どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

いつのまにか

2016-01-17 01:10:57 | 日記

 

ピエール・ブーレーズが1月5日に亡くなった。亡くなった直後はよくわからなかった。だがジワジワときている。ご冥福をお祈りいたします。

だから今日はブーレーズ指揮のマーラーの9番を聴いていた。晩年のブーレーズの録音は、解釈が素直になったと言われているが、実際のところかなりめんどくさくなっていると思う。このマーラーシリーズもなんでマーラー?と思ったものだが、ドイツ風マーラーではなく、ウイーン風のマーラーがなかったからだと思えば、納得だ。

当然私も、作曲家としてのブーレーズはほとんど聞いたことがない。NHKFMの現代音楽の時間で聞いた程度だ。だから何をした人なのかはよくわからなかった。その技法のセリーというのは音の長さや強弱、音色まで全て数字化し、繰り返しのない数列にして作曲するというものだ。調性ができてはいけないので次の音符は不協和音になるようにするし音の長さも強弱も音色も12パターン全てを使わなければいけない。逆説的にメロディーライン?と言えるかどうかだが、その音列の規則を決めるとあとは自動的に作曲出来るという特徴があり、コンピューターで作曲出来る。あとは人の手で修正をかけてゆくのだが、現実にかなり作曲が難しい。

ということで本当は数学者だったブーレーズだからこそ完成させられたとも言える。それでもやっぱり難しい。なのでブーレーズ自身この技法を発展させられなかったと言われている。逆にアメリカのジョン・ケージのように偶然性ということを言われてしまうと、厳密な技法は意味があるのかともなるし、環境音も音楽だと言われてしまうと、作曲ってどうゆうこと?という根源的な問いになってしまう。だから発展できなかったという気がしている。

ただこのセリーだが、当時アインシュタインの特殊相対性理論というマクロ物理と、ボーア以降の量子力学をつなぐ大統一論という概念を考えれば、音楽の中にそれを作ろうとしたのは実はすごいことだった。それはルネッサンス以降の音楽の、遡ればギリシャ時代からの、宇宙と数学と音楽の調和という壮大な概念への挑戦だった。

亡くなってから知ったのだが、フランス音楽音響研究所の創設者であり初代所長がブーレーズだ。現代音楽の発展のために作曲者を支援し演奏の機会を作るだけではない。最新の音響工学を研究しそれを現代音楽に反映させるという仕事をしている。実際その仕事は多岐にわたるので、詳しくはウイキのリンクを参照していただくとして、かなり初期からデジタル技術に取り組んでいた組織で、作曲支援ソフトなども作っている。なお楽曲解析ソフトもある。ブーレーズはそれを使ったのかどうか。

で、このシンセサイザーの規格に深くブーレーズが関わってきたという。実はかなり偉大な仕事だ。シンセサイザーの欠点は、その機材が壊れてしまって修理できない場合、それを使って作曲したものは二度と演奏できなくなる。だから録音が重要になるのだが、音楽としては根本的な問題ができてしまう。つまり時代が変わって新たな評価をしようにもできなくなるのだ。

確かにセリーという技法を熟知したブーレーズなら、音色までもパラメーター化し、規格に落とし込むのは最適だったろう。

ただ実際のシンセサイザーでその規格を忠実に守っているのが、どの程度あるのかはわからない。逆にコルグの古いアナログシンセなんてまだ使われているわけで、アレでないと出ない音というのもまだまだある。

 

 

ブーレーズ最高!と言いたいところなのだが、私には少し薄暗い歴史がある。

クラシックを聴き始めたあたりだが、父がかなり買っていたのでまあレコードには不自由しなかった。ただフランス近代ものが多かったことと、当然アンセルメが多かった。フルトヴェングラーはほとんどなかったように思う。オーマンディーは当然多かったな。ドイツものは当時あったマニアックなレーベルのものだった。今思ってもあのコレクションはよかった。そういえばアンセルメも数学者だった。

で、ですな、中学生がアンセルメが好きだといえば当時罵倒されたわけです。「カラヤンだろ!」いや今でもカラヤンの60年代から70年代は好きになれないんですが、フランス近代とかのカラヤンなんてとも思うのですが、そもそもフランス近・現代を聞く中学生が有り得ないわけで。真面目にこの頃ドイツものは敬遠していました。理由は同じことが起きるから。

