上山市で取組んでいる大型ショッピングセンターのコンバージョン。
既存建築物を子どものための屋内遊び場および子育て世代交流エリアへとリニューアルする全国的にも稀有なプロジェクトです。
来年3月の完成に向けて、地元の羽田設計さんと協働で取組んでいます。
もとの建物はバブル期に再開発で建てられた複合商業施設。1階がスーパーや飲食店、2階が衣料品等のテナント、3・4階が駐車場。5階が市立図書館という、1万7000平米を超える巨大施設でした。その1階と2階を用途変更しています。
全く採光がないので、壁に穴を開け採光を確保。窓には、断熱気密に優れた木製サッシを設置。内部のエスカレーターを全撤去という2,000m2ほどのかなり大掛かりなプロジェクトです。
詳細
http://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/soshiki/9/kamin.html
今回、子どもの遊び場のメイン遊具として建築化遊具(ネット遊具など)を上山市さんにご提案し、実現いたします。
かれこれ半年以上かけて、遊具メーカーを含む専門家チームで検討を重ねてきました。
既製品をただ並べただけの、名ばかり子どもの遊び場は、子どもの創造性を育むとは、私は思えません。
これまで、環境デザイン研究所で学んだ、建築化遊具、子どもの遊び環境について、ようやく地元でも具体化することができそうです。東北では随一の規模、おそらく全国的にも最大級のネット遊具になると思います。
ネット遊具が育む子どもたちの未来
https://www.axismag.jp/posts/2017/11/84471.html
https://youtu.be/JK4e0x-Tejk
メインとなるネット遊具の他にも、様々な建築遊具が実現する予定です。
空間全体が、子どもたちの遊びの場となるような、様々な提案をしています。