毎年恒例の桜がらみの撮影なのだが、今年は特に慌ただしい。花のピークが日曜か月曜だったのだが、日曜は午前中だけ、月曜は一日雨だった。それが今日は朝から晴れている。なので朝から動きっぱなしだった。その上事務仕事が2件、今日中というのがある。それは大したことがないものだが、この状況では重荷に感じる。
天気が良くて低温で花が長持ちした場合、カメラマンとしては「可能性の追求」という命題が起きる。だから休めなくてしんどいのだがカットに対しては抑制的になる。ところが天候不順だと、限られた時間に一気に撮影するのでカット数がなぜか多くなる。力技になってしまう。だがそれでは似たようなカットを量産することになりがちで、編集から嫌がられるわけだ。かなりのジレンマになる。
今日もやってしまった感のある、1000カット。ようやく2000カットあったのを300カットまで減らしたのに元に戻してしまった。
桜は散り始めたが、その一番オイシイ時が快晴で、そして私は身動きが取れないのですな。
焦ります。