
津久井湖の周辺ではマルバウツギの白い花が満開だった。

マルバウツギはウツギに先駆けて咲き、葉が幅広(丸い)なのが特徴だ。

花の径が1cmぐらいなので、クロウリハムシも大きく見える。

アゲハの仲間が蜜を求めて来ないかと期待したが、遠くに飛ぶのを見るばかり。
黒い蝶が来たのでなんとなくダイミョウセセリかなと思って撮っておいた。

峯の薬師に向かう道にも城山湖の近くでも大地沢でもマルバウツギは花盛りだった。

城山湖ではイボタノキが咲いていた。
4裂する細長い花冠の長さは1cmもない。

漏斗の奥の蜜を器用に吸って回るのはシマアシブトハナアブだろうか。

ダイミョウセセリも来ている。・・・うん? さっきのと何か違う。

先ほどマルバウツギで蜜を吸っていたのは、こちら。
ダイミョウセセリと白い斑の様子が少し違う。
実はマルバウツギにいたのはシロオビクロナミシャクという蛾だった。
ダイミョウセセリとよく似ていて見間違う。 だけどセセリは蝶でナミシャクは蛾だという。
もともとセセリチョウの仲間は蝶の中でも蛾に一番近いように思う。