横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

タンポポに近い

2019-05-14 06:34:17 | 日記



今頃の瀬谷市民の森に咲く黄色い花はキンランばかりではない。
秋までずっと咲いているカタバミを別にしてキク科の花が多い。
1m程まで背が高く伸びているのはオニタビラコだ。







オニタビラコは茎の先に多数の花をつけ次々と咲くので、やはり花期が長く秋まで咲き続ける。
花は舌状花の集まりで出来ていて直径は7~8mmぐらいだ







こちらにも背の高い黄色の花が咲いていた。コウゾリナだ。







この花も舌状花の集まりで、直径は2cm程もある。夏の終りまで枝を分けて咲き続ける。
茎を触ると剛毛でざらつき、顔剃菜と呼ばれたらしい。







オニタビラコやコウゾリナと違って地を這うように広がって咲いている花もある。







オオジシバリだ。舌状花だけの頭花の直径は2~3cmでコウゾリナより大きい。
「大地縛り」の名前の通り葉は地面を這っているが、花茎は20cm程度には立ち上がる。
オオジシバリの花の時期は、そろそろ終りだ。







以上の花と違ってニガナは舌状花の数が5個、まれに6個と少ない。
ニガナや仲間のハナニガナは7月頃まで咲きそうだ。


以上の舌状花だけの花たちはキク科の中のタンポポ亜科に分類されている。
そのほかキク亜科とかアザミ亜科などがあり、筒状花と舌状花を持っていたり筒状花だけだったりする。





コメント (2)
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