で、ブーレーズが颯爽と登場するのです。アンセルメの系譜でもあり、さらに深く明晰に音楽が作られています。もうこれで決まりだろうと思っていると、マゼールとかがいるわけですね。

ちょっと年代的におかしいと思った方が多いと思います。当時の中学生や高校生で買えるLPというのは無いわけで、廉価版が出るまでの時間差があるわけです。ところが大人は聞いていたのかどうかはわかりませんが、やはりここで「カラヤンだろ」「いやもうブーレーズは古い」とかなんとか。

その前に日本でクラシック好きと言えばドイツであって、フランスは無いわけです。大学入ってからも、ドイツはあってもフランスは無いわけですね。そういえばクラシックが好きな女の子がいた。いつも日傘に肘まで来る手袋をしていたが、彼女が「バイロイトに絶対行く」と言っていたのが記憶にあります。

確かに今ではブーレーズは古い。でも逆にブーレーズが切り開いた楽曲の構造解析法があるから、現在の若手指揮者の更に深くエモーショナルな演奏がある。そして器楽演奏法の進歩もあるが、実はオーケストラとのコミニケーションをわかりやすくした可能性がある。

クラシックの指揮者の中では、デ・サーバタやメンゲルベルク、ストコフスキーやトスカニーニの果実をしっかり食べたのが、カラヤンだったのだろう。19世紀最後の大指揮者のフルトヴェングラーはその対立軸にあった。だがその傍にいたアンセルメやブーレーズは、当時のクラシックファンにとっては、異端だったのだろうか。その上フランスってそんなに異端なの?

ブーレーズが好きといえば、ジャズファンやロックのファンが反応した。革命児と言われていたのだろう。グレン・グールドが彼らに受け入れられたような、その感じかもしれない。当時のクラシックファンはキビしかったよ。そのせいかブーレーズも録音はマーラー以前は少ない。

雰囲気で聴くのならいいのだが、例えばだ、フルトヴェングラーのリングとブーレーズのリングと、ティーレマンのリングとどれがどう違うのかという、今だったら言える問題がある。フルトヴェングラーは古くなってしまったのだ。今には今の正しいクラシックがある。正しく伝える方法は何か、そこをブーレーズがやっていた。

だからティーレマンもいるのだと思う。

間違いなくクラシックの評論家は、90年代以前は質が低すぎた。ただそれだけだ。そしてクラシックっていうのはその程度のものとしてしか認識されていない。

 

 

岩手県民体アルペンスキーは無事終わったらしい。雪がなくて国体コースでは作れなかったようだ。ということで岩手県以外の方、対等になりますのでご安心ください。国体主催県の何が有利といえばゲレンデを知り尽くして想定コースまでシュミレーションできるところなのですが、今年は難しそうです。

でも月曜日から雪が降り続くようです。なので国体はできるかもしれません。

で、なんでリース飾っているの。

 

 

自分も十分大人になったと思うのだが、それでも足りないことはあるようだ。だがやっぱり今でもお前はガキだと言われているような気がするのは、気のせいではない。高齢化社会の欠点なのだ。いや儒教的社会の欠点なのだ。もう少しいえばそういった大人に話を聞いてもらうためにはえらく時間がかかるのだ。儒教というのは言い過ぎだ。室町期まで遡る感情的世界だ。

ブーレーズの指揮は最高だと思うのだが。そして現代の指揮者は、更に完璧だと思うのだが。その何が悪いのだろうか。

と、どす黒い思いが甦るのが、ブーレーズの死去でした。私は大好きだった。でもひどい目にあった。

 

 

今年初めてカレンダーをかった。半額だったが600円だった。おまけに久しぶりの消費税表示なしだったので、つり銭の計算ができなかった。

カレンダーは普通年末の小売業で配るものだが、最近はかなりしわくなっている。いつももらっている米屋さんは、今年は早く無くなったと言っていたが、多分作らなかったのだろう。実際自分で買ってみれば気持ちはわかる。お得意様以外には出せないし、広告費としても大きすぎる。

だがこの旧暦と節季の入ったカレンダーでないと、なぜかダメ。そしてこれは少し文字が大きいが、大きい文字でないと何かダメ。

だから古いものがいいというのはよくわかってはいる。


18264日目

2016-01-16 00:57:12 | 日記

 

今日は最低気温ー8.3度、最高気温1.1度になった。風もそんなには強くなく、まあまあな1日だ。ただ予報では明日から雪が降るという。大寒が近いということもある。除雪機のタンクも空になりそうだ。予備のタンクも空だ。普通準備していないか?

