観音崎の海岸にはハマボッスの白い花がまだ少し残っていた。
花期は初夏のころらしい。
ハマボッス(サクラソウ科)
ハマボッスの一つ一つ花はオカトラノオの花に似ている。
花冠は深く5裂するのが普通だが、6裂しているのもあった。
果実もオカトラノオと似たような形をしている。
もう少し熟すと先端に小さな穴が開いて種子を飛ばす。
イワダレソウ(クマツヅラ科)
ハマボッスのそばに隠れるようにイワダレソウの小さな群落があった。
イワダレソウは花穂の縁を白い小さな花が取り巻いている。
科も草丈も違うがワレモコウにちょっと似ている。
ワレモコウの花は上から下へ咲いていくのに対して、
イワダレソウは下から上へと咲きあがっていく。