本日は三越→スカイホール→SONY→富士フイルム→文学館→エッセ→大丸の7か所。本の大量購入で力尽きた。
4日ぶりに外出。家から外に出るとそこは雪国だった。
■北海道立文学館「おいしい! 美味い!! 文学」。特別展示室のこの展覧会は無料で観覧できる。
上野山清貢「鯛」:小さな桜鯛を描いたものかな。
木田金次郎「あきあぢのコンベ」:『北方風物』誌のエッセイに添えた作品。
武者小路実篤「馬鈴薯」:こちらも『北方風物』より。
大井戸百合子「れんばい市場」:函館廉売の様子を描いた作品。
阿部典英「イワシ」:丸々とした鰯と、骨だけになった鰯の2連作。ペン画。
「おいしい」話だけを読ませられても困るなと思っていたが、上記のように(他にもまだある)食べ物画(挿し絵)が結構あり、美術ファンにも楽しめる展示になっていた。
文章コーナーも北海道ゆかりの作家による北海道を舞台にした食べ物話がダイジェストされ、なかなかの名シーンが展示されている(これを読んでいて、私は腹が減ってきたのである)。三浦綾子「お正月の思い出」というエッセイでは、大晦日に家族でお節料理を食べるのが楽しみという、北海道ならではのシーンが描かれて、共感することしきりであった。
蛇足を書いておくと、お節料理というのは正月三が日に食べるのが通常で、その場合、大晦日は年越しそばなどで簡単に済ませるのだそうだ。しかし、一部地域(北海道はおおむねそう?)では、大晦日にお節料理というか豪華な料理を食べて年明けを迎えるという習慣になっているのだ。私もこの違いはかなり最近まで知らず、テレビか何かで見た時に「え、大晦日の日、何食べるの!」と思った次第である。
→看板のイラストが阿部典英「イワシ」である。
昼食に立ち寄ったホテルで絵画発見。今野ミサ「風にそよぐコスモス」。
今野ミサ「青い情景」。道展会員で道彩展などにも出品していたみたい。いずれにせよ写真が酷くてすみません。
■ギャラリーエッセ「北の武蔵美通信展」。なかなか絵画展らしい絵画展である。
■大丸画廊「挑発する芸術 高村総二郎典」。カップヌードルのカップを描いた作品が中心。間違いなく、アンディ・ウォーホル「キャンベルスープの缶」を思い起こさせるのだが、これらのどの辺が「挑発」なのだろう。「ウォーホルを新たな美術の権威だと思っている人は、それもまた大間違いだよ」というメッセージでも込められているのか…。
4日ぶりに外出。家から外に出るとそこは雪国だった。
■北海道立文学館「おいしい! 美味い!! 文学」。特別展示室のこの展覧会は無料で観覧できる。
上野山清貢「鯛」:小さな桜鯛を描いたものかな。
木田金次郎「あきあぢのコンベ」:『北方風物』誌のエッセイに添えた作品。
武者小路実篤「馬鈴薯」:こちらも『北方風物』より。
大井戸百合子「れんばい市場」:函館廉売の様子を描いた作品。
阿部典英「イワシ」:丸々とした鰯と、骨だけになった鰯の2連作。ペン画。
「おいしい」話だけを読ませられても困るなと思っていたが、上記のように(他にもまだある)食べ物画(挿し絵)が結構あり、美術ファンにも楽しめる展示になっていた。
文章コーナーも北海道ゆかりの作家による北海道を舞台にした食べ物話がダイジェストされ、なかなかの名シーンが展示されている(これを読んでいて、私は腹が減ってきたのである)。三浦綾子「お正月の思い出」というエッセイでは、大晦日に家族でお節料理を食べるのが楽しみという、北海道ならではのシーンが描かれて、共感することしきりであった。
蛇足を書いておくと、お節料理というのは正月三が日に食べるのが通常で、その場合、大晦日は年越しそばなどで簡単に済ませるのだそうだ。しかし、一部地域(北海道はおおむねそう?)では、大晦日にお節料理というか豪華な料理を食べて年明けを迎えるという習慣になっているのだ。私もこの違いはかなり最近まで知らず、テレビか何かで見た時に「え、大晦日の日、何食べるの!」と思った次第である。
→看板のイラストが阿部典英「イワシ」である。
昼食に立ち寄ったホテルで絵画発見。今野ミサ「風にそよぐコスモス」。
今野ミサ「青い情景」。道展会員で道彩展などにも出品していたみたい。いずれにせよ写真が酷くてすみません。
■ギャラリーエッセ「北の武蔵美通信展」。なかなか絵画展らしい絵画展である。
■大丸画廊「挑発する芸術 高村総二郎典」。カップヌードルのカップを描いた作品が中心。間違いなく、アンディ・ウォーホル「キャンベルスープの缶」を思い起こさせるのだが、これらのどの辺が「挑発」なのだろう。「ウォーホルを新たな美術の権威だと思っている人は、それもまた大間違いだよ」というメッセージでも込められているのか…。