宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

N.I.N.AとCielで出来ること(出来たこと)5

2021-06-09 13:35:00 | 撮影機材

観測所に来ています。
前記事で書いたことを、実際にやってみましたので書きます。

・SharpCap3.2_ProのPolar Align機能を使って極軸を合わせる。

・Cielでアークトゥールスに同期。

・N.I.N.AにASCOM_Telescope for E-ZEUS2を握らせる。

・N.I.N.AのSequenceパネルへCielから撮像対象を送り込む。
 今回はM87 -> M100 -> M64 -> M53とした。

・PHD2のキャリブレーションを、撮像エリア付近で完了させておく。

・N.I.N.Aの撮像Sequenceをスタートさせる。

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・SharpCap3.2_ProのPolar Align機能を使って極軸を合わせる。


僅か5分程度で00'55"(Good)となった。
黒く斜めのエリアは観測所の建物であり、写野が半分ケラレている。
この状態でもアッサリとセッティング完了となった。 スバラシイ!

・N.I.N.AのSequenceパネルへCielから撮像対象を送り込む。
 今回はM87 -> M100 -> M64 -> M53とした。


Sequenceがタブ・ブラウザ状になっている。
それぞれ、L画像=4枚、Gain=380、-10℃、60sec、自動導入あり、
PlateSolveあり、PHD2ガイドありとした。

初めの撮像対象であるM87は、既にPlateSolve完了済みだったので
そのまま撮像。


続いてM100を自動導入->テスト撮像->PlateSolve->望遠鏡Slew->
位置確認撮像->PHD2ガイドスタート->本番撮像


ちゃんと写野中央に再導入された。
ちなみに、テスト撮像のパラメータは別途設定が出来る。
Gain=450 , 2X2binning , 5secとしてある。

撮像結果


M64をPlateSolve中。(写野中央からややズレている)


PlateSolveにて再導入され、撮像中。


撮像結果


M53をPlateSolve中。(ほぼ中央に居るが、ほんの少しズレている)


PlateSolveによる再導入後に撮像中。


撮像中のPHD2画面。


撮像結果


今回はテスト撮影なのでGain=380。
よって、ダイナミックレンジは僅少です。

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良くまあ、ちゃんと動作するものですね!!
ガイドもミスせず、全カットコンプリートでした。

で、

一晩に数対象しか撮像しない自分としては・・・

さて、何に使いましょうかねえ(-。-)y-゜゜゜


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