
神奈川県自然環境保全センターの谷戸はゆるやかな傾斜があり、
上方からの水がところどころで池になっている。

そのうちの一つの池では毎年スイレンが咲く。
朝の内だけ咲くようで午後に行くともう閉じている。

湿地の一部には木道があったり鉄柵が敷設されて足元の自然を観察できる。
その鉄柵の隙間から何かがいるのが見えた。

ヒキガエルだ。掌ぐらいの大きさで重量感がある。
数人で眺めていてもどっしりと構えていた。

谷戸からちょっと上がったところにはヤマアカガエルがいた。
体長は4cmぐらいでヒキガエルに比べるとうんと小さい。
ヒキガエルもヤマアカガエルも谷戸の池で卵塊やオタマジャクシの時間を過ごす。