
泉の森の林の中で茎がすーっと伸びて小さな花をつけているのがあった。

ギンミズヒキ(タデ科)だった。ミズヒキと違って白一色の花だ。

薄暗い中、なんとかアップで撮ろうとしていると脚の長いのが飛んできて止まった。
背中の一筋が無かったのでヒトスジシマカではなくオオクロヤブカのほうだろうか。
蚊は花の蜜を好んで吸うそうだ。雌は血を吸うので要注意。

茎には奇妙なものも止まっていた。タンポポなどの種ではない。

歩き出したのを横から撮ると白い体が見えた。
スケバハゴロモの幼虫らしい。

ハゴロモの仲間は腹部先端あたりから分泌した蝋物質を背中に乗せて歩く。
スケバハゴロモの成虫(2012年の写真)


少し前に四季の森公園で似たような幼虫を見た。

こちらは褐色の模様があってベッコウハゴロモかアミガサハゴロモの幼虫と思われる。
残念ながら二種の幼虫の詳細な区別法を知らない。
ベッコウハゴロモの成虫(2014年の写真)
