本記事はタワミが原因であると言う結論に達したので修正を
しました。2018/04/25
再検証記事は↓です。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/782.html
以下は私の経験に基づいた、私なりの考察と現在の回答です。
*鏡筒のタワミではない。
*極軸の設定ズレでもない。
にもかかわらず、写野が西へズレることがある。
現象:PHD2で常時ロックオンだったのに、写野が西へズレて行く。
但し、ガイディングは失敗していないことが多い。
原因:赤経軸ウォームホイールとウォームネジ間にバックラッシュがあり、
かつ、西側荷重である場合、ある瞬間にウォームホイールと
ウォームネジが”ふわっと”離れることがある。
PHD2は、この再現性の無い赤経軸の挙動を理解できず、東へ
東へと修正してしまう。
更に、何故かガイドカメラの撮像素子座標ではなく、ガイド星基準
で新しく座標を決めて緑色の十字線を張ってガイドを始める。
その結果、写野が西へ西へとずれて行く。
赤経軸アルゴリズムに何か問題がありそうだ。
対策:東側荷重にする。
赤経軸ウォームギアのバックラッシュを最小にする。
PHD2パラメータを見直す。
・良く調整された高精度な赤道儀では目立たず分からない。
・赤経軸ウォームギアのバックラッシュが非常に大きい場合、
星はほぼ、全カット流れてガイドが失敗している。
そこで東側荷重にしたところ、以降のカットは全て成功し、
写野ずれも無くなっていた。
・PHD2の赤経軸修正アルゴリズムは、おそらく
ピリオディックモーションのようなSinウェーブ的であるとの
仮定が入っているものと思われる。
赤経軸は赤緯軸とは異なり、基本的には常時ウォームギアが
噛み合っている(追尾)という前提があるのだろう。
Sinカーブの途中で、”ふわっと”したランダムな挙動があると
対応に困るのではないか。
|
+->もっと困るのは、何故ガイドカメラの座標基準
ではなく、星の重心基準で基準位置を変更
してしまうのか? ということである。
|
+->と言うか、そのように見える。
要、追検証ではある。
この時の記事↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/729.html
一番最後にボソっと上記のことがメモしてあります。
この時はシステムの調整中であり、赤経軸ウォームギアにも
バックラッシュが存在し、かつ、明らかな西側荷重でした。
大きな赤道儀だし、PHD2でガイドもしているのでラフな気持ちで
撮影した結果、PHD2でロックオンし続けているのに、
写野が西へ、西へズレて行くという理解できない現象に
出くわしました。
<教訓>
PHD2使用時でも東側荷重!
以上は私見です。
イヤイヤ、そんなことは無いぞ! など、
多くの方が書き込んで下さることを期待いたします(^^♪
しました。2018/04/25
再検証記事は↓です。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/782.html
以下は私の経験に基づいた、私なりの考察と現在の回答です。
*鏡筒のタワミではない。
*極軸の設定ズレでもない。
にもかかわらず、写野が西へズレることがある。
現象:PHD2で常時ロックオンだったのに、写野が西へズレて行く。
但し、ガイディングは失敗していないことが多い。
原因:赤経軸ウォームホイールとウォームネジ間にバックラッシュがあり、
かつ、西側荷重である場合、ある瞬間にウォームホイールと
ウォームネジが”ふわっと”離れることがある。
PHD2は、この再現性の無い赤経軸の挙動を理解できず、東へ
東へと修正してしまう。
更に、何故かガイドカメラの撮像素子座標ではなく、ガイド星基準
で新しく座標を決めて緑色の十字線を張ってガイドを始める。
その結果、写野が西へ西へとずれて行く。
赤経軸アルゴリズムに何か問題がありそうだ。
対策:東側荷重にする。
赤経軸ウォームギアのバックラッシュを最小にする。
PHD2パラメータを見直す。
・良く調整された高精度な赤道儀では目立たず分からない。
・赤経軸ウォームギアのバックラッシュが非常に大きい場合、
星はほぼ、全カット流れてガイドが失敗している。
そこで東側荷重にしたところ、以降のカットは全て成功し、
写野ずれも無くなっていた。
・PHD2の赤経軸修正アルゴリズムは、おそらく
ピリオディックモーションのようなSinウェーブ的であるとの
仮定が入っているものと思われる。
赤経軸は赤緯軸とは異なり、基本的には常時ウォームギアが
噛み合っている(追尾)という前提があるのだろう。
Sinカーブの途中で、”ふわっと”したランダムな挙動があると
対応に困るのではないか。
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+->もっと困るのは、何故ガイドカメラの座標基準
ではなく、星の重心基準で基準位置を変更
してしまうのか? ということである。
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+->と言うか、そのように見える。
要、追検証ではある。
この時の記事↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/729.html
一番最後にボソっと上記のことがメモしてあります。
この時はシステムの調整中であり、赤経軸ウォームギアにも
バックラッシュが存在し、かつ、明らかな西側荷重でした。
大きな赤道儀だし、PHD2でガイドもしているのでラフな気持ちで
撮影した結果、PHD2でロックオンし続けているのに、
写野が西へ、西へズレて行くという理解できない現象に
出くわしました。
<教訓>
PHD2使用時でも東側荷重!
以上は私見です。
イヤイヤ、そんなことは無いぞ! など、
多くの方が書き込んで下さることを期待いたします(^^♪