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階段下収納のまやかし

2020-01-17 07:00:00 | 整理、収納、の話
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

階段下のこのような収納スペースは一見、広くてたくさんのモノが収納できそうに見えますね。

これまでにも数多くの、このタイプの収納空間に遭遇しましたが、
悪意のない平面図のまやかしと感じてしまうほど、
実は収納のレイアウトに毎回苦戦する悩ましい構造です。

何しろ、奥に行くほど天井が低くなるのです。
人がウオークインして移動する通路幅を50㎝とすれば、
手前からの壁際は30㎝前後が物を置けるスペースとなり、
更に、かがんだりしゃがんだりの動作で物を出し入れをするスペースも必要なので、
収納量は思ったほど多くありません。

いちばん奥の洞窟さながらの場所には「あまり使わないものを収納したらそれっきり
次の引越しまで「なかったこと」とになります。

なぜなら、後から後から様々なものが放り込まれ、
低い洞窟はあっという間にふさがれてウォークインできなくなり、
見えなくなり、何を収納したか忘れてしまうので。

でもね。
それはそれでいいのではないかしらと、最近思います。
あまり使わないものは見えないほうが煩わしくないし、忘れても困りませんし。

ただ、5年に1度くらいは、全部出して要る要らないのチェックをしてみてください。

「あ!こんなところにあったのね!
そうそう、探していたのよ、これ~!」

そんなお客様の声は、楽しそうにも悔しそうにも聞こえます。

そして「でも、もう要らないわ~♪」

5年前は捨てられなかった、
仮に捨てていたとしたら後悔していたかも知れない。
けれど、今ならあっさりと気持ちよく捨てられる。
人の価値観は時間と共に変わる
階段下収納に新たな役割が与えられたような、新鮮な気分です。

扉を開けた時、手前だけがいつも使いやすい。それでよし!です。

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