TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

山大工学部(米沢キャンパス)

2022-12-10 06:55:00 | 地域活動や学会活動などその他の活動
2年前から非常勤講師をしている山形大学の工学部建築・デザイン学科。
私も含めた実務家が設計演習などを担当しています。
私が学生の頃は、東北で建築を学べる国公立大は、東北大くらいしかなかったので、地元山大でも建築を学べるというのは感慨深いものがあります。

もともとは教育学部のある小白川キャンパスでしたが、今年度からキャンパスが米沢に移りました。
小白川キャンパスだと、事務所から車で15分と近かったのですが、米沢キャンパスは高速を使ってもきっちり1時間かかります。。
そして冬の米沢の積雪。。なかなかたいへんです。





米沢キャンパスといえば、高宮眞介さん設計の100周年記念館ですが、、
だいぶ傷みがあります。。
軒がないと外壁に板張りは厳しいですね。。

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ようやく建て方

2022-12-08 17:26:00 | *平清水の家
平清水の家、ようやく建て方です。。

建て方と同時に、建物をぜんぶ包んで養生してしまうので、全貌を再びみれるのは、外壁がすべて完了して足場がなくなってからになります。
その意味では貴重な状態。

木材が丸裸になる状態を極力減らして、できる限り雨や雪にうたれないように万全の対策をして工事を進めていきます。








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1年点検

2022-12-06 21:58:00 | *香澄町の家
竣工から1年の香澄町の家へ1年点検に行ってきました。

一般的に住まいの初期トラブル、たとえば、電気がつかないとか、塗装がとれたとか、暖房が動かないとか、は1年以内に起こることが多いので、(とはいえ、トラブルは随時対応しております)。
竣工から1年を目安に、施工者さんと一緒に伺って、住みごごちの感想や、改善点など、ざっくばらんにお聞きしています。
もちろん不具合があれば、どんな細かいことでも修繕対応しています。家づくりは一生のおつき合いだと思っています。

香澄町の家では竣工後すぐに屋根からの雨水と落雪について、雪止めと雨樋を設置しています。
いまのところ大きな問題はありませんが、雨や雪は風の影響を受けるため、一筋縄ではいきません。。

住み心地は、冬とても暖かく、夏も快適。とのこと。高性能住宅での暮らしにご満足いただけている様子で安心しました。


檜の羽目板の天井が圧巻!美しい!
道路拡張工事がまだおわっていないので、三の丸跡への眺望はもう少しだけおあずけです。

まだ竣工写真がウェブサイトにUPできていませんでした。
すみません。。

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ようやく足場

2022-12-05 23:42:00 | *平清水の家
コロナの影響でウッドショックに始まり、さまざまな建設資材の高騰と資材不足が続いています。
追い打ちをかける半導体不足。。
サッシがないとか、ダウンライトがないとか、、すこし前では考えられないような状況にあります。
いままでは数日前とか1週間前に手配すれば間に合ったものが、1ヶ月前でも間に合わない。

重ねて職人不足により、工程が読めないという。。


取組んでいる平清水の家もようやく足場が組まれ、建て方を迎えます。








建築設計において、建て主さんの考えが変わったり、プランの変更はつきものだと思っています。(とはいえ、常識の範囲内で、、)
とことん、話し合って、納得いくプランを実現することが職能のひとつだと思って取組んでいますが、上記のような状況で、ほんのすこしの変更が思っている以上に設計や工事に及ぼす影響が大きくなっています。

これまでは、変更に合わせてすぐに追随できたのですが、
設計段階でも変更があれば、図面の修正や見積にこれまでよりも時間がかかるし、現場で変更があれば、基礎屋さんや足場屋さんの都合で簡単に工事が1ヶ月先に延びたりしてしまいます。。

友人や知人の近況を聞くと、私たちだけでなく、業界全体がそのような状況下にあるようです。
設計内容の確認や現場での確認など、これまでも徹底して現場主義でしたが、このコロナ禍で、これまで以上に建て主さんとの信頼関係やコミュニケーションが大切になってくると思います。

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学年閉鎖

2022-12-02 09:54:00 | 日々のくらし
コロナで学年閉鎖中の子ども。
家でエネルギーを持て余しています。。
世の中的には、さまざまな規制もなくなりつつありますが、罹患者が増えている現状。

現場監督もお子さん経由でコロナ中。現場の左官屋さんもコロナ中。
罹患してしまうと、数日潰れてしまうので、この年末で慌ただしい時期だけに、人が沢山いるところに行くのは控えざるを得ません。





ちまちまと切り紙づくり。

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石井修さん生誕100年

2022-12-01 23:48:00 | 展覧会




建築家 石井修さんの生誕100年記念展が開催されました。あいにく展覧会には行けなかったので、図録を入手しました。

石井修さんを知ったのは大学2年のとき、住宅の課題で事例収集をしているときでした。
「天と地の家」と名づけられたその住宅のネーミングに心を惹かれました。そして自邸をはじめとする目神山の一連の住宅。
緑に覆われ、建物の全貌がほぼ見えない。屋上緑化ということばを知ったのもコルビュジェよりも石井修さんの作品でした。

当時インターネットもなく、情報に飢えてほとんどの建築雑誌を読み漁っていた建築オタク(どの建物が何年の何月号に載っているかほぼいえた)の私にとって、新建築と都市住宅は宝の宝庫でした。

展覧会、巡回してほしいものです。




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