豊橋技科大の学生と取組んでいる愛知県新城市の古民家再生・黒谷家プロジェクト
いよいよ本格的に工事が始まります。
今回、伝統建築に詳しい地元の望月工務店さんに工事をお願いすることになりました。
本格的な工事が始まると、素人の学生たちではお手伝いくらいしかできませんが、意図したとおりの空間となるように、しっかり現場監理を行いたいと思っています。
関わっている方々との現場での意思疎通には、模型がとっても役に立ちます。
今回、1/20のスケールの大きな模型を作りました。
障子の桟まで再現していますので、細かい納まりも含めて、これからどんどん活用したいと思います。
玄関の土間空間の現状と模型を比べてみます。
Before
現状は薄暗く、日中でも照明をつけなければいけないほどです。
土間は湿気のためにじめじめしていてカビ臭く、衛生面でも不安がありました。
正面の大梁は白アリの被害のため、中身はスカスカの状態となっています。
After(模型)
梁の補強のために、柱を新設します。今回、地域の方のご協力により、とっても素敵な地場産材を使えることになりました!
今回の改修では、デザインだけでなく、通気や採光、温熱環境など人の居住環境の改善にも重きを置いています。
建具を取り払い、通気を確保することで採光と通風を改善します。
壁は学生たちとワークショップで漆喰を塗る予定です。漆喰は湿度の調整や脱臭効果なども期待できます。
土間空間には薪ストーブを設置するとともに、蓄熱性の高いタイルを敷設します。
いよいよ本格的に工事が始まります。
今回、伝統建築に詳しい地元の望月工務店さんに工事をお願いすることになりました。
本格的な工事が始まると、素人の学生たちではお手伝いくらいしかできませんが、意図したとおりの空間となるように、しっかり現場監理を行いたいと思っています。
関わっている方々との現場での意思疎通には、模型がとっても役に立ちます。
今回、1/20のスケールの大きな模型を作りました。
障子の桟まで再現していますので、細かい納まりも含めて、これからどんどん活用したいと思います。
玄関の土間空間の現状と模型を比べてみます。
Before
現状は薄暗く、日中でも照明をつけなければいけないほどです。
土間は湿気のためにじめじめしていてカビ臭く、衛生面でも不安がありました。
正面の大梁は白アリの被害のため、中身はスカスカの状態となっています。
After(模型)
梁の補強のために、柱を新設します。今回、地域の方のご協力により、とっても素敵な地場産材を使えることになりました!
今回の改修では、デザインだけでなく、通気や採光、温熱環境など人の居住環境の改善にも重きを置いています。
建具を取り払い、通気を確保することで採光と通風を改善します。
壁は学生たちとワークショップで漆喰を塗る予定です。漆喰は湿度の調整や脱臭効果なども期待できます。
土間空間には薪ストーブを設置するとともに、蓄熱性の高いタイルを敷設します。