まずガソリンを3リットル買いに行く。そして除雪機に入れると大体満タン。さらにまたタンクを持ってガソリンスタンドに行くと、やぱり言われた「どうしたんですか?」そりゃ行動不審だな。「明日から雪の予報なのに、除雪機のタンクが空で、予備タンクにもガソリンがなかったから今のうちに準備している。」恥ずかしいがそう答えた。

灯油も無くなっていた。米も無くなっていた。それらを買い集め、備蓄体制に入る。

高松の池に行くと、このところの寒さで結氷が進んでいた。

 

 

シャリンシャリンと金属音がする。なんの音だろうと探してみると、白鳥が薄氷を割りながら進む音だった。

 

 

カモだとさすがにそんなに優雅な音はしない。少しの氷の切れ間を突き進みながら、みんなで割ってゆく。

 

 

バスの事故は痛ましかった。だが少しはみんな考えた方がいい。格安というのは、格安で働いている人がいるから格安なのだ。特に運送業ではこれが致命的に出る。クロネコヤマトがの事故率の低さは、現場に押し付けずにトップから全部がシステムをブラッシュアップしたからできた。日通が宅配便事業から撤退した最大の理由は、トップが現場のことを何も考えなかったからだ。日本郵便に問題がしょっちゅう起きるのは、現場の人のことを考えないシステムばかり横行するトップの問題がある。でもまだ彼らはいい。問題はバスだ。慢性的な人手不足はなぜ起きるのかだ。人がいつかないからに他ならない。給料安いし過酷だし、それでいて安全だと?

建設などでもよく見る話だ。職人は少ないのに仕事はいっぱいある。でもその仕事のほとんどは安く・早くだ。その上法令遵守とかまで言われてゆく。現場に余裕がなくなりカツカツなのに給料は安い。手抜きが起こりやすい状況になっている。逆に安く・早くに慣れた職人は、それが常態化する。なので自分が何をしているのかもわかっていないから、手抜きとすら思っていない。とにかくこなすしかないのだ。そうでない人たちはよっぽどの腕でない限り、脱落してゆく。必要な時間をかけて丁寧な仕事を心がけるほど、結果時給が安くなってしまう。その上、発注側が仕事を評価するのは納品時だけだ。10年後金をもう少しかけるべきだったと思っても後の祭り。

本来格安というのは、正しい価値があっての物だ。だが今では正しい価値というのがわからない時代だ。だから仕方がないのかもしれないが、人に価値がないという時代というのは、いつもどうなのだろうかと思っている。見える価値には金を払うが、見えない価値には誰も金を出し惜しむ。だから見えない物には、えらい言葉がついてえらい売られ方をしている。

こういったバス事故が起きるたびに思うのは、バス会社もツアー企画会社も何も考えていないという現実だ。事故が起こらないことを前提にしているわけではない。起きる確率も考えているわけではない。法令に則っていればいい、それだけだ。今回のはその点で悪質だろう。

 

 

CoCo壱番屋が廃棄処分した冷凍カツが、産廃業者によって転売されていた事件は変なことを考えさせる。4万枚だ。それは資産としか言いようがない。だから欲しがる人がいっぱいいたのだろう。だが以前にも問題が起きたチキンカツでもそれが流通していたという。いや賞味期限切れの冷凍カツが、その産廃業者から出てきたというのもある。

まずはCoCo壱番屋はかなり厳しい品質管理をしているというのがわかる。だが厳しいゆえに産廃業者から美味しくいただかれたのだろう。だが過去にも事例があったとなれば話は少し違う。CoCo壱番屋と提携しているか、その管理工場にかなりの問題があるということだ。異物混入の可能性だけで3回出荷停止をしている。この一年間だけでだ。

そしてだ、CoCo壱番屋から出た廃棄物には信用があったということだ。異物混入の疑いがあるのでも大体は大丈夫ということなのだ。それが格安だったら誰も文句を言わない、ということだ。だから産廃業者から、スーパーなどに流れたのだ。加熱調理する冷凍食品だから、衛生上の問題もない。管理さえ良ければ賞味期限が切れていても品質は落ちていない。そしてスーパーなりなんなりの設備は最高に良くなっている。

問題はないのではないのか?

