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知らずに済めばそれで良かったのに。

2014-02-23 23:44:10 | 整理、収納、の話

遺品整理、今日は「ちょっと重いかなぁバージョン」。


人は思いのほか、モノを大量に残して逝く。

誰も住まなくなった実家を見上げ、
これから始めなければならない山積みの遺品整理を思うと
誰もが途方に暮れるでしょう。

一人娘であったOさんは遠方から仕事の合間を縫って
半年かけて何とかやり遂げた。


遺品業者に頼めば1日で終わることを
「子の責任だから」と あえて自分ひとりで。


愛されて育ててもらった

その記憶を脳裏に焼き付けなければ
きっと完了しなかったのでしょう、親の死を受け入れるために。


引き出し一つ整理をするにも
思い出がよみがえって 手が止まる。

「必要か必要でないか」という基準で判断できないモノがありすぎる。



本音言うとね、
元気なうちにもうちょっと整理しておいてくれたら助かったのよ。

 本当にどれだけ大変だったか。


遺品整理は、これまで知らずに済んでいたコトやモノに出会う。
 知らないままでいればそれで良かったのに
 知ってしまうと捨てられなくなる。



私も過去に親の遺品を整理して同じことを感じた。

やってみて初めて気付くことは

そういうことなのだ。
 

それだからこそ
生前整理が必要だと思いを強くしたエピソードです。

 死ぬ準備ではなくて 安心して生きるために。