N.I.N.AとCielで一晩に数対象程度を撮像する方法を書きます。
例として、M100をLRGB撮影する方法を書きます。
PlateSlveまでは不要なので、CielとASCOM_E-ZEUS2を接続します。
・CielとE-ZEUS2をASCOM driver for E-ZEUS Ver,2.20aで接続。
・観測地データをCielとASCOM_E-ZEUS2で揃える。
・CielとN.I.N.Aで同時にASCOM_Telescope接続は出来ない。
どちらか一方の排他的接続となるが、Cielでクリックした天体データ
をN.I.N.Aへ”一方通行に送る”ことができる。
これにより、Ciel上で撮影対象をクリックしておき、N.I.N.A側で
そのデータをワンクリックでインポート出来る。
N.I.N.A側でASCOM_Telescope制御を掴んでいて、かつ、座標データだけ
Cielにリアルタイム転送できれば一番良いのですが、今のところ
できない?または私が設定できていない?
ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教授下さいm(__)m
・N.I.N.Aには32bit版と64bit版があります。
私の場合、古いOrion NautirusFilterWheelのASCOM driverが32bitで、
64bitのN.I.N.Aでは動きませんでした
よって、32bit版をインストールしてあります。
・N.I.N.AのEquipmentパネルからCamera , FilterWheel , Guiderを
接続します。ASCOM_Telescope制御はCielが握っているので使いません。
Focuserは非ASCOMの電動だし、Rotatorは付いていません。
雪の結晶アイコンをクリックすると冷却が始まります。
炎アイコンはウォーミングする際の速度を調整できます。
ASCOM_FilterWheelを接続
PHD2を接続(予めイニシャライズまで完了させておく。)
なお、現状で対応しているガイドソフトはPHD2のみである。
CielでM100を自動導入し、構図の微調整も行う。
N.I.N.AのFramingパネルでM100の情報をCielからインポートする。
Coordinatesアイコンをクリックすると入って来る。
この時、Image source = NASA Sky Surveyなどを選択してあり、
かつ、ネット接続があればこのような画像がDLされてくる。
尚、この画像はPC内に保存され、再利用できる。
ネット接続が無い場合はSkyAtlas(Offline Framing)を選んでおくと
このようになる。
Framingパネルから"Add as Sequence Target"をクリックすると、
SequenceパネルにM100の情報が転送される。
M100をLRGB撮像するSequenceを組んだところ。
LIGHTフレーム、各180秒露光、L=20枚 、RGB=各5枚、2X2binning、
Gain=250の設定である。
撮像される画像が何処に、どのような形式でセーブされるかを
設定できる。
Optios -> Imaging -> FileSettings
これで、Sequenceパネル右下の矢印をクリックすると連続撮像が開始
される。その際、PHD2 Guidingをスタートさせるかを設定できるが、
予めガイドさせておく方が確実である。
Sequenceは1時間45分42秒後に完了予定と表示されている。
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既にご存知かもしれませんが、星羊爺さん(ドライバに感謝)のドライバを直接使用するのではなく、ASCOM の POTH あるいは Device Hub 経由でASCOM E-ZEUSを使用すれば、NINA, Ciel、 PHD2 などすべてで同時に使用できます。
おお~、これは有難い情報ですね!
今度イロイロやってみますね。
これが出来ると統一性が出て大変便利になります。
多謝!