一番問題なのは、もしかすると裏流通をCoCo壱番屋が使っている可能性だ。その産廃業者は品質保持保証の冷凍庫を持っている可能性があるのだ。だから流通できたのだ。CoCo壱番屋から廃棄依頼が来て、それを受け取って倉庫に入れて、というか依頼があった時点で倉庫に入る前から客を探しているだろう。そうしてCoCo壱番屋の倉庫から冷凍車で運ばれていったのではないのだろうか。捌けなかった物は産廃業者の倉庫に一時的に入るのかもしれない。

その疑念はぬぐえないが、ただこれが流通の一端なのだ。利があるところに物が動くのだ。それがどのようなものであってもだ。

そしてそれが問題があるものだとしても必要とする人がいる、という現実があるのだ。CoCo壱番屋にすら入れない人がいるという現実だ。アメリカでは切迫品ばかりのストアがあるという。これは正しいものだと思う。

 

 

オオバンが高松の池の北側の葦原まで来ていた。こいつらこのまま繁殖するんじゃネ~のかと、少し思った。

喫茶「響」に行く。今日で単品は全てニュークロップに切り変わった。その切り替わる最後のブラジルを飲みに行く。

クリーンで完璧なブラジル。ブラジルの泥としか言いようのないまろやかさは、澄み切った泉に変わり底に純粋なアンウオッシュドの複雑な味わいが沈んでいる。鮮烈で完璧なブラジル、そういったコーヒーだ。単品でコロンビアは楽勝で超えている。ケニアには勝てんが、最高だ。

世界最大のコーヒー生産地だけある。こんな豆もあったのだ。コモディティ市場というのは、その競争原理からいっても恐ろしいものだと感じた。

 

 

言葉でしか価値を伝えられない時代では、言葉を失うものは価値がなくなる。たとえそれがどんなにも素晴らしくとも。


50th

2016-01-15 20:51:47 | 日記

 

14日は家事を片付け、除雪をした。そしてマッサージに行く。どうも背中がいずい。

ちょっとしたご褒美としよう。

 

 

不思議なことに1月4日以降だろうか、花粉症の人たちがグズり始めている。マッサージ師もその話をしていた。そこで東京都の飛散状況を調べるとさほどでもない。盛岡は寒いから花粉は飛んでいないはずなのだが。

米山に行くと、やはり花粉症の方が、花粉ではないその前駆体が飛んでいるようだと言っていた。

 

 

午年生まれなので、まさしく馬齢を50回も重ねたわけだ。

 

 

思ったようにはいかないものだな。


ようやく雪になりそうだ

2016-01-14 01:28:41 | 日記

 

暖冬です。このところ最低気温は低かったのですが、例年に比べれば1月中旬とは思えない最高気温です。サザンカの花も多少は花びらが痛んでいますが、まだ咲いているのは気温が高い証拠です。

 

 

世の中はスマップが解散かもしれないというのが話題になっているようです。まあ彼らも歳なんですから、いつまでもアイドルというわけにはいかないわけで。いつかはこの日が来るというだけです。第一ジャニーズ事務所も彼らの老後まで面倒みる気はないでしょ。

ということで泳ぎます。しかしなんか体が思うように行かない。タイムが出ないし徒労感ばかりです。

プールの隣には新しいアイスリンクがあるのですが、ボーっと見ていたら、アレ?岩手冬季国体って今年?ン?

雪がないんですね。明日から岩手県民体育大会アルペンスキーなのだが、どうなるんだろう。安比の状況を確認すると、国体使用ゲレンデはクローズ状態だ。県民体は国体のプレイベントの位置づけなので、国体と同じ仕様で行う。というかやらないと国体は本来開いてはいけないのだ。オリンピックだってプレイベントを1年前にやらないといけない。国体だとまあなんとかなるだろうが、県民体ができなければ、ぶっつけ本番になる。

幸か不幸か、冬季国体をできる県は限られており、特にスピードスケートはとても少ない。なので経験値は大きい。スキーも実は同様。とはいえこの8年間ではなぜか秋田が3回もやっている不思議はある。だから大丈夫といえば大丈夫。

