大変な被害が日々報道されています。
四川大地震(Wikipedia)
数ヶ月前に訪れた、都江堰や青城山の辺りは被害が大きいと聞きました。とても心配です。
幸い、一緒にプロジェクトを進めている成都市内の人たちは被害が少なかったようで、とても安心しました。
正確なところはわかりませんが、一部の報道で伝えられている「手抜工事」は、建築に関わる者のひとりとして、とても他人ごととは思えません。
日本でも姉歯事件が世間を震撼させましたが、報道が事実であるならばけっして許されることではないと思います。
どんな地震が来ても、絶対に壊れない建物というのはとても難しい問題で、最近では、地震の揺れを吸収したり制御するような、免震や制震の技術の開発が進められています。
しかしながら、免震・制震にも予め設定された振れ幅の限界(建物が動ける範囲)というのがあります。僕は専門ではないので詳しいことはわかりませんが、免震・制震していても、「絶対」という安全が保障されているとは限らないのです。
建物のサステナビリティとも関連してくるのですが、100年とか200年周期とも言われている大地震に備えて、すべての建築を作るのは、冷静に考えると現実的には難しいことなのですが、いざ地震が起きて、その当事者に自分がなったとしたら感情としては、もっと建物がしっかりしていたら。。と思うに違いありません。
近年のサステナブル建築は、どちらかというとCO2の削減に偏りがちが傾向がありますが、防災という人の命にかかわるファクターについても、きちんとした評価がこれまで以上に求められることと思います。
四川大地震(Wikipedia)
数ヶ月前に訪れた、都江堰や青城山の辺りは被害が大きいと聞きました。とても心配です。
幸い、一緒にプロジェクトを進めている成都市内の人たちは被害が少なかったようで、とても安心しました。
正確なところはわかりませんが、一部の報道で伝えられている「手抜工事」は、建築に関わる者のひとりとして、とても他人ごととは思えません。
日本でも姉歯事件が世間を震撼させましたが、報道が事実であるならばけっして許されることではないと思います。
どんな地震が来ても、絶対に壊れない建物というのはとても難しい問題で、最近では、地震の揺れを吸収したり制御するような、免震や制震の技術の開発が進められています。
しかしながら、免震・制震にも予め設定された振れ幅の限界(建物が動ける範囲)というのがあります。僕は専門ではないので詳しいことはわかりませんが、免震・制震していても、「絶対」という安全が保障されているとは限らないのです。
建物のサステナビリティとも関連してくるのですが、100年とか200年周期とも言われている大地震に備えて、すべての建築を作るのは、冷静に考えると現実的には難しいことなのですが、いざ地震が起きて、その当事者に自分がなったとしたら感情としては、もっと建物がしっかりしていたら。。と思うに違いありません。
近年のサステナブル建築は、どちらかというとCO2の削減に偏りがちが傾向がありますが、防災という人の命にかかわるファクターについても、きちんとした評価がこれまで以上に求められることと思います。