どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

コンバージョンレンズで遊ぶ

2013-07-07 18:13:04 | 写真
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レンズの前に付けるレンズと言うのがあります。レンズ交換出来ないカメラ向けで、ワイドコンバージョンやテレコンバージョンレンズ、接写用のレンズなどあります。付ける事でレンズの特性を変える事が出来ます。
ただワイドコンバージョンやテレコンバージョンは普通、そのカメラに向けて専用に設計されているので汎用性はない事になっています。また小さかったりして何にでもつくものではありません。でもサイズさえあえば、理論的にはあうはずなのです。

今回オリンパスのキャメディアシリーズの高級機用の0,8倍ワイドコンバージョンレンズが手に入りました。


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さてニコンの35ミリF1.8Gに取り付ける予定なので、ステップアップリングを使って55ミリから52ミリに玄関します。このちょっとの厚さで光学特性にどう影響するのかがミソです。


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こういった実験のときは、ブロック塀やレンガの壁を使って解像度や周辺の流れを見ます。

ニコンの35ミリF1.8Gのデフォルトです。絞りは実用上でF4にしました。このレンズ周辺減光が割とあるんだと気がつきました。


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F11まで絞るとこんな具合。


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さてワイドコンバージョンレンズを付けて、絞りF4で撮影します。ワイドになりましたが周辺がかなり流れています。中心部は大丈夫です。


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F11まで絞ると、かなりきっちり来ます。
キャメディアとニコンのD-7000とでは撮像素子の大きさが違います。それも影響しているように思えます。

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木を撮ってみます。絞りF4です。周辺がガチャガチャしています。

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F16まで絞ると大丈夫です。

どうも球面収差が出てしまうようです。絞って改善すると言うのはそうゆう事ですから。あと撮像素子の大きさの差でしょうか。面積で4倍近い差ですから。真ん中の良い部分が大体そのサイズになっているのでそうゆう事かと思います。


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さてこれでは使えません。それでは少しアップ気味にします。F4です。するとアレって思うほどに周辺が安定しています。


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F16では問題がありません。


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それでは最短撮影距離で撮影してみます。これはニコンの35ミリF1.8Gの最短。


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ワイドコンバージョンを付けた方がなぜか寄れます。ボケも問題少ないです。

と言う事でワイドコンバージョンレンズとしては、難があるが近距離の撮影には使えそうだとなりました。


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他にはこんな使い方もありそうです。これは自転車で走りながら撮影していますが周辺の流れを強調しています。


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あと中心は鮮明なので、被写体を真ん中に置くと昔懐かしいトリプレットタイプのレンズのような効果が出ます。これはこれでアリだと思います。

ちょっと下らない遊びですが、なんかの機会に使ってみたいものです、


ここしばらく

2013-07-07 02:32:42 | インポート
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滝沢に仕事にいった帰りの田んぼ。今年の生育はかなりいいです。なにしろこの暑さですから。雪も多かった事から水不足にはなっていませんし、この調子でお盆から9月上旬まで安定した天候なら豊作間違いないです。


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ここは試験圃場なので変な稲があります。その中で一番変わった奴。斑入りの品種のようです。観賞用でしょうか。


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実は撮影でチョっと変わった事をしています。レンズの絞りを絞っての撮影です。これって当たり前に思えますが、デジタル時代になってからは、レンズの絞りによる回折効果が大きく出て、画像全体がぼけたようになります。なので絞ってもF8程度でしょうか。実用的なのは。そこをあえて絞り込んで後でシャープを緩く掛けるとガチっと来ます。
あと思いっきり絞ると、ソフトフィルターを全面に掛けたようにもなります。ハイライトが強く出る画像の場合、にじみが出て、ちょっと面白い効果が出るようです。
ただやっぱり被写体は選ぶようです。

さて稲ですが、色の濃さに多少のむらがあります。これは肥料の撒きむらだと思います。機械で肥料をまいているのですがこうして多少のむらが出ます。もう少し時間が立つと葉色が揃ってきます。


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そして雨。ビニール傘を買いました。新品の傘は水をかなり弾きます。これがしばらくすると汚れて雨を弾かなくなるんだと、気がつきました。


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ノリウツギの花です。雨に似合う花です。


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雨が続いています。ここで自転車のグリップを変えました。パワーグリップと言うものですが、手になじみむちょっと柔らかい素材で出来ているグリップです。これは特にエルゴノミクスデザインのもの。
滑りにくい素材なので、手のひらを置いただけでも自転車をコントロールで来ます。握ったときも適度な弾力が力を入れやすくします。
シカーシとんでもない欠点がありまして、なんというか溶けやすい。ちょっと時間が経つと表面がネパネパしてきます。それが雨の日になると一気に溶け出してくる感じになります。
この類いのグリップはここ6年で3回目です。この雨で使っていたものがどうしようもなくなって交換しました。ただそんな欠点があっても、使うと快適です。


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天信に猫がいました。子づれです。子猫はFFストーブの排気管後から出入りしているようです。親猫はどうしているのでしょうか。
しばらくここで猫を見ていなかったのですが、戻って来たのでしょうか。


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相変わらずの栄養不足と目やにです。
ただ今回は何となくなのですが、親猫が子猫を意図的に出して来ていたように感じます。お披露目でしょうか。

意地悪く考えれば、子猫を出しに餌をとる行為かもしれません。実際屋久島のサルはそれをしますし、北海道のキタキツネもしますから。野良猫ならやってもおかしくないです。


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盛岡の名物と言えばシダレカツラです。一応天然記念物なのですが、盛岡の園芸家が繁殖法を見つけてしまったので今では盛岡中にあるものですが、この木は様相が違います。普通のカツラの木が混じっています。枝変わりかと思いましたが、どうも違います。
この繁殖法なのですが接ぎ木で行っています。この台木がどうも出て来てしまったようです。


6週間ほぼ連続で仕事だらけでした。