とはいえ秋の本大会に向けて、岩手県のスポーツ関係者が浮ついている印象があって、冬季国体関係者もなんかボーっとしている感じはする。大丈夫なんだろうか。

 

 

寒いのに川で皮をさらしています。太鼓やさん頑張っています。

雪のなさがとんでもないというのは、今年初めて小岩井農場の雪まつりで雪像を作らないことが決定した。どうこうしても雪が集められないということと、無理やり作っても気温の今後の推移が見込めず、近寄ることのできない危険なものになる可能性まで見たのだろう。どんなに雪がないときでも作り続けたのだが、今年はついに諦めたわけだ。今年の冬は自衛隊の皆さんが少し休めるというのが、いいところか。

私にとってはスマップよりこちらの方が大ニュース。

 

 

まだジュウガツザクラが咲いている。

今日の夜から雪が降っている。2時時点で7センチだ。だが気温がー0.4度と高めになっている。降っている雪も重い。積もる雪ではない。さてどうなることか。天気予報は明日から降ったり止んだりの予報になっているが、真冬日の予報はない。

 

 

石油も安いし暖かいし、いうことはないはずなのだが不安になる程の暖冬だ。そうしてすでに実害がではじめた。確かに冬物衣料が売れない。野菜が安いのはいいのだが、先週熊本県産のとても見事なブロッコリーを、98円で買った。いったい現地ではいくらで出荷したんだと。そして返す刀で、岩手県の農家で高値狙いの冬出荷を予定していた農家にどの程度影響するのか。暖冬とはいえ、暖房費をかけた農家にとって暖冬は最悪だ。

でもまだブラジルに比べればマシだ。経済が停滞しまくってサンバカーニバルが出来ない市がいっぱいあるという。大都市では意地でもやるのだろうが、カーニバルをやめるだけでもかなりの経済損失になる国、いったいどうなってるんだと思わせる。

東北人としては、暖冬の年は冷夏になるという法則が、なければいいなと思う。史上最強のエルニーニョは11月から12月でピークを越えたと予報されている。だが影響は夏まで来るという。どうなるのかはわからないが、冷夏にだけはなってほしくない。


ガーン

2016-01-13 01:09:58 | 日記

 

ゆぴあすに泳ぎに来ました。休館日です。ガーン。小雪が舞い散ってきました。すぐバスがあったから良かったものの、なんちゅう無駄をしたものだ。

今日は小ネタばかり。メキシコの麻薬王がトンネルを誰かに掘らせて脱獄し、そして捕まった。その逃走期間中にアメリカの俳優ショーン・ペン氏のインタビューを受けていたというのだ。

同受刑者はまた、米大統領選で共和党の指名獲得を目指す実業家、ドナルド・トランプ氏を「私の友人」と呼び、麻薬取引に足を踏み入れた経緯については「メキシコ経済の状況がほかの選択を許さなかった」と説明。「死ぬ時は銃撃戦ではなく、自然死がいい」とも話した。」

暴言王トランプ氏の大統領選にどこまで影響するのか。

 

 

めんどくさいので、あとはできるだけリンクしない。

ミック・ジャガーの事実上の妻だった59歳の元モデルとアメリカのメディア王ルバート・マードック氏84歳が結婚したという。なおマードック氏は4度目の結婚。我々独身族にとっては心強くもなんともない、むしろ絶望したくなったニュース。CNN。

 

石油が安くなった。市内で一缶990円が出ている。さて今現在1バレル30ドル台だと思ったが、20ドル台の予想が出ている。それがだ、「スタンダード・チャータード銀行の商品アナリストは、原油価格は1バレル=10ドルまで下落する可能性があるとの見方を示した。」コモディティ市場から資金が逃げ出したための暴落で、現実の需要が過小評価され、供給量が過大評価されている。だが実際は供給量は減っている。だが資金需要が他の市場に移ってしまっているので、市場心理が下がり過ぎたと思わない限り、下がり続ける。そういった考え方のようだ。ドル高に資金が特に動いているとみているようだ。そう、まだ見ぬイランの石油や、倒産しないシェールオイルが前提だ。ただ、イランとサウジの国交断絶でも下がり続ける原油相場は、市場心理の側面は大きい。ロイター


