
先週の土曜日。
昨年の2月以来、久しぶりに宮ヶ瀬湖を歩いてみた。
バスを仏果山登山口で下りて「やまびこ大橋」を渡り、
宮ヶ瀬小中学校の近くから宮ヶ瀬湖畔園地を見渡す。

園地の駐車場脇から早戸川林道に入る。
小さな橋の下を見ると沢のたまり水のところに毎年お馴染みのオタマジャクシがいる。
アメンボの姿もチラホラと。

草木の花やチョウなどを観察しながら歩いて行くとオオイタドリが斜面側のあちこちで見られる。

どれも1mぐらいの高さだ。2m以上にも伸びて花が咲くのは7月頃だろう。
食べてはみなかったが茎を押さえてみると軟らかく、昔なら良いおやつにするところだ。

金沢橋から下を見ると金沢川の水量がずいぶん少ない。
いつもなら橋の上から釣り糸を垂れている人がいるのだが、今回は見かけなかった。
大雨に備えて宮ヶ瀬湖の水位を下げているのだろうか。

さらに林道を進んで早戸川右岸を歩いていると木々の向こうに滝のように水が音を立てて落ちていた。
後で調べたら道志川からの取水を排出しているところのようだ。
野鳥を撮ろうとしている人を何人も見かけた。
一人に聞いてみるとオオルリを待っているのだそうだ。

釣り人らしき人が湖底に下りていた。
早戸川橋を渡ると早戸川林道の終点。荒井林道に入って松茸山自然の森公園入り口を過ぎて歩いた。
そのまま進んで虹の橋を渡って園地に戻っても良いのだが、同じ道を引き返すことにした。
同じ道でも、行きとは違うものが観察できたので良かった。