梅棹忠夫さんが亡くなられたことを知り、大変残念な気持ちでいっぱいです。
「文明の生態史観」は、私にとって、加藤周一さんの「日本文化の雑種性」と中尾佐助さんの「栽培植物と農耕の起源」と併せてとても影響を受けた本でした。
いずれも古い本ですが(文明の生態史観は再版されているみたいですね。)、実家の本棚で見つけて読みました。それまで、漠然と感じていたことが、既に本になって書かれていたことの衝撃と、非常に広い世界観に視野が広がった気がしたのを覚えています。
私は、本には人それぞれに自分にあった時期、「読み時」というか、自分にとっての「その本の旬」みたいなものがあると思っています。
昔読んで、全くチンプンカンプンだった本も、何年か経った後に再び読んでみると、自分の中に「ストン」と腑に落ちるように理解できた思い出は、多くの人が感じたことがあるのではないでしょうか。
そんな末永く関わっていける優れた著作にこれからも触れていけるということは、すごくありがたいことだと思います。
私も末永く人に愛されるような建築や街づくりにこれからも関わっていきたいと思います。
合掌。
「文明の生態史観」は、私にとって、加藤周一さんの「日本文化の雑種性」と中尾佐助さんの「栽培植物と農耕の起源」と併せてとても影響を受けた本でした。
いずれも古い本ですが(文明の生態史観は再版されているみたいですね。)、実家の本棚で見つけて読みました。それまで、漠然と感じていたことが、既に本になって書かれていたことの衝撃と、非常に広い世界観に視野が広がった気がしたのを覚えています。
私は、本には人それぞれに自分にあった時期、「読み時」というか、自分にとっての「その本の旬」みたいなものがあると思っています。
昔読んで、全くチンプンカンプンだった本も、何年か経った後に再び読んでみると、自分の中に「ストン」と腑に落ちるように理解できた思い出は、多くの人が感じたことがあるのではないでしょうか。
そんな末永く関わっていける優れた著作にこれからも触れていけるということは、すごくありがたいことだと思います。
私も末永く人に愛されるような建築や街づくりにこれからも関わっていきたいと思います。
合掌。