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M野の日々と52文字以上

盛岡私的観光案内・肴町ゴイサギ営巣地

2013-08-07 00:28:36 | まち歩き
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ゴイサギというのは、鳥ですね。サギの仲間。形と色が良いので5位の位を朝廷から賜った目出たい鳥です。日本画などの題材にもなっていますし、川原なんかにたたずんでいれば、けっこうきれいな鳥です。


さて今回の観光地ですが、
1)期間限定です。お盆までです。もうそろそろ巣立ちしてコロニーが解散すると思われます。その後越冬モードのコロニーになるかもしれませんが、盛岡は寒いのでそれはないでしょう。更に来年もいるとは限りません。
2)糞が臭いです。魚河岸の魚の匂いと言えば良いのでしょうか。それよりも水産加工工場の匂いといいましょうか、しかもドジョウのドロ臭さと蛙の青臭さと、川魚の腐った匂いが嫌な方にはお勧めしません。しかしそれも自然の一部だと了解出来る方にはオススメです。
3)市街地なので、観察に適した場所がありません。


ということではじめます。



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盛岡のウオール街であった呉服町から50メートルの生姜町です。今ではこの辺りは肴町とひとくくりにされていますが、ちょっとニュアンスが違ったりします。

左角はみかわや生姜館、寝具中心の店です。安いです。右にはローストチキンで有名な肉屋があります。


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そこからチョイで杜陵老人福祉センターが営巣地です。盛岡市のド真ん中と言っても良い場所です。


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ハイいました。

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彼らは、松の木を好むと言われているのですが、ヒマラヤ杉に営巣しているようです。巣立つ前なのでどの木にもいます。


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この福祉センターには、昔の豪商の庭が保存されているのですが、結果その木を目指して営巣した模様です。

元々このコロニーは、志家町にいたもののようです。それも志家町の自治会館から、教会に移って、それがここに来たもののようです。
移動の理由は、あまりもの糞害で困り果てたあげくに、営巣木を切ると言う強硬手段に訴えなければいけなかった、と言う事です。


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それが今年から肴町に移動して来た訳です。


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老人福祉センターでは、石灰を撒き病原菌の防除に努めています。悪臭に対しては、ゴミ焼却場で使われている消臭剤を定期的に撒いて対応しています。


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さてここにいるゴイサギは何羽かと言えば、今現在で100羽以上です。当初60羽と言われていたのが子供つくって増えています。
営巣地なので、ビミョーな事もあるようです。弱った雛が落ちてくることです。死んだのが落ちてくるのもあるのかもしれませんが、雛の死骸を毎日取り除くのもセンターの仕事になってしまいました。

これまたビミョーなのですが、多分あのサイズの鳥の雛が、あそこから落ちたら多分生存は無理でしょう。


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全景が見える場所を探しました。木の中にある白い点はゴイサギです。


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昔のこの庭園にやはりゴイサギが営巣したと言う記録があるそうです。そのときはロケット花火で追い払ったようですが、現在のビルに囲まれている状況ではかなり難しいです。


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地元ネタです。解らないと思います。


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ところでサギの営巣というのが、実は変な話しです。盛岡辺りではかなり繁殖が苦しい寒さなので、本来はない事だったのです。この10年間で繁殖域がかなり広がったようです。
温暖化も理由なのですが、実は減農薬も大きいのかと思います。



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肴町営巣地の全景です。この緑が全部営巣地です。
ほんとこの中を良く選んだと思います。


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夜行性と言われていますが、そんな事はないと思います。



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この辺りは古くて新しいものが、変に残っています。その辺りも面白いです。ゴイサギもそこあたりを狙ったのかもしれません。



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肴町の七夕祭りです。縁日みたいでいい感じです。ポコっと買い物して帰りました。


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