今日は快晴でした。ニラの花がきれいです。
台風と言うのは様々人に影響を与える物です。米山も具合が悪くなると言っています。そうでしょう。私も腰痛になったり、何かハイになったりします。危険が近づいているからなのでしょうか。
まあそんなこんなで13日には、ヤケクソでカメラシステムの入れ替えをしているけど、それ以外に俺になにがあるの?という当たり前の様で、全く当たり前でない疑問が湧いて来たわけです。とはいえファッションはイマサラですしシマムラとユニクロで十分。仕事用のスーツを新調したいが年に数回のためにその気は起きない。食生活は、美味しい物を食べたいけど、それには限界があるのに気がついてしまった。
本物が無いとか、偽装がどうのというわけではない。自分のある種の偏食がそうさせている。コメとチョイチョイあればそれでいいのだ。野菜が多い方が嬉しいが、残念ながら外食でもスーパーのお惣菜でも野菜の量は少ない。そして以外と野菜は高い。特に青野菜だ。ここ2年高めで推移している。そして野菜をおいしく出す店は限られている。
それでいて大食いだ。だからありとあらゆる貧乏食を作って来た。その結果、悩んだあげくに食べないと言う結果になる事が多い。コスパが悪いのだ。スーパーではよくある。
その前に、オーナーを信用出来ないと、その店には行けなくなるのだ。なので外食先は、かなり限られている。それでいて新規開拓は遅々として進まなく、そのうち店が閉まったりして更になくなっている。
喫茶米山はやはり売れていないらしく、お客さんが勝手に商品を作って置いて行った、500円のフェルトのキーホルダーです。真ん中に米の刺繍が入っています。これを持って店に5回来るとワンドリンクサービスです。ウエストバックタイプのカメラバックの内側のファスナーに、以前使っていた革製のウエルッシュ・コーギーのわんこと一緒にしておきました。
米山は年がら年中Tシャツだからな。でも彼はほとんど黒。オレンジは無いですね。
どこがどう繋がるかと言えば、喫茶米山の音がかなりいいのですよ。厳密にいえば居心地がいいのです。アンプとかスピーカーなんかかなり古い物ですが、それでも音がいい。
私のオーディオ来歴は奇妙な物でした。スタックスのコンデンサースピーカーから始まって、デンオンのアンプ内蔵フルレンジスピーカーになり、それのスピーカーユニットを使って、ボックスを改造した物になり、中古のミニコンポになりました。最高を知ってから30年間最低で過ごしたわけです。中古のミニコンポはソニータイマーが働いたかどうかは解りませんが、買ってしばらくCDのトレーが開かなくなり、5000円で中古のケンウッドのCDプレーヤーを購入。この頃既にスピーカーの右チャンネルが聞こえたり聞こえなかったりを頻発。どこが悪いのかを調べたくても当時のミニコンポの悪い所で、開かないのです。
真面目に音楽に関しては、20年間ムダに過ごして来たと思っています。この欲求不満を台風は思い出させてしまった。
所が、20年間の欲求不満というのはある種の妄想を伴います。欲しい物は自分で作る、そう言った物です。初めの頃から改造しているので、この辺りは自信があります。私にとってよければいいんです。でも以外とコストが厳しいです。やっぱり大量生産品にはかないません。
クオリティ・オブ・ライフのために、いい音を。しかも安く。
この欲求不満を解決する予算は、4万以下。高いと思うかもしれませんが、自分が作ろうと思っていたスピーカーがこの倍だったと言うのがあります。妥協するなら半分です。
と思って検索してみたら、なんかオンキョーが面白そうです。直販アウトレットもやっています。オンキョーのミニコンポは音が良かったしね、そう思ってポチった。
契約終了後に気がついた。ブックシェルフのスピーカーだったら本棚に入れればいい。それで大丈夫。そう思ってポチったら、リアバスレフ、つまり本棚に入れたら低温が全部消えてしますのですよ。おまけにサイスを見誤っていた。以外とデカイ。それでいて地べたに置けるほどの大きさでもない。
ということで、部屋のレイアウト替えです。
レイアウト替えは、以前から問題だった本棚の効率がかなり向上しました。ここは良かったのですが、計算違いがありスピーカーを置く場所がおかしくなってきました。そこにスピーカーが到着。
どうすれば耳の高さにスピーカーを持って行けるの?と言う事でダイソーにいって適当に資材を買って、高さを確保します。
さてデンオンで買ったのですが、TEACのスピーカーです。実はポチっとした時にリアバスレフとかそう言った事は一切考えなかったんですね。ましてやTEACです。オーディオメーカーとしては業務用のイメージです。しかもポップス系なのかとなります。華やかな音がイメージにあります。もっと正確に言えば真面目すぎるメーカーです。
その前にオーディオ機器メーカーの20年間の変遷をまざまざと見せつけられている様に感じます、山水の倒産もそうですしパイオニアの部門切り売りもそうです。今CDをかけていますが、それはケンウッドで、旧トリオです。
さてTEACのスピーカーですが、1本1万円の所2本で1万円でした。真面目な音です。TEACらしいスタジオのサブモニターの音です。
20年間に聞いた音は何だったのだろうか。