さあ、片付けの話をしよう !

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暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 公式ブログ

 
 

4年目の「もう大丈夫!」

2018-12-02 01:56:18 | 整理、収納、の話
暮らし美人化計画ハウスキーピングSanの里舘友子です。



ひとり暮らしのその女性は
誰かが急に訪ねてきても
「はあい!」と、
玄関のドアを大きく開けることが
とうとう できるようになりました。

4年前は 
宅配便すら息を殺して居留守を使い、
決して玄関を開けることはなかったのに。


初めて伺った時に
私だけに見せてくれた家の中の光景は
今でも瞼に焼き付いています。

その後 何度も何度も通いました。


片付けても片付けてもリバウンドして
また一からやり直し。
理論も理屈も通りません。


その理由はわかっていました。

その頃が人生の中でも最もつらい時期だったのです。


ひとりになるのが怖くて
仕事も遊びも勉強も
寝るひまもないほどスケジュールを詰め込み
ほんの少しでも時間があれば買い物に出かけ
大量にモノを買い込む。

寝るため、着替えるためだけに帰宅するような毎日。
疲れ果てて
洗濯モノはためこみ
着る服がないからとまた買うの繰り返しでした。


本人はわかっているのです。
このままじゃダメだと。

だから私を頼ってくれたのですが
難航しました。


一緒に片付けをしながら
いろんな話をしました。

時間とお金の使い方を書き出して表にしたり

理想の部屋をイラストや写真でイメージして
夢を語り合ったり。


2年目
は 
急にリバウンドしない時があって喜んだもつかの間
またすぐリバウンドをするので
様々な方法を提案しては試しながら訪問を続けました。

心の状態はそのまま部屋の状態。


少しづつ 心の余裕ができてきた3年目には
徐々にリバウンドが減り始め
「この服はもういらない」と自分で決めて
リサイクルショップに持って行くようになりました。

訪問の回数を少しづつ減らして

4年目の今日。

「はあい!」と勢いよく玄関のドアを開けてくれました。

その中は 数か月前に訪問した時よりも
もっとずっとキレイにステキに
そして 丁寧に整えられていました。

夢のようでした。

北欧風の部屋にしたいと言っていたその夢を
自分の力で進化させていました。
インテリア雑誌にそのまま掲載したいくらいに!

毎日ちょこちょこと片づける習慣も身に着いていました。
家にいる時間がどんどん好きになっているようです。


キッチンは清潔にお掃除されていて光っていました。

「今は毎日お弁当を作って仕事に持って行ってるんです」と
お弁当作り用の自作収納も見せてくれました。

私のためにコーヒーを淹れてくれました。

イキイキとした笑顔が内面から輝くような
本当に美しい人になっていました。


よく乗り越えましたね。
本当につらいことがいくつも重なっていたあの時間を。

もう大丈夫。
これからの人生は幸せしかやってこないから。


秋晴れの空を見上げて こみ上げる感動を心に刻みました。



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