滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

夏すみれ(トレニア)

2008年07月10日 | 季節の花
Photo

家の前で夏すみれ(トレニア)が咲いていました・・・。おふくろが買って来て鉢に植えていたようですが、いつからこの場所にあったのかよく憶えていません。(たぶん・・、2~3週間前からあったような気がします・・。)

トレニアは、東南アジア、アフリカに40種類ほどが分布する一年草もくしは多年草で、トレニアという名前はスェーデンの牧師の名前にちなまれているそうです・・。一般にトレニアの名前で栽培されているのは、インドシナ原産の「トレニアフルニエリ」とその変種や園芸品種で、草丈20~30センチでよく枝分かれしてこんもりと茂ります。
花付きは非常に良く、初夏から秋にかけてスミレに似たユニークな形をした3センチほどの花を次々と咲かせます。ハナウリクサ、ムラサキミゾホウズキという別名もあります。
ちなみに・・おふくろが植えたトレニア(画像のもの)は、「バイオレッドムーン」という品種のようです・・。

話は少し外れますが、地球温暖化の影響は山岳地帯の植物にも迫っているようです。ウィーン大学の研究者が英科学誌ネイチャーに発表した1994年の論文によると、3000メートルを超えるヨーロッパアルプスでは、植物分布の多くが10年間に約1メートル、最大で4メートルほど高所に移動していたらしく、米科学誌サイエンスの最新号では、西欧の山岳地帯に茂る植物が、この100年で平均29メートルも上へ追いやられているという報告も掲載されました・・。
日本の高山植物の研究者によれば、ヨーロッパの山は、高所にも広い場所があるので植物はそこでも生きていける。しかし、急峻な日本の高山帯では、育つ場所が十分に確保できずに消滅する植物もあるだろう・・との事です。

身近なところでは、ウメやサクラの開花が全国的に早まり、紅葉が遅くなっていることが明らかになっています。2082年~2100年には、サクラの開花日が全国平均で現在より2週間ほど早まると予測されています・・。
そうならないためにも、私のように少々の暑さではエアコンを入れずに、窓を開けて扇風機で頑張るとか(私はもともと冷房が苦手なだけなのですが・・)、できるだけ車に乗らずに(ガソリン代も高いし・・)、徒歩や電車で移動するとかして・・、温暖化防止に貢献しないといけませんよね。(なかなか出来ないですけど・・・。)

夏すみれの話に戻りますが、次々と花をさかせる筈なのに、わが家のトレニアは一つしか花が咲いていませんけどね。
大丈夫かな・・、おふくろの植えたバイオレッドムーンは・・・?


2008年7月13日 更新

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先日、一つしか花が咲いていませんと言っていましたが、今日見てみるとたくさんの花が咲いていました・・・。ここ2~3日いい天気だったからか・・どうかは分かりませんが、やはり花付きがよく次々と花を咲かせるようですね・・。








コメント
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