
小石川植物園には樹木もたくさんの種類が見られる。
しかも大木になっているものが少なくない。
ちょうどトキワマンサクの白いが花咲いていた。

マンサクの仲間はあちこちで見かけるがトキワマンサクは珍しく、自生しているもは伊勢神宮など数カ所らしい。
園芸種のベニバナマンサクは近所でも見たことがある。

枝垂れて低いものは地上に届いていた。

ハンカチノキも大木で、木の上の方まで白い花がたくさん咲いていた。

ハンカチのように見える2枚の白いものは花弁ではなくて苞で、その中に球形の花序がある。
ハナミズキとかヤマボウシに似たような形だ。

多数の雄花が見えるが、残念ながら両性花の分かるものを取り損ねた。

ハンカチノキのそばにはガクウツギも咲いていた。

ウツギと言ってもアジサイの仲間で、小さな花の花序に加えて白い萼が3枚ついた装飾花がある。

オオカナメモチも大きな木いっぱいに白い花がついていた。

一つの花序につく花の数が大変多い。秋には赤く熟した実がいっぱいになりそうだ。
今回はどれも白い花の大木だった。
ほかにも花の色は違うが、ユリノキやスズカケノキなどの大木が見られる。
そろそろユリノキが咲き始める頃だ。