TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

耐震改修工事

2011-04-05 23:55:41 | 辛口な月評
今住んでいる建物がようやく耐震改修工事に取り掛かることになった。
1981年6月に耐震基準の見直しが行われているため、それ以前の建物は一般に「旧耐震」とよばれる古い基準で建てられている。それを現行基準に適合させるための改修工事である。
震災前から計画されていたことだが、人の命に関わることなのに、なぜこんなにも対応が遅いものかと疑問に思う。

耐震基準については、Wikiの「耐震基準」を参照ください。

築30年を超えているから、水回りを含めて配管類の修繕も必要なのだが、そこまではやっていただけないようだ。
民間のマンションなら、長期修繕計画等により、積立をしているが、出入りの比較的多い宿舎では状況が少し違うようだ。
それにしても、お風呂場、トイレなどの衛生設備は、ここ30年の進歩が目覚ましい分野だと改めて考えさせられる。

水回りの設備は、毎日使うものだからこそ、清潔であること、快適であることなどがストレスの軽減に直結していると感じる。
避難所での生活を余儀なくされている方々のことを思うと、一日も早いライフラインの確保を。と願わずにはいられない。

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