建築家 石井修さんの生誕100年記念展が開催されました。あいにく展覧会には行けなかったので、図録を入手しました。
石井修さんを知ったのは大学2年のとき、住宅の課題で事例収集をしているときでした。
「天と地の家」と名づけられたその住宅のネーミングに心を惹かれました。そして自邸をはじめとする目神山の一連の住宅。
緑に覆われ、建物の全貌がほぼ見えない。屋上緑化ということばを知ったのもコルビュジェよりも石井修さんの作品でした。
当時インターネットもなく、情報に飢えてほとんどの建築雑誌を読み漁っていた建築オタク(どの建物が何年の何月号に載っているかほぼいえた)の私にとって、新建築と都市住宅は宝の宝庫でした。
展覧会、巡回してほしいものです。