にある江ノ島タワーもハッキリと見えていました。


紅葉も塔ノ岳、丹沢山の鎖場(1500m位)から始まって高尾山へと紹介していましたが、本日は麓の戸川公園辺りでも大分色づいたモミジが午後の柔らかい日差しに輝いていました。ご近所も大分秋が深まったようです。因みに、塔ノ岳の山頂付近は木々の葉が落ちて冬モードに突入していました。


烏瓜です。大山鹿のおばあちゃんは、みかん色で美味しそうに見えるが、あの瓜はカラスが育てているもので、取るとカラスに攻撃されるから、けして手を出しては駄目だと教えてくれました。しかし、カラスが居ないのを見計らって、一度だけ烏瓜を一個取ってしまったことがあります。割って見ると中は空っぽで、何か拍子抜けしたのを覚えています。誰かの頭の中を見ている様でした。兎に角、カラスに気づかれないように、土に埋めて知らん顔を決め込みました。


天狗の鼻と呼んでいた種です。Webで出てこないので正式な名前では無さそうですが、おばあちゃんがこれを舐めて鼻に付けると大人になって進駐軍のような鼻高な俳優になれると教えてくれました。鼻高の方がカッコよさそうなので良く取って付けました。今考えてみると、大山鹿のおばあちゃんの鼻が高くありませんでした、更に、大山鹿の鼻も進駐軍の様に高くなりませんでしたから、これはガセネタだったようです。


御負けで山芋の赤ちゃんでムカゴ(零余子)の写真です。零余子は所謂タネとなるものの総称で、零余子を作る植物はイモ類やノビル(野蒜)など他にも沢山あります。昨日の日雀、放牧牛、烏瓜、山芋の赤ちゃんなど戸川公園辺りは大山鹿の子供の頃の情景が沢山残っています。きっと、揺ったりと時の流れる里山なのでしょう。