東京オリンピックにいくらかかるのか、当初の見込みは3013億とも言われていたのが、昨年12月18日1兆8000億かかるかもしれないとニュースになった。まあその前に森元首相が2兆円かかるかもしれないと言っていた。それについて「遠藤利明・東京オリンピック・パラリンピック担当相は12日の衆院予算委員会で、同オリンピック全費用がどの程度になるかの見積もりは現在作業中で、「現段階で組織委員会でも政府でも把握していない」と答弁した。」。まあこういったイベントのたびに次世代に勇気をとか、感動をとか、まあ言い訳はいっぱいあるのだが、とりあえず少子高齢化社会には、次世代のためというのは言い訳にもならないように思えてきた。国立競技場問題もそうだけど、会計の透明性だけは担保しないと。みんなこうなるとはウスウスわかっていたけど、ここまで酷いとは思わなかったわけで。ロイター


中国河南省の巨大毛沢東像が政府によって壊された事件。イロイロな意見があるが、この遠藤誉氏の考えが真っ当な気がする。彼の文章と少し違うかもしれないが、中国政府に迎合しつつ、今の状況に不満を持つ人たちの間で毛沢東語録や当時の歌が流行っていた。それが像の建造という見える形で出てきているということのようだ。しかも国父たる孫文ではなく毛沢東というのに、当局がイラつくという。反抗であり迎合でもある。えらく取り扱いの難しい問題のようだ。

ただ中国人は現世主義的というだけではなく、その現世と来世を簡単に結びつける伝統があると思う。法は呪術的であり(真面目に法として書かれた文章を死者に持たせることで、地獄の沙汰を回避できると考えていた時代があった)。その意味で、毛沢東像というきわどい偶像化は、毛沢東像を祀ることで現世の問題を回避できる、新しい宗教概念なのだと。

ただこのリンクのリンクにある、壊されている映像だが、これを見る限り壊す中国共産党は正しい。一応は力学的にはなんとかなりそうなのだが、これでは10年持つかどうか。逆に毛沢東を侮辱してしまっている可能性すらある。


その遠藤誉氏は緊急としか言いようのないスピードで、ニューズウイークに寄稿している。遠藤氏のはリンクしておかないと。

2015年10月10日、中国共産党中央委員会(中共中央)政治局常務委員会委員(チャイナ・セブン)の党内序列ナンバー 5の劉雲山が北朝鮮を訪問したと書いた。このとき劉雲山は実は習近平国家主席の親書を携えていて、そこには核実験をしないようにという趣旨のことが書いてあったと、中国政府関係者から聞いている。

 謁見台でハグし、手を握って万歳の形に両手を高く掲げて喜びを表眼した金正恩(キム・ジョンウン)第一書記は、あの世界中が見ている画像の中から、スパッと劉雲山の姿を削除して、あたかも劉雲山はそこに存在していなかったような画像を、1月9日の北朝鮮国営テレビで報道させていたことが分かった。」

例のお得意画像修正技術(笑)で、やってしまったようなのだ。なんでここまで最悪へ走るのだろうか。

昨年末あたりから、北朝鮮と思われる漁船が難破して日本近海に辿り着いている。船員は全員死亡している。つまり転覆したわけでもなく、亡命でもなく銃撃戦もなく、ただ単に死人を乗せた船がやってくるのだ。その理由は全くわかっていない。ただ北朝鮮で食料生産が叫ばれて、特に水産資源が言われている状況で、漁師に異常な負担が出ているのではないのかと憶測されている。

北朝鮮では、空腹を紛らわすための覚せい剤が蔓延していると言われている。元々はどこかに輸出するために作られていたものなのだろうが、それが国内に蔓延しているという。その状況で、漁獲高増産を命じられた漁師が、オーバードーズしてしまっているのではないのかというのが、ウワサだ。出港時にイケイケで覚せい剤をガツンとやった結果なのではないのか。全員死亡というのがけっこう裏付けである。ただ日本政府は、血液検査等の公表をしていないので、ウワサでしかない。

なにか中世が隣にあるような気がしてきた。

 

 

緑ヶ丘のアネックスカワトクの前にある信号機に、カバーが付いているのだが、これは色っぽい。

着雪防止のカバーなのだとは分かっているのだが。

多分、これが今日最大のニュース。