有家町専念寺の「ラカンマキ」です。
ラカンマキは中国原産で、マキ科のイヌマキよりも全体的に小型な変種です。
雌雄別株で花期は5~6月、秋に果実が熟します。
平成7年に日本植物保護推進会議が「槙の樹の部類では全国でも他に類を見ない大きさで、全国一の巨木」に指定しました。
これほどの巨木に成長するのにどれくらいの時間がかかるのだろうと思ったら、「島原の乱後、藩主高力忠房が万代の繁栄を願って自ら手植えした」と伝えられているそうです。
ということは、360年以上が経過しています。
はぁ~360年の年月があれば小型でも全国一の巨木になれるのですね。