滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

2008 F1 第10戦ドイツGP

2008年07月21日 | F1
2008


昨日も今日も・・とても暑いです。世間は連休だというのに私はずっと仕事をしています・・。と言ってもF1ドイツGPは、予選も決勝もしっかり観ましたからね・・・。

F1第10戦ドイツGPは、ホッケンハイムリンクで昨日決勝レースが行われました。今回のドイツGPで驚かされたのは、なんと言ってもネルソン・ピケJr(ルノー)が2位で表彰台に上がったことです・・。[ピケJrには悪いですが、誰も予想していなかった結果で、レースが終わる直前まで本当に・・?と思っていたのは私だけではない筈です。]
ドライバーの中でも、ピケJrだけが1ピット作戦という奇策をとったうえに、セーフティカー導入による混乱をうまく利用できたというラッキーな面による2位であって、本当の速さで獲得したものではありませんが、一時はルノーのシートを失うのでは・・と言われていたピケJrにとっては、うれしいデビューイヤーでの初表彰台となったことでしょう・・。

レースは、ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)の異次元の速さだけが際立った結果となりました。ポールポジションからスタートしたハミルトンは、ロケットスタートを決めて2位のマッサ(フェラーリ)以下に対してリードを広げていきます。レースが大きく動いたのは36周目、最終コーナーでティモ・グロック(トヨタ)のマシン右リアアーム部分がいきなり折れて、メインストレートのウォールにぶつかって激しくクラッシュ・・!、セーフティカーが導入されてハミルトンのリードが一気に消滅します・・。

38周目にピットレーンがオープンとなり、多くのマシンがピットに向かう中、トップのハミルトンはピットに入らず走行を続けます。誰もが作戦ミスか・・?と思いながら41周目にレースが再開されます・・。再開後ハミルトンはピットに入らなかった分ハイスピードでリードを再構築して、51周目ついにピットイン、コバライネンの後ろでコースに復帰するも、マッサ、ピケJrに前に出られてしまっていました。これでハミルトンの優勝はなくなったかな・・と思いきや、52周目チームメイトのコバライネンに先行させてもらうと、その後は異次元の走りで(ソフトタイヤだったので、最後までハイペースが保てるかなと心配しましたが・・。)、57周目にマッサを一気にオーバーテイクし(マッサも喰らい付こうとしましたが、勢いがちがいました・・。)、60周目にはピケJrを難なくパスしてトップに戻ると、そのままぶっちぎりでゴールし前戦に続き2連勝、今季4勝目を飾りました。

今シーズンも後半戦に入り、これでポイントリーダーのハミルトンにさらに勢いがついた訳ですが、総合力からすればフェラーリが有利だと思うので、ハミルトンがリードして後半戦が進んでいく展開のほうがチャンピオンシップ争いは面白くなるでしょうね・・。
画像は、今季4勝目を飾ったルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)です。

次回、F1サーカスの舞台はハンガリーへと向かいます・・・。




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